日々雑談~5787~

 ここ最近の更新状況を見ればわかってしまうように、今月2月は本当にバタバタしておりました。
 月末の今になっても、2月もう終わるの? マジで? って感じで。
 来月はもうちょっと時の重みを感じたいとこです。

 固定ツイート用に改めて。プロフィールの固定ツイートがご無沙汰かつ、久々に表に名前が出る仕事と、やるなら今しかないなーと。いろいろコソコソやってはいるのですが、形にするのはどうしても時間がかかってねえ。かけても最終的にどうにもならないのに比べたら、形になるだけマシなんだけど、HAHAHA! 笑い事じゃねえよ、全創作者が悩んでる問題だよ。

 11巻と12巻の年代は、だいたい1830~1890年。第一次世界大戦前のふつふつと世界が煮え滾っていた時代、限界を迎えようとしている帝国に、新たな一歩を踏み出した国家。世界地図が広がっていき、色が変わっていく時代でもあります。

 改めて色々と調べ直し、この人は凄いなと評価がぐんと上がったのは李鴻章。軍事、外交、内政と、日本で言うなら中核クラスの維新志士数人分の働きぶりなんじゃないかという。本編には組み込めませんでしたが、日清戦争の講和条約の際、暴漢の狙撃により顔面に重傷を負ってもたじろがず交渉を進めた姿は、太平天国と戦い続けてきた軍人としてのタフさと、この一件を使い交渉を有利に進めようとする外交官としての強かさ。数々の経歴があってこその真骨頂だったなと。

 なお、この人は本当になんなんだ……となったのはエイブラハム・リンカン(リンカーン)。順風満帆の天才型ではないものの、南北戦争という国が割れたほどの大事件を筆頭に次々吹き上がってきた諸問題に対し、縦横無尽の辣腕で軟着陸をやり遂げてみせたのは天才にも届かぬ偉業というか。凄いとかじゃなくて、わけわからんぐらいにとんでもない人だったと言うのを、再認識しました。