名探偵ピカチュウ、敵も味方も真実も二転三転する物語を超常的な力を持つポケモンで補強することで、話をエキサイティングかつわかりやすくすると、全年齢版ミステリーとしてすげえ優秀よね。

— 藤井三打 (@nikuzousui) 2020年5月22日

　名探偵ピカチュウ面白かったな！　久々にポケモンシールドを起動！　ワイルドエリア巡回！　久々に酒でも飲むか、ワハハ！
　そんなこんなで、気がついたら朝だったわけですが。いろいろ疲れてたんかなあ……それとも、うっかりチューハイと日本酒のちゃんぽんをしてしまったのがあかんかったのか。アルコール度数が高い酒が爆弾なら、ちゃんぽんはじわじわ攻めてくるから。
　ゲットした記憶はないけど、かたやぶりのドリュウズがいたから、収穫はあったんだろう。だいたい、久方ぶりのポケモンだから、どういうパーティーを作ろうとしていたのかの記憶も無くてなあ。なにかこう、変わった色に染める意志はあったと思うんだが……。

　ポケモンは超常的な存在であり、ポケモンの居る世界の科学もまた超常的。ならば人知を超えた毒ガスや３Ｄビジョンもありえないアイテムではない。ポケモンの居る世界から始まり、どんどん膨らませていった結果、不思議アイテムや観客に情報を伝えるためのアイテムも良しとする。詰め込み気味な内容に流される、わかりやすさの潤滑油。もうちょっと長ければ上手くまとまった気もしますが、上映時間のコンパクト化も大事である以上、これでよかったんだろう。子供も大人も飽きさせない全年齢向けミステリーってなかなかないですぜ？

名探偵ピカチュウの巨大バルーンで毒ガスをばらまく作戦、ジョーカー（ジャック・ニコルソン）の発想でブルース・ウェインみたいな金持ちが計画した結果、ジョーカーのより成果あったよね。

— 藤井三打 (@nikuzousui) 2020年5月22日

　ターミネーターにエイリアンと、過去映画のそれっぽいパロディを積極的に導入している作風を見るに、この作戦自体がティム・バートン版バットマンのパロディだったのかもね。やっぱどんな作戦も、金があるに越したことはないな。どれだけ手を広げ、どれだけ数を用意するか。相手方の手が回らなくなった瞬間が、最後ってやつよ。