日々雑談~5866~

「ドカベン」水島新司さん死去 1月10日肺炎で

 女子のプロ野球選手水原勇気や悪球打ちの岩鬼正美のような破天荒を思いつきつつ、現役プロ野球選手のアドバイスを元に水原勇気の実現性の高い運用方法を求めたり、無茶苦茶をする岩鬼を発端にドカベンの中でも最もルールの深い所に接触した盲点の1点をストーリーに組み込んでみせる、破天荒とロジカルの同居。この現実と非現実のバランスを取り、読者に納得させる水島先生の作風は、野球漫画を志す者だけでなく後の多くの創作者に学びを与えたのではないかと思っております。コマ割りの素晴らしさや、現実の野球史に与えた影響と、語ればキリがありません。

 水島新司先生のご冥福をお祈りします。

日々雑談~2404~

 このニュースを聞いた時、勝手に再来週だと勘違いしてて、管理者に「来週ですよ?」とツッコまれてビックリ。いやさ、今週はカウントしてなかったっていうか、いきなりすぎて頭が追いつかなかったっていうか。とにかく、早いよ! 十分に長寿漫画だけど早いよ!

 つまりは、46年のシメとなった、ドリームトーナメント編も次回終わるということ。いやー色々とあったなあ……序盤の岩田鉄五郎率いる新潟ドルフィンズ戦や若き日の藤村甲子園が参戦した阪神タイガース戦、土井垣ホント人間ちっちぇえなあ!となった剛球仮面登場のカープ戦……渚にとって不幸だったのは、明訓高校に入った時の監督が土井垣だったことだな……。あと、あぶさん見たかったなあ。藤村甲子園も若返ってるんだし、経験と若き肉体を持ったリボーンアシュラマンのごときリボーンあぶさんが出ても良かったと思う。

 言いたいことは尽きぬものの、それは最終回まで取っておきます。好きでなきゃ、新潟行った時にわざわざドカベンロードでパシャパシャ写真撮りまくってねえですよ。

 

 フューチャーアベンジャーズ、7月30日から再開ですってよ、奥様! いやー楽しみだ……たぶん30日って、モロに夏コミ諸々の締切にぶち当たって、なんか死んでそうだけど……い、生きて見届けねば!  

日々雑談~1930~

 今週のドカベンドリームトーナメント編にて、新生剛球仮面の物語が、明訓高校黄金期の第二投手であった渚圭一の物語が終了。元祖ドカベンにて、二番手でしかなかった男が明訓のエースであった山田や殿馬に岩鬼、そして里中を抑えてみせる。里中を抑えた渚が最後、控室にて夢が叶ったことを喜んでいましたが、実にドリームな光景です。ドリームトーナメント編は夢の対決や光景だけでなく、各キャラの夢にも焦点を合わせてますが、今週の渚はおそらくドリームトーナメント編終了後に数えても、五指に入る夢を見せてくれたかなと。
 いやでもしかし、渚が本当の自分であるサイドスローで里中と勝負しようとした瞬間、「(高校当時フォーム変更を要求した)俺への当てつけか?」と考えてる土井垣監督のコメントしにくい小ささよ……。やるかやらないかで言ったら渚にやりそうな素地はあるけど、流石に夢を叶えようとしている瞬間にそういうことは考えてないよなあ。いやもう、なんでいい話で、この人は……w

>ドーモ、いつも楽しく拝見させていただいています。唐突な質問で申し訳ないのですが、レディプールとキャプテンアメリカの絡みが見れる作品はマーク・ウィズ・ア・マウス以外にもあるのでしょうか?もしあるなら教えて頂けるとありがたいです

 この間、ふと目にしましたがキャプテン・アメリカとデッドプールだけでなく、キャプテン・アメリカとレディデッドプールのカップリングもあるんですねえ……。うむ。こうして想像や妄想の余地がガンガン広がっていくのは、ウェルカムな流れ。だからこそ面白い。
 まずぱっと思いつくのは、マーク・ウィズ・ア・マウスの続編でもあるデッドプール・コァ プレリュードですね。この世界では、マーク・ウィズ・ア・マウス後のレディデッドプールの世界が描かれており、片腕を失い義手化したキャプテン・アメリカ(出世しているので、正確にはジェネラル・アメリカ)との絡みがあります。

Prelude_to_Deadpool_Corps_Vol_1_1_page_10_Steven_Rogers_(Earth-3010) (1)

 後は単発個人誌なレディデッドプール誌。レディデッドプールが主人公だけあって、こちらにも出ています。デッドプール誌の流れに沿いつつ、少し毛色の違う愛嬌のある作品。これ、そのうちまたやってくれんかなあ。

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