仮面ライダーOOO(オーズ) 6話 感想
アンク「くそっ! 鴻上の野郎に完全に出しぬかれた! 完敗だ!」
映司(アンクって、グリードで一番狡猾なんだよな。でも、ずるがしこいけど、そこまで非道じゃない。いくら昔の人でも、そんなに騙し通せたと思えない)
アンク「しかも手付金だと!? 100枚も……」
映司(じゃあひょっとして、アンクがいままで騙してきた相手って、仲間のグリード? でも、あのカザリやメズールってグリードは、それなりに賢そうだったし。もしかして、ずっと騙され続けて来たグリードがいるのかな)
ウヴァ「ヘックシ!」
ガメル「ウヴァ、かぜ?」
ウヴァを騙してもウヴァwで済むけど、ガメルを騙したら、アンクすげえ悪い人だよな。
60%。公正な50%とは違い、10%の偏りがあるがある60%。まさに絶妙な数字。10%を引き出し、なおかつ自分達の弱点を隠し通した時点で鴻上会長の完勝だろ。
そもそも、オーズいないと、鴻上ファウンデーションの戦力じゃグリードに勝てないし。いくらガジェットを作っても、それを使いこなせる人材がいない。この弱みを最後まで隠し通したのは、素晴らしい。結局のとこ、オーズも鴻上も運命共同体なワケで。
10%の差は、今後広がるのか縮まるのか。
ガタキリバ! 一色そろっただけあって、地味だけど力は強大。あの無数の分身は、カマキリの卵が元ネタだろうか。意味のわからん人は、カマキリの卵を棒でつっついてみるがよろし。小さなガタキリバがうじゃうじゃ湧いてくるから。
やっぱ、作中の方針としては、欲を否定するのではなく、欲を肯定する形になりそう。飼い慣らせば、これほど有益な感情もない。ホント難しい言葉だ。酸いも甘いも噛み分けた風情がある、火野映司。下手すると、歴代最大の包容力を持つヒビキさんにも勝てるんじゃなかろうか。
それにしたって、タトバってなんなんだろうな。色々出来るけど、今のところ、これぞコンボ!って能力出してないし……。色は綺麗だけどな!
話が少しズレまして。Wも凄かったけど、やはりオーズも玩具の売れ行きは良さそう。メダルが売り切れているのは何度も見たし、オーズ関連の玩具はお一人様一個までの張り紙も見た。W以降、ライダーの人気は一枚上がった気がする。良い事だ。
無理やり妙な玩具を造らなくても、作品のクオリティを上げれば、売上は伸びる。これを実証しただけで、Wとオーズには多大な価値があるわな。