ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その3~

 スパイダーマンの、脇にいるとホントうざくて厄介なファイトスタイル(挨拶)
 序章完結! ディスク・ウォーズ第三話、何故ヒーローがディスク化するのか、何故ディスクが世界中に散らばるのか、何故少年たちはヒーローと共に戦うこととなったのか。全ての基点が出揃い、今後はディスク争奪戦へと以降。いやー、ロキさんの水が漏れる完璧緻密な戦略は、相変わらず大事のきっかけね!
 今回は、キングコブラから始まる蛇のお話です。

 サーペント・ソサエティ(サーペント・スクワッド)

集結! サーペント軍団!

 1話から登場し、3話でのメインキャラクターとなったキング・コブラ。蛇の如き軟体ボディを持つ彼であるが、蛇は一匹ではない。蛇は群れる物なのだ。会社として、部隊として。
 蛇の能力を持つヴィランを集めた、サーペント・スクワッド。超軟体スネークボディ!なコブラ(原作では、キングがつかず)は創設メンバーの一人。メンバーの入れ替えを続けてチームを維持していく内に、メンバーの一人、サイドワインダーがあることを思いつく。このチームは元来傭兵も多く、チームを傭兵団、会社化出来るのではないかと。依頼を纏めて受領、報酬から手数料や雑費をパーセンテージで引いた上で、所属メンバーに報酬付きの仕事を割りふる傭兵組織、サーペント・ソサエティの誕生である。
 所謂ヴィランの会社としてスタートしたソサエティだが、運営や経営が上手く行かず、何度も解散している。原因は、率直に言ってキャプテン・アメリカ。金になる仕事しか請け負わないソサエティだが、何度も組織を叩き潰してくれたキャップに関しては、例外として無料で襲いかかる。依頼がなくても、私怨で襲い掛かる。
 元々傭兵が多い組織だけあって、メンバーは流動的。しかし、コブラを筆頭に、
アナコンダ(四肢を蛇のように改造)
コットンマウス(蛇のように大開きとなる危険な顎)
ブッシュマスター(下半身が大蛇)
ブラックマンバ(敵を魅惑する)
 このように、外見や名前や能力に関して蛇を連想させる者が大半を占める。
 流動的なだけあって離脱も出戻りも多く、ダイヤモンド・バック、ブラックマンバ、アスプの女性三人は一時期B・A・D ・ガールズインクを結成し独立組織を。アナコンダはケーブルの招きにより、彼の傭兵組織シックス・パックに参加している。

BADガールズ(赤いのは違います)

 このメンバーも、ダイヤモンドバック(上記画像最下段、ピンクの衣装)以外は出戻っている。ダイヤモンドバックは、キャプテン・アメリカに好意を抱いた結果組織を裏切っているので、今はむしろソサエティの敵。事典におけるダイヤモンドバックのプロフィール欄に、敵:サーペント・ソサエティと載ってるぐらいに敵。元々、ダイヤモンド型の手裏剣を武器にと、あまり蛇っぽくは無かったので、運命だったのかもしれない。
 なんでわざわざ、キングコブラからここまで話を広げたかというと、公式玩具のバチ魂バットのブースターパック第一弾に、サーペント・ソサエティとしてキング・コブラ、コットンマウス、ダイヤモンドバック、デスアダーの四人が参戦している(ディスクリスト→ブースターパックで確認可)。全員レアリティはノーマルと最下級だが、この蛇祭りが開催された時点で、もはや何でもありの様相となってきたことは否めない。第二弾のこの枠は、レッキングクルー辺りだろうか。

解散 サーペント軍団!