仮面ライダーOOO(オーズ) 3話 感想
映司「成り行きで仮面ライダーになったのはいいものの、分からないことが多すぎる」
アンク「フン。あまり無知でも扱い難いか。オレが少しばかり情報を」
慎太郎「情報が欲しいのか? なら、メダルと引換で教えてやろう」
アンク「なっ!? 脇からシャシャリ出てきやがって。しかもメダルと交換だと!? おい映司! 騙されるなよ」
慎太郎「今なら情報と一緒に、十二回月ごと支給のパンツ12枚セットが付いてくるぞ」
映司「全部渡します。むしろ、パンツだけ下さい」
アンク「馬鹿野郎ー!」
アンクはオーズを直接利用してメダルを集めようとしていて、鴻上ファウンデーションは、アイテムをリースしてメダルを稼ぐ。どちらがスマートかと聞かれれば、鴻上でしょ。ああいうアイテムを戦いの度に渡されたら、なんとなく使っちゃうよなあ。
アンク含め、グリードのやり方はシンプルでアナログなので、違和感を感じさせずメダルを回収する鴻上のやり方はスマートに見える。人間も進化したって言ってたけど、進化の結果が悪く言うなら狡猾さか……。
それにしても、装備が全てレンタルでリースな仮面ライダーって。後半のパワーアップアイテムで、今までの稼ぎを無にするくらいの高額料金を請求されるのだろうか。
め、珍しいな。ネコ系怪人で鈍重って。ネコ系怪人はどちらかというとスマートで敏速なデザインにされるのに、ネコヤミーはかなりのハート様。でぶねこ自体は結構色々なところで使われているけど、どうも牧歌的だからな。怪人って感じは、普通あんましない。
どうも、最近のライダーキックは最初素直にいかんなあ。ただやはり、ホログラフィが連なって、そこを突き抜けての攻撃というのはカッコいい。元祖はブレイドキングフォームでいいのか?
斬撃のオーズバッシュに蹴りのタトバキック、あとはパンチ系ぐらいかなあ。いやホント、個人的にはそろそろ投げ技が出て欲しいんですけど。平成ライダー、キン肉ドライバーのベルデぐらいしか投げ技使いがいねえ……。他に投げ技使う平成ライダーいたっけか?
自分が死んで、自分のパソコンを思うがままに使われる。なんて恐ろしいんだ! まだ泉刑事、死んでないけどさ。
相棒は狡猾な人外で、ヒロインは怪力。なら主人公は? 一番今、語られていないのは主人公の映司なのかもしれない。彼、意外とシンプルに人物を語るのが難しい。まさかパンツの三文字で済ませるわけにもいかんだろうし。そう考えると、ハーフボイルドって本人そのものの言葉がある翔太郎は、ライダーどころか創作見渡しても優秀な主人公だったんだなあ。
ちなみに鴻上会長はハッピーバースデーの9文字で。これから毎回、あの人はバースデーケーキを作るのだろうか。