日々雑談~534~

 評判もいいし、感想もあってやりがいがあるので、デッドプールチームアップの連載開始。読み切りで作品の評価を確認してから連載を。どこのジャンプのやり方だ。連載開始宣言みたいな幕間を書いて、次から本番。

 実は今回、一回書き上げたあと、こりゃマズいとなって、書き直ししてるんですよ。本当は、もっと長いお話でした。
 カットした箇所? えーとそうだなあ、こんな感じ。違いますよ! 流石に全裸じゃねーですよ! それ以外の場所や警官隊に取り囲まれる辺りは全部一緒だけど! 
 いやー、勢いで書いた後冷静になって、流石にマズいなと。なので大幅にカット。やんどころなさすぎる。VS機動隊の辺りもバッサリ切っちゃったけど、しかたあるめえ。

 当面は、W感想と並行しながら、ちくちくと書いていきます。流石にディケイプールの出番は、今回で終わりですよ?

追記
 スゲエ! 一番分かりにくいかなってパロディの元ネタが、速攻でバレた! ウチの閲覧者、レベル高すぎるだろ!

デッドプール チームアップ! 幕間

 トニー・スタークは鋼のスーツを身に纏い、空を飛んでいた。人は彼を、鋼鉄の男、アイアンマンと呼ぶ。
 アイアンマンは、ジェット飛行で厚い雲を切り裂き、この辺りに潜んでいるであろう、デッドプールを探していた。
「デッドプールは発見出来ない」
 地上と通信するアイアンマン。
「だが気をつけろ。ヤツは悪魔だ」
 地上班のキャプテン・アメリカがアイアンマンに忠告する。キャプテン・アメリカの傍らには、雷神ことマイティ・ソーがいる。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、アメリカ最大のヒーローチームことアベンジャーズの中でも、BIG3と呼ばれる偉大な三人。そんな三人が、必死でMAD1のデッドプールを探していた。
 飛行するアイアンマンを追尾する、謎のフォログラムカード。カードは一枚ではなく複数。何枚ものカードが連なり、アイアンマンを追っている。カードに気づいたアイアンマンは速度を上げるものの、カードはジェット以上の速さとスティンガー以上の正確さでアイアンマンを追尾する。
“ファイナルアタックライド ディディディ ディケイプール!” 
 カードを貫く光弾。光弾は、全てのカードを貫き、先を飛ぶアイアンマンをも貫いた。
「アイアンマーーーン!!」
 アイアンマンの爆発は地上からでも確認できた。キャップが友の名を絶叫する。燃え盛るアイアンマンは、隕石のように墜落。そのまま接地し、爆散した。
「ハハハ、まるでデアデビルの興行成績みたいだ。アイアンマン2がこうならなきゃいいが」
 アイアンマン墜落で出来たクレーターから現れるデッドプール。彼を探していたキャップもソーは、その姿を見て躊躇する。二人の記憶にあるデッドプールは、頭に妙なプレートを埋め込んでいなかった。ベルトももっと地味だった。
「アベンジャーズ、BIG3の時代は終わった! これからは、日米合作ヒーロー! 仮面ライダー・ディケイプール様の時代だぜ!」
 キャップとソーを一蹴して、デッドプール改めディケイプールは高らかに宣言した。

 グースカと寝ているデッドプール。
「オールデッドプール対マーベルユニバースだと!? ……むにゃむにゃ、なんだ夢か」
 よっこいせと起き上がるデッドプール。彼は道路脇のドブで寝ていた。酔っ払っていたのか、ケンカでもしたのか、なんとなくなのか。とにかく昨晩、ドブに落ちてハマって、そのまま寝てしまったらしい。
「どうも身体が痛い、ハリガネみたいだ。それに臭い、セントウというヤツに行ってみるか。そして、ここは何処なんだ」
 ペタペタと、立ち上がった際に支えにした電柱を触るものの、ここが何処か分からなかった。電柱に書いてある住所は、英語ではなく、漢字とひらがなで書かれていた。
「日本だな。間違いなく、日本だ。オレの国はアメリカなのに。でも、メキシコのチミチャンガも好きだし、イギリスのキャプテン・ブリテンは知り合いだ。ってことは、日本以外はみんなデッドプールの国なんだな。うん」
 勝手なことを言い、てくてくと歩き出すデッドプール。目的も予定もない彼が求める物は一つだけ。この国でビッグになってやるという、まるで中学生のようなアメリカンドリームだった。

 日本で有名なヒーローは、サンファイアーやシルバーサムライ。デッドプールは、こう聞いていた。しかしながら、よく調べてみれば、多少名の知れているシルバーサムライはともかく、サンファイアーにいたっては、誰も知っている人間がいなかった。デッドプール自ら、通行人100人にアンケートを取ったのだから間違いない。今デッドプールがいる日本では、彼らはマイナーヒーローなのだ。
 それどころか、この国の住人はBIG3でさえ知らない。アイアンマンがそれなりに知れていて、キャプテン・アメリカがその次、マイティ・ソーにいたっては、シルバーサムライ以下だった。現時点で一番有名なのは、スパイダーマンか。まあ、スパイディは、日本で巨大ロボを乗り回し暴れていたそうだし、有名なのは当然だ。
 そして肝心のデッドプールは、超マイナーだった。なにしろ、マスク装備タイツ装備武器装備のフル装備でアンケートを取っているのに、通行人は平気で知らないと言う。おかげで、アンケートの最後の方では、ショットガンを相手の額に突きつけ、「俺の名を言ってみろ!」と半ば脅迫になっていた。それでも相手は知りませんというのだから、デッドプールでさえ、あまりの自分の知名度の無さにヘコんだ。
 しかしそこはデッドプール、すぐに立ち直った。むしろ、ポジティブに希望を持って。現在のこの国の状況はサイコーだと思いついて。
 アメリカでいくら活躍しても、デッドプールは目立たない。何故なら、キャップやアイアンマンといった先駆者や有名人の行動がデッドプールの業績を隠してしまうからだ。それに、いくら事件を解決しても、スパイディやウルヴァリンならもっと上手くやっていたと言い、デッドプールを認めてくれない。
 しかし、この日本であれば、デッドプールの業績や活躍を邪魔する者は、誰もいない。むしろ今のうちに活躍しておけば、アイアンマンやキャップが後に来たとしても、「デッドプールに比べれば大したことはない」「そんなことはどうでもいいから、デッドプールの話でもしようぜ!」という事になるはず。立場は逆転だ。
 日本という国は、デッドプールにとってサイコーの国なのだ。

「キャップがいない! ソーがいない! アベンジャーズもいない! 日本サイコーーッ!」
 イヤッホゥ!と叫ぶデッドプール。意気揚々と歩く彼の先を、美しい朝日が照らしていた。

日々雑談~533~

 勢いでSS書いたものの、これはマズいかもしれん。なんか、管理者からストップがかかりそうな気がしてきた。た、多分大丈夫! でも一応、アップは確認してみてからな!

 現在、同人誌の在庫整理をやっています。簡単に言えば、サークルの棚卸。種類も増えたことだし、一度はちゃんと大掛かりにやっておかんと。
 いやー、本を見て誤字脱字を見つけた時の絶望感。あんだけチェックしたのに、あんだけチェックしたのに……。でもまあ、正直書いた本人も内容を忘れているので、改めて読むと楽しい。ハッハッハ、こんなネタ思いつく奴、絶対正気じゃねえよ(注・書いた本人です)
 いやーそれにしてもだ。つよきす&姉しょ&きみあるの“雨と港のごった煮”。まさか管理者も俺も、読んでて夢お嬢様の顔が浮かんでこないだなんて。ヒロイン! 彼女、きみあるの正ヒロイン! どうも記憶の中にモヤがかかっていて、顔が浮かんでこない。えーと、角とか生えてないよね? 
 型月で言うなら、桜やシエル先輩を忘れるぐらいの暴挙だ! ……変だな。十分ヒドイのに、あまり暴挙に聞こえない。
 そんなことはさて置いて、在庫整理せねば。一回全部出して、種類別に分けて冊数を確認して、また詰めなおして。先は長いのう。

日々雑談~532~

 ニュースです。またデッドプールが増えました。今度は、筋骨隆々なチャンピオンプールだそうです。今月だけで、デッドプールは3種類増えました。このペースで行けば、数年後には151種類を突破すると思われます。以上、デッドプールの繁殖予報でした。

 まあ、どうでもいい予報は置いておくとして。
 今、色々やってます。こっち用のSSも書いているので、近日中には何かアップできるかと。あとツイッターでも、ちょくちょくネタを呟いています。どうしても、日中や夕方はあっちの方が楽でねー……。
 まあ、だいたいしばらくは、このペースでやっていくと思います。夏は無理すると、すぐにオーバーヒートするんで。俺もパソコンも……orz やっぱ、夏は苦手だ。

日々雑談~531~

 タナバターはプレデター。やっぱいいなあ、シュワちゃんもプレデターも。こう言うのがあるから、TV東京はたまらない。
 そして、WEB拍手返信。なんとか全二回で収まった。

>平日夜に大笑いしました!

 ギャグ系のSS書いたのは久々だったので、笑っていただけて何よりです。いや、ホントに久々ですよ? インディアン、ウソツカナイ。

>オーズの000ってオーガの変身コード…

 言われてみれば……。オーガの、帝王!と言わんばかりのデザインは大好きです。皇帝ことキバのエンペラーフォームが華美なら、帝王オーガは重厚。あのローブがたまらない。

>今年もやるのか、スピンオフネットムービー…。公式、最高だ!

 ディケイドの時よりヒデえ。もちろん良い意味で。
 こういうのを公式にガンガンやられてしまうと、同人作家の出番がなくなるという、諸刃の剣。別にシリアス物書けばいい話なんですけどね。もしくは80(ry

>仮面ライダーオーズ、(脚本) 小林靖子 (監督) 田崎竜太 柴崎貴行ってところに期待大ですね。しかも(クリーチャーデザイン) 出渕裕 …!

 Wの好調さを継続できる、手堅いスタッフを集めたって感じですね。あらすじといい世界観といい、現時点で判明している情報だけで十分楽しめるレベル。いやー、楽しみだ。

>オーズって聞くとワンピースを思い出します

 ああいうデカくて強いキャラは、基本大好きです。それにしても、子孫をどうやって残したんだろう? 巨人族としても、規格外だったようだし。

>天野さんのアパートそばの銭湯にいけば入りにきた天野さんと出会えそうですね。

 それでいて、風呂じゃなくてシャワー使ってますと公言する天野さん。結局ガスが通っているのかいないのか、それは永遠の謎。とりあえず、ウニ入りのお寿司を近所にばらまけば、100%捕まえられると思います。

>持ち上げて落とす技?ブレーンバスターもありますね。

 てーか、プロレスの投げ技の大半は持ち上げて落とす技ですね。いかんせん派手なんで。基本のボディスラムでさえ、肩口まで持ち上げて落とす技。
 ちなみに会話の元ネタはスパロボWにおける会話です。あの時も比喩の例として、パワーボムとブレーンバスターが。やはり典型的な、持ち上げて落とす技なのかな。

>「絶望が俺のゴールだ…!」や「いや、振り切らせてください!」にも触れて欲しかった…。とりあえず、「絶望が翔太郎のゴールだ!」って感じにオチが付きましたね

 今回出遅れた上に、何処の感想でもオチに使っているのでいいかなーと思いまして。照井竜は何処へ行くのか。この時期なら、照井×翔太郎本も夏に間に合う筈。今週の、刃野×翔太郎がギリ最終ラインだったかな……。

>平成ライダーシリーズは昭和ライダーだけでなくメタルヒーローの魂も受け継いでますからね。レスキューポリスな照井もありでしょう。

「よし、俺はあのドーパントを倒す! 照井はトライアルで逃げ遅れた人を!」
 こんなやりとりを、一度でなく毎週やったら、照井さんレスキューポリスと言うより、サポート役の裏方だと思うんだ……。ウルトラマンの、街での戦いの後、それを修復する人みたいな。

>タスクマスターといえばアベンジャーズ・イニシアチブ時代の教官の時のエピソードが珠玉の出来だと思います、ヒーローになる学校を退学になった生徒にもう一人の教官と「ヒーローになった少年が二人を懲らしめた」という写真をプレゼントすると言うもの・・・粋な事しやがる

 もう一人の教官、鞭使いのコンストリクターでしたっけ? 教官二人が元ヴィランであることを、最大限に活かしたエピソードですよね。元っつーか、傭兵なんで、参加陣営は金次第って感じですけど。デッドプールにタスクマスターにケーブル。マーベルの傭兵は良いキャラが多いなあ……。