日々雑談~1030~

 何処まで出そうか悩んだものの、結局のところキリも悪いので、もう少しオーバー・ペネトレーションズを続けさせて頂きます。書き溜め分は、まだまだあるんで、どんな状況になっても更新に使えるのがウリ。

 バットマン・アンド・サン読了。
 バットマンの息子、ダミアン・アル・グールを軸とした、男としてのブルース・ウェイン、父親としてのバットマンを描いた作品。こう書くと、すげえ感動の父子ドラマに見えるものの、実際ダミアンは悪即斬の考えを母親に叩きこまれたクソガキですし、ブルースは所詮仮初で、バットマンは子育てなんて言葉とは縁遠い恐怖の象徴。感動の父子ドラマに、タダで転ぶわけがねえ。当たり前のように周りで飛び交う、人死にや重傷者!
 恐怖や狂気を絡ませ、ねっとりとした世界観を作るのが得意な、グラント・モリソンによるバットマンシリーズの序章。いかんせん、爽!ではなく酷!な作風なので、人は選びます。とりあえず読んでみれば、いいんじゃないかしら。自分の好みに合致するようでしたら、来月から定期刊行されるシリーズにもついていけますし。
 それにしても、家族を上手く維持できないバットマンや家族なんて持てないロールシャッハや、家族がいなくなったことで全てが始まったパニッシャーといい、ダークヒーローにとって家族というものは鬼門だぜ……。
 ああいう思考でも、それなりに家族や家庭を維持できる衛宮の切嗣さんは、やっぱコイツらとは違うんじゃないかな。