アカレッド(CV 古谷徹)を知ってるか?

アカレッド「スーパー戦隊 アカレッド参上!」
士「いや、本気で誰だアンタ。どっから出てきた」
アカレッド「フッ、そう困惑するな。私は君の先輩だぞ」
士「先輩? 悪い冗談はよせ、俺は仮面ライダーだ。戦隊ヒーローじゃないぞ」

アカレッド=全身真紅の謎の戦隊ヒーロー、アオブルーやグリーンミドのような仲間は居ないので悪しからず。スーパー戦隊住所録という、プライバシーもへったくれもないアイテムを持つ。歴代レッドの武器を召還&使用でき、歴代レッドへのフォームチェンジも可能。

アカレッド「どうだ?」
士「結構深刻なレベルで、アンタが元ネタの気がしてきた……」
アカレッド「そちらが10周年記念なら、私は30年記念のヒーローさ」

 戦隊ヒーローと仮面ライダーの違い。それは望んでなった者と望まないでなった者の差かな。
 両者多少の例外はあれども、戦隊ヒーローの多くは自らの意思でなった志願制、仮面ライダーは1号を代表する偶発性によるヒーロー化、戦隊ヒーローが明るい陽のヒーローなら仮面ライダーは凄惨な陰のヒーロー、お互い同じ人間を発祥をするからこその差異なのかね。
 というワケで仮面ライダーディケイド~シンケンジャーの世界~の感想。24話&25話、なんだかんだで随分話数を重ねたもんだぜ。何時もだったら、まだまだ中盤なんだよなあ……。

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(<::V::>)「オレァクサムヲムッコロス!」

士「やれやれ、これで盗人も廃業かと思ったら、どうやらまだまだ怪盗を続けるようだ」
ユウスケ「でもさ、きっと何かが変わるんじゃないかな。一応、後ろめたさに決着をつけたわけだし」
夏海「海東さんの旅はまだ終らないんですね。私たちの旅と一緒で」
士「そうだな。あいつの盗癖は、もしかしたら一生直らないかもな。世界を巡っての盗人稼業、また俺たちの前に近いうちに現れるだろ。そう、近いうちに……」

――海東大樹 仮面ライダーディエンド 彼の旅はこれからだ!

海東「いや、出番終わりっぽく纏められても。普通に来週以降も出るし、映画にも出るよ?」
士「……チッ」

 いやまあ、ポイントポイントは抑えてたけど、なんかスッキリしない仮面ライダーディケイド23話~ディケイドの世界 後編~の感想。要所要所を切り取ると良いシーンが多いけれども、繋げるとなんか違和感がある。だいたいそんな感じ。

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(0M0)「ミンナ、ギャレンノコトヲワスレチャダメダゾ」

士「くそ、今度は人が完全に支配された世界か」
夏海「ネガの世界は人が駆逐されている世界でした。これから先の世界は、みんな人にとっての絶望の世界なんでしょうか」
ユウスケ「くそ! なんて世界だ!」

海東「俺としては、前回の世界で思いっきり騙されたのに、この世界の不自然な親切を素直に信じられる事が不思議なんだけどね」

 過度な親切が行きかう世界? もし自然にそんな世界だとしても、俺ぁゴメンだね。だって、過度な親切を受けるって事は、同レベルの親切をこちらもしなきゃいけないんだぜ。親切を享受するだけですむ旅人目線だと理想の世界だけど、腰を落ち着けるには最悪の世界だぜ。
 偽りの笑顔が飛び交う仮面ライダーディケイド22話~ディエンドの世界編前編~感想。もしくは~ミッシングエースの世界編前編~の感想。しかし年月をこれだけ経たのにグレイブの笑顔は相変わらず全力で信用できねえ。

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ネガ電王「だから俺はぁぁぁぁッ!?」

ユウスケ「うわーーーー!?」
士「クソッ! ユウスケ! くそ、なんて強敵だッ」
夏海「そんな、このままじゃ……」
士「こうなったら仕方ない、夏みかん、お前の高校時代の話を話すんだ!」
夏海「え? ちょっと、なんでですか? 士クン、正気ですか」
士「正気も正気だ。夏みかんの青春の輝きは悪の怪人にとっては辛い物に違いない、お前の輝きで相手を浄化するんだ。さあ、頼んだぞ夏みかん。オレは必死で耳栓してるから!」
夏海「わ、わかりました。えーとじゃあ、TGクラブ解散後の話を……」

怪人「グゲェェェェ!? シギャー! グギャー!」
ドガーン!(大爆発)

夏海「え? 終わっちゃったんですか? まだ話はこれからだったのに」
士「よくやったぞ、夏みかん。怪人は心が耐え切れず、自壊の道を選んだ。オマエの黒れき……青春はもはやカタルシスウェーブばりの威力だな。見事な浄化能力だ。いやあ、立派立派」
夏海「なんか釈然としませんね……」

 キャラの劣化+唐突な展開+いい加減なパワーアップと井上俊樹全開のお話でした。もちろん悪い意味で。
 とりあえずね、あんま一人の脚本家を忌避したりするのは良くないし、前回の感想で触れまくったので、今回この後の感想ではなるたけ氏の名前を出さないようにします。
 でも名前を回避したとしても、今回はそれぐらいじゃフォローできねえくらいひっでぇ話だったよなー! というワケで、仮面ライダーディケイド~ネガの世界編後編~の感想。今までほぼ順調で、21話まで来て「ひっでぇ話」なんて表現を使う事になるとは思いもよらず。

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ネガタロス「……俺は!?」

矢車「輝ける過去と本人は思っているが、他人から見れば気恥ずかしすぎる漆黒の過去。ああ、滑稽だ。その滑稽さは俺達に通ずる物がある」
影山「ねえ兄貴、アレ、妹にしようよ」

草加「……ハッw」

浅倉「これ以上、それを得意顔で聞かせんな。イライラすんだよ!」

士「頼む鳴滝、お前の手駒の召還ライダーなら、こうやって上手く夏みかんの黒歴史をあしらえるだろ。召還してくれ……ないか、やはり」

 管理者が、士=ジャガーさん ユウスケ=ピヨ彦 夏海=ハマーで見るとしっくり来るって言ってたよ! 
 結構深刻なレベルで当てはまってしまう……死んだ魚のような目の主人公と冷めたツッコミの脇役は良いとして、あのレベルでうっとおしいヒロインはマズいだろ、常識的に。
 夏海の世界じゃなくて敏樹の世界、もといネガの世界のディケイド20話感想。さすが士のモデルだけあって、世界観の破壊には定評があるお人だ。

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