日々雑談~5917~

 マーベルライバルズが飛行ユニットのウルトロン参戦&飛行ユニットのアイアンマンとのチームアップ有りで、突如飛行ユニット春の時代に。ジェフとのシャーク◯ードが実装されたストームも相変わらず強いので、飛行ユニット三人衆状態もそれなりに見る構成に。この三人が猛威を振るう中、一人だけえらくナーフされた、ヒューマン・トーチのことはさておき。南極でもパンイチで活動できるヒューマン・トーチが、一人だけ冬の時代で凍りついとる。

 飛行ユニットが場によく出るようになった結果、とにかく割りを食うようになったのが、機動力不足かつ遠距離手段に欠けるタンク役ことヴァンガード。その結果、チームで誰もヴァンガードを選ばないみたいな大惨事があちこちでおこっているものの……そもそも、ヴァンガードが飛行ユニットに不利というイメージが、無駄にデカくなっているようにも思えるのですよ。

 例えば、遠距離手段持ちかつ飛行ユニットの攻撃の大半をバリアで防げるマグニートーや、マントによる浮遊とアプデでちょっと射程が長くなったドクター・ストレンジや、ウェブによる拘束と肩のキャノンの攻撃で牽制できるペニー・パーカーは、飛行ユニットの牽制や撃破も狙える対空手段がある側。ハルクやソーはちょっとした遠距離攻撃を持ちつつハイジャンプやムジョルニアによる突撃で直接飛行ユニットを叩き落とせると、一発狙いできる性能はある。キャプテン・アメリカやヴェノムは対空手段が微妙なものの、機動力で飛行ユニットをかきまわせる。明確に不利なのは、自慢の木の壁が目隠しぐらいにしかならないグルートや、中距離以上が難しく機動力もないエマ・フロスト、攻撃手段が突進とパンチしかないシングぐらいじゃないですかね。ただこの三人、腕を伸ばしたり、ビームを出したり、踏み込んでの右ストレートが、思ったよりリーチが長くて、逆にどうせ届かんやろでナメてかかってくる飛行ユニットを落とすというね。それはそれで気持ちええんですが。

 ただまあ、そもそもヴァンガードはタンクであり拠点防衛役なので、飛行ユニットをどうにかする役はアタッカーのファイターなんですよね。パニッシャーやホークアイの対空性能に関しては「溶ける」「一撃必殺」の一言ですし。飛行ユニットには飛行ユニットで当たるという手もあるし、ヴァンガードの対飛行ユニットは、前線でヘイトをかって、ファイターの攻撃を通しやすくすることでしょう。

 正直、飛行ユニットが場に増えて一番困ってるのは、スクイレルガールやムーンナイトみたいな対空性能はイマイチな射撃系ファイターじゃないかな。対空ができる射撃系と比べた場合、どうしたって優先順位は落ちるし、ヴァンガードみたいな別の仕事もしにくいしねえ。