日々雑談~1647~

ほほう。最近のカーナビのポータブルタイプは、自転車や徒歩でも使えるのか。もしカーナビを新車に取り付けるとしたら、やはり……ゴリラだな! こう魂に、ビビッと響く名前よね。

 

よく考えると、ミラクル・トーもピグやチルディに負けない面白シーン多めなキャラだったな……。やっぱミラクルさんのエロやルートは一つの世界として完結、イカマンデビルやアミトスさんにルート乗っ取られてないのが評価高めの遠因かなあ。コイツはこれでいいやの極地に達している感じで。
さて、ランス9人気投票。いい加減誰に入れるか決めなければ。

 

最近、閉鎖空間で死のゲームを強いられるデスゲーム系の漫画、増えたなあ。漫画雑誌の2~3冊に1冊ぐらいの割合で、一本そういう系の漫画が入っているような気がする。一時期は、ゾンビ漫画辺りがそんな感じで。
多数あるといえども、どれもプロが作っている物、それぞれ環境や絶望感やツールで個性を出している感じ。数が多い分淘汰は行われるでしょうが、その結果、抜きん出たものは幾つも生まれ出てくるだろうなと。続発期に出て、ずっと続いているのは、キラリと光るものが必ずある作品ですよ。
しかしデスゲーム系が始まった呼び水はなんだろう。ブーム開始の数カ月前ぐらいに、映画やドラマや同じ漫画の大ヒットみたいなのが普通あるんだけど。なんかあったっけかなあ……?

ランス9人気投票についてダベってみる

ふじい(以下F)「世の中の流れに乗ることは、大切だ」

サイレン(以下S)「ああ」

F「例え普段だと伝わりにくい情報でも、タイミングが合致すれば思わぬ速度で広まる。そしてまた次の機会に、以前広めた情報を知っている人が更に広め、専門的な知識もやがて使いやすい小ネタや一般的な知識に。農業における作物と一緒で、正しいタイミングで種まきすれば、いい感じで実をつけるからな」

S「短くまとめると?」

F「知識なんて、ぶっ放せる時にぶっ放しゃあいいのよ。そして上手くぶっ放した分は、そのうち自分に帰ってくる」

S「ホント、荒く短く纏めるなあ。では今日は当然、世間のタイミングに沿った話で?」

F「おう! 当然、このネタをやるしかあるまい! ランス9発売から約一ヶ月、ランス9人気投票開催! ヒロイン部門、その他女子部門、無法者男性部門、男子その他部門のそれぞれに一票投じることで各部門の一位を」

S「ちょっと待て!」

F「え? お前、ランスシリーズ好きだろ? お前から鬼畜王を紹介されたのが、俺のランスデビューよ?」

S「大好きよ!? 次の10発売の時は、公式バナーをこのサイトに貼ろうと思うくらいに!」

F「じゃあいいじゃん」

S「タイミングに合わせて、ディズニー主導で映画決定! 予告編公開!なマーベルにおけるジャパニーズヒーローチーム、ビッグヒーロー6(Big Hero 6)の紹介とかじゃないの!?」

F「だってお前、人気投票29日の10:00までよ。タイミングどころか、タイムリミット近しよ?」

S「あ! 本当だ、投票しなきゃ! じゃなくて、よ!?」

F「ビッグヒーロー6もどちらかというとウチが好む非主流派チームだけど、今回映画の注目度が高いおかげで色々な方が手持ちの情報ぶっ放してくれてるからなあ……。なので焦らず、たまにゃあ何時もと毛色が違う好きなことをやろうかなーって」

S「確かにウチはなんでもありだし、元よりエロゲー発なTYPE-MOONサークルだし、ぶっちゃけアメコミとの付き合いよりエロゲーとの付き合いのほうが長いけどさ……」

F「だからたまにはいいんじゃないか。各部門の予想や傾向を、好き勝手語ってみようぜ。今回だけは、全力で趣味に走らせてもらうぞ」

注:以下ランス9やランスシリーズのネタバレです。てーか、知らんと何言ってるかさっぱりだと思います。

more

日々雑談~1646~

 X-MEN:ファースト・ジェネレーションが地上波でやっていたので、久々に鑑賞。ウルヴァリンやサイクロップスにストームといったメインメンバーが使えない状況で、人気キャラや新進気鋭のキャラを程よく混ぜて食い足りなさのないメンバーを招集。映画X-MENの後付な基点という無茶な仕事を、きっちり上等にやり遂げてみせた、良い映画です。教授の半身不随やマグニートーとの決裂といったお題をこなしつつ、するっと飲み込めるような柔軟な映画に。いやー、いい仕事だ。
 それにしても、アザゼルさんは人気あるな……(TwitterのRT数を見つつ
 設定的には古代デーモン族ながら、初出は2003年と比較的新し目なキャラ。このキャリアのキャラにしては、存在感とんでもないな。

>不人気? なんでや、ラフェスタさんいいクルマやん(震え声)

 ミニバンとしての長所にマツダの色を濃く残す走行性能の両立と、いい車ですけどね、ラフェスタ。というか、ここしばらく新車情報を見ていた感想としては、基本性能が底上げされた結果、現状平均以下の車はないんじゃないかなと。車好きならともかくとして、一般の人が求める水準はどれも達している感じ。快適性を求めてスズキのジムニーを買うみたいな、ちぐはぐなことをせん限りは大丈夫じゃないですかね。
 それはそれとして、オフロードなら日本最強の軽自動車であるジムニーもちょっと欲しかったんですけどね。三人の宇宙刑事に立花藤兵衛、ジムニーはヒーローやそれを支援する者の愛車でもあり。

Deadpool Annual#2紹介+おまけ

 現在の展開にあまりこだわらず、そのキャラの中短編を書く。アメコミにおける特別編とも言えるアニュアル(Annual)誌。そして先日配信されたDeadpool Annual #2が色々と興味深い内容だったのでちと触れてみます。まずは表紙、そしてあらすじをば。

デッドプール アニュアル 2

「一人にしてくれ! 頼むからさ……」

人間不信なスパイディ

 何時も以上につれないどころか人間不信に陥っているスパイダーマンに困惑する、自称アメイジング・フレンズのデッドプール。最近、人助けをする度に、助けた筈の相手に攻撃される。もう誰が本当に助けを求める人で、誰が罠なのかわからない。焦燥し逃げ出したスパイダーマンに追いついたデッドプールが見たのは、無害そうな中年女性の首を締め上げるスパイダーマンだった。流石にそりゃねえよとデッドプールは止めるが、拘束を解かれるや否や中年女性はスパイダーマンに注射を刺す。彼女の正体はスパイダーマンの宿敵の一人カメレオン、変幻自在の変装術により、こうしてスパイダーマンを人間不信へと追い詰めたのだ。
 デッドプールは即座にカメレオンを殺しにかかるが、薬品を注射され意識朦朧なスパイダーマンが何とか止める。こんな陰湿な策略に追い詰められても、スパイダーマンの辞書に殺しは無かったのだ。
 意識を失ったスパイダーマンを前に、責任と親愛に満ち満ちたデッドプールは考える。
「二人はアメイジングフレンズ! 考えろ、ウィルソン、考えろ……そうだ!」
 おもむろにスパイダーマンのタイツとマスクを脱がしたデッドプールは、スパイダーマンと自分のマスクとタイツを着せ替えてしまった。

デッドプール「見てないよ! 顔は見てないよ!」
 
 スパイダーマンになりすました自分が囮になって、殺せないスパイダーマンの代わりにカメレオンを殺す。完璧すぎる作戦を胸に、新たなスパイダーマンはNYの街中に跳び出す!

スパイダーマン(偽「スパイディ、意外と人気ないな」

 きらりと光る怒りの目、駆けろ! スパイダーマン(偽)

 というわけで、今回のアニュアルは、デッドプール&スパイダーマンに焦点を合わせまくった短編です。ついこの間までスパイダーマン(ピーター・パーカー)はちょっとした転校生状態で精神がドクター・オクトパスと入れ替わっていたので、まっとうなスパイダーマンとのコンビは久々ですね。なお、中身がオクトパスなスパイダーマン&デッドプールも、数カ月前にありました。
 そんなこんなで、スパイダーマンの代わりをデッドプールが務めるという「あれ? ヤバくねコレ?」な展開ですが、実際見てみると、破天荒な所はあるものの、スパイダーマンであろう!と頑張ってます。
「えーと、捕まえた強盗は、ウェブでグルグル巻きにして街灯に……まあ、これでいいよね!」

スパイダーマン(偽「だいたい合ってる」

 そして、ヘビを操るヴィランが出てきたら「動物がテーマのヴィラン! 昔のスパイダーマンだ!」と目を輝かせる。

スパイダーマン(偽「これだよ!コレ!」
 
 今回のデッドプールは、実にファンです。スパイダーマンならこうするよね! スパイダーマンになった以上拳銃はおいそれと使えないぞ! ファン目線で、スパイダーマンを名乗ることに責任を感じ、はしゃぐ姿は純粋そのもの。デッドプールの破天荒の裏にある、少年の如き純な気持ちが、憧れのスパイダーマンと絡むことにより全力全開です。

 デッドプール&スパイダーマンは、pixivのデッドプール関連イラストを見る限り、日本でも人気な女性向けカップリングです。でもまあ、そういう要素を差っ引いても、このコンビ結構自分も好きなんですよね。
 スパイダーマン誌にデッドプールが出る時は、キャラの紹介やゲスト出演という事情を含めて結構ないつも通りなんですが、デッドプール誌にスパイダーマンが出る時は、憧れのヒーローを前にしての健気さがそこかしこに。
 デッドプールのパートナーといえば、まずケーブルが居るのですが、この二人との関係は愛情友情善意悪意都合と、様々な物が入り混じった結果、酒のんだ次の日に殺しあうような物。類似例はタスクマスターとかウルヴァリンとか。

「誰か! サイクロップスかジーンを!」

 対してスパイダーマンとの関係は基本憧れや尊敬があるので、デッドプールなりに敬意を払っている都合上、余程スパイダーマンが本気殺る気で無い限り、殺し合いにゃあなりそうもない関係。こっちの類似例は、永遠のヒーローことキャプテン・アメリカ辺りかと。
 デッドプール&ケーブルもデッドプール&スパイダーマンも、それぞれに魅力があります。正直な所、どっちも好きです。ケブデプコンビの悪友ぶりも、デプスパコンビの微笑ましさも、なんとも好ましい物かと。ボブ? デッドプール&ボブはほら、ボブとしか言えん物やし……。

ボブ(溺死寸前

 しかしデッドプールとスパイダーマンのやりとりが見れる邦訳がデッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバースしかないのは、少しだけ歯がゆく。キルズはちょっと絡みとかそういうの期待して読む感じのアレではないですし。特別仕様ではない本来のデッドプールが誰かとガッチリと組む、チームアップ的な物を日本語で読んでみたいものです。

絆は(多分)永遠に

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その8~

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第8話!
 遂に、遂にのアベンジャーズ・アッセンブル! 例え制限時間があろうとも、結集したアベンジャーズからみれば「5分で十分!」。来週は、今までの苦戦を精算するような大反撃が展開されると思います。次回予告見てると、約一名大変なことになりそうですが、それはそれとして。
 しかし、属性分けのアイディアが浮かばなかったら、ディスクにピム粒子が使われていたかも知れなかったのか。確かに物を縮小させる粒子は、ディスクに応用できそうだけど。ひょっとして、未だに姿を見せないピム博士がピム粒子を使った新型ディスクを持ってきて、余計な大騒動になるフラグが立ったんじゃ……。公式的なハンク・ピムの扱い的に、マジこうなりそうで怖いんですが!?
 そして、トニー・スタークを蝕んでいた現状への責任感。飄々と見えがちなトニーですが、内実は豪胆どころかむしろ繊細。責任を誰よりも感じ、重責を背負おうとする。社会的地位がなまじある分、多数を背負い込むこととなり、その重さは天井知らずに。これら重責により浮き出る弱さや過ちが、一見完璧超人に見えるトニー・スタークの人としての魅力でもあり。そしてその責任感を、真正面から受け止め分かり合えるアキラ。うん、この二人もいいコンビだ。
 今日の紹介は、Marvel最高にして最低の殺人機械です。来週はおそらく、多数ヴィランが捕まっての一区切りになりそうだから、紹介じゃなくて考察的なまとめになるかもしれません。

モードック

モードック

 ナチスの流れを汲む、秘密結社ヒドラ。このヒドラの科学部門が独立分離した結果出来たのが、革新的テクノロジーの開発悪用に務めるもう一つの秘密結社AIMである。

AIM

 ヒドラと分かち黄色いコスチュームに身を包んだ彼らは、既にヒドラとは完全別組織。それどころか、敵対している。邦訳された作品では、デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウスに両組織共に登場。ヘッドプール(ゾンビ化したデッドプールの頭部)を巡り、激しい闘いを繰り広げている。組織の特色としては、元が科学部門だけあって、科学者や技術者を尊重し、他の組織よりも一回り優れた科学を使いこなす風土を持っている。
 そんなAIMがある時“世界を創る立方体”コズミックキューブに注目。強大な力を持つキューブ分析には、現存のCPUを越えた有機的CPUが必要だと結論づけたAIMは、技術力を結集し組織のエージェント、ジョージ・タールトンを大改造。殺人専用にデザインされた知的生命体、モードック(MODOK)の誕生である。
 超能力サイオニックパワーに既存のCPUを超える頭脳、モードックはAIM首脳陣が望んだ通りの完成度だったが、そこには大きな誤算があった。モードックは、単なるCPUや兵器として扱われる器ではなかったのだ。モードックは瞬く間にAIMを掌握。以後、AIM首領としてキャプテン・アメリカやアベンジャーズの前に、何度も立ちはだかった。
 MARVELVSCAPCOM3、マブカプ3でまさかの参戦キャラになったため、日本での知名度もそれなりにある。おそらく、歴代マブカプ参戦キャラの中でも、上位に入るサプライズキャラ。知名度や人気以前に、この頭でっかちの極地のような体型のキャラが格闘にゲーム参戦する光景は中々に思いつけないものだっただろう。

モードック(マブカプ3)

 能力は前述の超能力と高度な知性。AIMの全てを結集して作りだしただけはあって、モードックの知性はドクター・ドゥームやリーダー(ハルクの宿敵)といった超天才と肩を並べられる域にまで達している。更に、様々な兵器を装備したホバーチェアーに搭乗することで危険性はさらに上がっている。頭が肥大化しているモードックは自力歩行が不可能なので、もはやホバーチェアーとモードックは不可分な存在だったり。チェアの中には、下記のような身体が収めされている。

モードック(クロスアウト)

 余談ではあるが、この時、フライングチェアを強奪したのはデッドプール。強奪の際両足を骨折した親友のボブと共に、動物病院に放置。後にボブはNYでのデッドプールVS西洋妖怪の大戦にチェア搭乗で参加。モードックのフライングチェアの破壊力は、西洋妖怪にも通ずる物だった。椅子の危険性が分かる一幕である。

ボブINモードックチェア

 ディスクウォーズでは、元SHIELD科学開発チームであるティム・ギリアムのメイン所有ヴィランとして登場。テック属性の代表格となっている。作中登場したヴィランの中で、最も大きな組織の首領なわけだが……彼の居ないAIMはどうなっているのだろうか。AIMは登場しないのか、それとも後に。組織と合わせ、今後の動きに要注意なヴィランだ。

アベンジャーズ(まちがい)