日々雑談~5593~

WWE「地獄の墓堀人」アンダーテイカーが現役引退

 WWEの重鎮ジ・アンダーテイカーが引退。墓掘り人やバッド・アスを行き来しつつ、出入りの激しいWWEにおいて1990年から今日までの30年間スーパースターとして在籍。アメリカに比べ、日本は団体の枠組みが強いとは言われてるけど、30年間ずっと同じ団体で目を光らすとまでなると、中々居ないわなあ……。いやそもそも、30年間続いている団体を探すだけで大変なんですが! 日本で似たタイプとなると、年齢キャリアにイメージカラーも一緒な蝶野正洋かな。アンダーテイカー、世代的には闘魂三銃士や全日四天王と同じくらいなのよね。亡くなった方や既に引退した方も居るとなると、引退も有り得る話か。

 ブロディと手を合わせて現役となると、藤波辰爾もそうだよなあ。ぱっと思いつくだけでこの二人がいるので、探せばまだ日本にもアメリカにも居る気がする。しかし、団体の重鎮となったアンダーテイカーのデビュー戦が、放浪の大物であったブルーザー・ブロディってのはなかなかおもしろい話。プロレススーパースター列伝だったら、巻き込まれて2~3人再起不能になってるエピソードが作られそう。

日々雑談~5764~

 いだてんがついに最終回。第二回東京オリンピックの開催が近づく今、東京オリンピックの開催に情熱を燃やした人々の物語という発想は悪くないと思うんだけど、なんでか最初からあまり人を引き付けず、そのまま視聴率が低空飛行になっちまったんだよなあ……。何が悪いかはわからぬものの、これでしばらく大河での近代劇は難しいかもしれんね。ただ、いだてん自体の試みや視点は面白かったので、少しフィールドを変えて、また挑戦して欲しいですね。

 自分で言ったことにマジレスすると、あと数十年は無理なんじゃないかな。いろいろどうしてもアンダーグラウンドな話もあるし、もう少ししてからの方がおそらく……。プロレススーパースター列伝が正史ぐらいに思っていたほうが、いろいろ波風は立たないですよ。ええ。

日々雑談~3563~

 ここ最近、上手く更新できず申し訳ありません。徐々にペースを取り戻せるようにします。

 プロレス・スターウォーズを知っている人間にとっては飯食ってる場合じゃねえ!と飛び出すレベルの大事件。プロレス漫画として、プロレススーパースター列伝に負けぬ知名度とインパクトを持ってはいたものの、列伝に比べ入手難易度が高く、電子書籍化もされていなかった本作。それが、Kindleで全巻配信&Unlimited対象になるという大事件。Unlimitedに加入していれば、無料で読めちまうんだ!(スピードワゴン風

 プロレス・スターウォーズのあらすじ:プロレスブーム真っ只中の日本のプロレス市場を奪い取るため、アメリカのプロレス団体が連合を組んで攻めてきた!

 あらすじとしては以上です。虚構と事実を織り交ぜたプロレススーパースター列伝と違い、事実をベースに虚構の物語を作り上げたのがプロレス・スターウォーズですね。流石に梶原一騎でも、事実のていで自由の女神は爆破しねえよ! 刃牙だって、ギリギリのところで我慢したし! スターウォーズだと、何の脈絡なく吹っ飛びます。ええ、開会式の花火みたいな気安さで。

 当時の日本のプロレスを牽引していた、馬場、猪木、鶴田、藤浪、長州力、天龍……アメリカからの刺客となるのは、ハンセン、ブロディ、アンドレ、ホーガン、フレアー、レイス……名前だけで、わくわくするレスラーばかり。そんな彼らが、ただぶつかり合う! ジャイアント馬場VSアンドレ・ザ・ジャイアントや天龍源一郎VSミッシングリンクのような、レスラーたちの人生や伝説を見つめた上で描きあげた名試合がてんこ盛り! うはー! たまらねえ!

 作中、日米の争いで大変な中、いつの間にかできてるジャパンプロレスやUWF。こういう作中の状況では難しい流れも、当時のプロレスの情勢に合わせようとした結果、作品に組み込まれています。この時代(80年代)は、日本のプロレスを牽引してきた2大勢力である新日本や全日本とは違う、第三の選択肢が生まれかけていた時期ですしね。実際に生まれるのは、少し先のことですが。いい時代にあった、いい連載だった……。

日々雑談~2418~

 WEBで気軽に漫画が読める今の時代、まさかプロレススーパースター列伝まで無料で読める時代になるとはな……。
 ネタ的な意味(例:ワン・モア(おかわり)!→麦茶だコレ!)でも、ノンフィクションをフィクションで限界まで膨らませた漫画としても、外せない一作。あと、劇画そしてプロレス漫画の源流に関わる梶原一騎作品の中でもライトな作風なので、そういった意味でもオススメ。いや、梶原先生、振り切れるとえらくエゲツないもん作るから……慣れてない状況で吹っ切れた梶原先生の作品を目にしたら、そりゃあ大変なことですよ。

 それはそれとして、未見の方には是非見て欲しい作品。こう紹介してワンクリックで見れるんだから、WEBコミックや電子書籍はこの点強いよなあ。