日々雑談~1524~

>ケーブルは何時から性格が大雑把になって、元ニューミュータンツ勢から嫌われたんですか?

 ケーブルが持つ「明日の友は今日の敵、今日の敵は明日の友」と割り切った思想を受け継いだ末、また指導者でありながら部下や仲間の切り捨てが出来るケーブルへの愛憎など、様々な感情が入り混じった結果による教師と生徒の距離感かと。ケーブルは、独自の未来的な価値観を持っているので……199X年で生きるラオウやケンシロウを現代社会にいきなりブチ込むような物です。無法や非情に見えて、本人的には筋が通っているから、なんとも困るわけでして。

 発売から一ヶ月近く経ってしまいましたが、ロビン:イヤーワンを読んでみました。ポップな絵柄で、帯や宣材でも「ディック・グレイソンの冒険をとくとご覧あれ!」と明るさを前に押し出しておりますが、困ったことにロビンがバットマンの相棒である以上、この作品はバットマンなのです。比較的明るめですが、暴行に殺人に児童買春や児童による殺傷行為等の苛烈なシーンはてんこ盛りです。裏表紙をよく見ると、首吊りで窒息死寸前のバットマンやボコボコにされて鼻血を流しているロビンがいるので、明るさの影でそういう作品だというアピールもきちんとされております。
 バットマンの一遍であると先ほど言いましたが、一遍でありながらも主人公がロビンであることで、話の展開や内容には差異があります。バットマンやアルフレッドのような見守る大人、トゥーフェイスやシュライクのような歪めようとする大人、大人の視線や世界を飛び回る少年は、何を見出し何を選択するのか。決定的な経験により道を自ら定めてしまったバットマンとは別の迷いや可能性が、ロビンには秘められているのです。
 バットマンの作風を貫きながらも、バットマンでないロビンの物語。運命を切り拓く、少年の姿。このラインで行くのならば、少年に続く少女の物語も期待したいところですが、はてさて。

日々雑談~1523~

 どうにも些事が絡みつく感じで、それなりに多忙です。明日、冬コミ作業を進めるための時間が取れればいいのですが。

 今日は地上波で世界侵略:ロサンゼルス決戦を放映しておりました。昨日はTVSPとはいえ金曜ロードショー枠のルパンの話をしていたし、そろそろ映画サイトを名乗ってもいいタイミングなのでは? ……冗談です。
 エイリアンの電撃作戦により壊滅状態のロサンゼルスで、己のなすべきことをしようとする兵士たちの物語。銃で撃ち合いが出来るエイリアンとの市街戦、要救助者の確保、救助ヘリの撃墜、陸路で撤退を図るものの道が破壊されている……次々と起こるイベント、そして戦闘シーン。カメラワークは激しく見やすく。この手法や組み立ては、映画というよりゲーム。それも、アメリカで主流のFPSの作り方! それぞれ名作FPSであるコールオブデューティーやギアーズオブウォーに通ずるものが。エンタメ性が高く、山場が次々と来るので、見てて飽きるところがない。映画としての点数は低くとも、満足度が高いタイプの映画じゃないかね。フジテレビで放映していたけど、正直テレ東向けだよなー……。

日々雑談~1522~

 急に寒くなったせいで、気ぃぬいたら風邪を引いてしまいそうな状況。実際、管理者も調子悪いみたいだしなあ。皆様も、体調管理には十分なご注意を。今年のモットーは、無理せずケチらず暖房を使うことです。

 今日の金曜ロードショーはルパン三世でした。TwitterのTLなんぞを見つつ観ていましたが、良くも悪くも時間を盗んでいく作品だなあと。こりゃダメだ!と思っている人も、最後まで付き合ってますしね。これぞ、ルパンの魔力かブランドイメージか財産か。
 個人的には、肩の力を抜いて楽しめたので、まあいいかなと。人妻エロかったし。ただ、赤ん坊か双子か空賊か、どれかカットした方が良かったような気も。要素が多すぎて、最後の方、ちょっと話がとっちらかってブレてましたし。それらを消化するためにクライマックスの仕掛けが早くなった結果、ラスト前消化試合みたいなシーンが結構長く続いていたものなあ……。
 原作からして自由な環境でもあるので、携わる人間によってガラリと変わるのが、ルパン三世の特色。なお自分のベストは、燃えよ斬鉄剣です。

日々雑談~1521~

 「モンスターハンター4」更新データの配信について
 モンハン4でパッチの配布が有りました。今回は主に、ゲームの向上ではなく、ゲームの改造への対策。改造クエストの配布が出来なくなったり、入手してしまった場合の削除、一部改造クエストへのメタと。パッチを当てないと、インターネット経由での狩りが出来なくなるので、これでだいぶ出回りは少なくなる筈。すれ違い通信で弾いてくれるだけでも、ありがたいわけで。
 別に一人や仲間内でやる分には、改造クエもありじゃないですかね。決して自分とは相容れないし、仲良くは出来ないけど。今後、突破→再パッチ→突破→再パッチのイタチごっこが始まるとしても、こうして配られた事自体、善い兆しですよ。

 あー……ダメだ、頭上手く働かねえや。きっと日中、しんどかったせい。若くない、若くない、無理禁物。
 あと単純に、環境が少し変わったため、今日は久々にゆっくり寝れる=脳みそが寝たがっていると言うのもあるのでしょう。ここ最近、備えのために睡眠が浅かったものでして。明日も色々詰まってるし、ここはさっさと寝るのが吉ですね。寝てリフレッシュして、やることやってから、様々な作業に集中するのが、遠回りに見えての近道。

日々雑談~1520~

 バットマン:アンダー・ザ・レッドフードの邦訳版は今年12月発売か。バットマンが不殺主義で積み重ねてきた物、それが最悪の形で昇華された瞬間がこの作品。
 ジョーカーの前歴と噂される怪人と同じ名の、殺しを是とするクライムファイター、レッドフードの出現。バットマンの後悔、ジョーカーの嘲笑、レッドフードの怒り。様々な感情がぶつかり合った末の、結末とは。
 数年前のまだアメコミにあまり興味がなかった時期。当時バットマンの不殺はヌルいと思っていた自分がふと目にしたのが、このレッドフード。ヌルさのツケ、バットマンへのアンチテーゼとも言える、強烈な前歴とキャラ設定にグッと惹かれました。多分調べ始めた、惹かれた順序としてはデッドプールより先、というか確実に順序としてレッドフードからデッドプールに流れている。どうしてこうなった。
 今年は、いい年だ。と言うか、ワールド・ウォー・ハルクやデッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウスと、ジャンルに触り始めた時に興味を持った作品、ほぼコンプしているような。残ってるのバットマン:ノー・マンズ・ランドぐらいだけど、邦訳予定にしっかり入っているしねえ。前も言ったけど、偶然とは言え、ありがたく幸せな現状です。叶いすぎて、目ぇ瞑ったら、そのまま笑顔で逝くレベルと言っても過言ではないかも。これはまさしく……
 幸福な夢を生きた(蒼天航路 関羽末期の台詞より)