日々雑談~1873~

 COMIC1新刊、ディスクウォーズ:アベンジャーズ ドゥームズデイ#2が自宅に到着したので、コミスペ新刊の#1と並べてパシャリと。

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 表紙の絵柄自体は同じですが、#1はドクター・ドゥームを意識した緑系、#2はアイアンマンを意識した赤系になっております。自分の使ったカメラの性能と、薄めの色紙を使っている結果、写真ではそれほど違いがないように見えますが、実際目で見てみると一目瞭然ぐらいには違います。あまり濃い色を使うと、せっかくのすろうすさんのイラストが色の濃さで見えにくくなりますしね。しかし、いつ見てもカッコイイ、ダブル鉄人だわ……。
 予告も、なるたけ早く仕上げます。#1の肝を隠しつつ、秘密とワクワクを残しつつ書く。これ中々に、難題なような気がしてきた。

 少し余裕ができたので、ゲームに着手。ロストヒーローズ2やモンハン4Gにレゴバットマン3と、最近続編ものばっかだったなあと、今まで手を出していなかった作品をチョイス。買ってきたのは、影牢~もう1人のプリンセス~。刻命館シリーズ、第一作から気にはなっていたものの、毎回状況やタイミングが合わず、プレイできないままだったんですよねー。
 うむ。これが死のピタゴラスイッチか! いやー、期待通り、面白いですねコイツぁ。アクションパズルの心地よさとは、こういう物か! 残虐、華麗、屈辱、どれを追求しても愉快な光景は必須! ううむ、ここまで溜め込んだものに応えてくれるポテンシャル。素晴らしい。
 

日々雑談~1872~

 先日レイトショーで、ドラゴンボールZ 復活のFを見てきました。レイトショーのわりに、客席は5割以上埋まっている状態。対象年齢が幅広い作品とはいえ、夜のアニメでこれだけ集められるのは立派なものです。
 前作「神と神」と同じく、原作者である鳥山明の色が強い作品。しかし、神と神で戦闘力以上の神域が提示されて、続編である復活のFの敵は戦闘力インフレの一端であるフリーザ。なんとも、不可思議な感じです。実際戦闘力の扱いは軽いというか結構適当なのですが、フリーザの強さの指標としてはそれなりに使われております。フリーザが復活した瞬間、兵士のスカウターがバンバン割れたり、フリーザ様が「ちょっと修行すれば、戦闘力100万は超える」と言ってみたり。出会いのフラグ管理やベストでなくベターな手段を取った理由と、細やかな気配りをしつつ、ぶっちぎれるところでは「こまけえこたぁいいんだよ!」と設定を置き去りにしてみせる。
なんというか、実に都合の良い作品です。むろん、褒め言葉で。作品という牛に設定という手綱を付けての、見事なロデオ。ドラゴンボールという強大な牛を、手綱の強弱で乗りこなす。原作者ならではの手腕と権限です。
 そうですね、「神と神」が面白かったなら、バッタバッタとフリーザ軍をなぎ倒す亀仙人の絵面を見てツッコミより先にウヒョー!となれるなら、OKです。高確率で楽しめます。亀仙人が試金石って、すげえ状況だな!

 此処から先、ネタバレに触れますので隠しておきます。

 

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日々雑談~1871~

 COMIC1の宅配準備中。今回は新刊が後編という変則的な物なので、コミスペで出したディスクウォーズ・アベンジャーズ:ドゥームズデイ#1も多めに用意しておきます。
 
 昨日アルティメット・スパイダーマン ウェブ・ウォーリアーズなコラム~その2~を更新しました。先週書けなかったので、その2で取り上げているのが第三話と非常にややこしく。今は何とかなってますが、これからの予定を考えると……場合によっては不定期になるかもしれませんが、その時は大変申し訳なく。
 それはそれとして、PS4&3で発売されたゲーム版アメイジング・スパイダーマン2。実はこのゲームに収録されたデジコミにて、フラッシュ・トンプソンの変遷を知る事が出来ます。ゲームに出たキャラの初登場号をメインに収録されているのですが、その結果時代時期がまちまちに。フラッシュ・トンプソンのキャラクターも変わっていくことに。ピーターを虐めている光景、素直になれない優しさを見せる姿、メイおばさんやMJと同価値の人質として扱われる話、軍人になって誇らしげに軍服を披露した瞬間。決してメインキャラではないですが、結果的に見事なフラッシュメモリアルに。こっから先の、人生暗黒期の作品が収録されていないのもまたラッキー。
 しかし、数多くのクリエーターが関わった結果、いい感じに熟成されての今だよなあ、フラッシュ。キャリアでいうなら、スパイダーマンと同期のキャリア50年越えだもの。そりゃあ、熟すよ。
 

アルティメット・スパイダーマン ウェブ・ウォーリアーズなコラム~その2~

 アルティメット・スパイダーマン ウェブ・ウォーリアーズ第3話!
 その2なのに3話!(土下座 2話の感想やコラムは手が回らなかったので、現状ややこしいですが、このナンバリングでお願いします。

 ヴェノムに侵されたスコーピオン登場。スコーピオンは原作におけるフラッシュの前の2代目ヴェノム。

 フラッシュの着ていたコスチュームは、一時期スパイダーマンとコンビを組み、その座も受け継いだ2番目のスパイダーマン、スカーレット・スパイダーの物。

 開始5分で、ヴェノムと相棒要素を、サクサクと消化してったなあ。そしてアメフトのプロテクターを装備し、ビートルから武器やアーマーを奪うことで、兵士要素のない高校生のままエージェントヴェノムとしてのヴィジュアルを再現。ディスクウォーズが1からの組み上げなら、アルティメットスパイダーマンはある物を使っての組み上げ。最も、日本とアメリカではある物の初期値が違うので、日本視点だと上記の要素もあまりピンとくるものではないし、どうしても早足に見えてしまうのですが。
 スパイダーマンに限らず、この初期値の違いをどう埋めていくのかが、海外アニメが日本でも成功するための鍵なのかもしれませんね。かつてのテレ東のX-MENやビーストウォーズは、すげえ埋め方してましたが。横恋慕へのダメ出しや、豊臣秀吉で埋めてたからね! ちがうなこれ、認識ごと色々一緒に埋めてるな!w

 そして全国100万人の生徒達がお待ちかねな、タスクマスター登場! キレッキレな体術と、多彩な武器の披露はイメージ通り。後何気に、スーツがバージョンアップ。何あのドゥームみたいに偉そうな腕組みポーズでの飛行。
 しかしこのアニメの(地上波未放映な)タスクマスター初登場回。アレの時も……タスクマスターが体育教師として高校に潜入! 生徒に体力測定をさせて、高校にいるっぽいスパイダーマンの正体を見破れ! よし見破ったぞ、スパイダーマンの正体はお前だフラッシュ・トンプソン!と、フラッシュのせいで仕事失敗してるんだよな。タスキーにとっての、鬼門かよフラッシュ。そしてあの時、ピーター・パーカーの運動音痴のフリを見抜けなかったことで、若干評価が落ちてるよタスキー。デッドプール回に出る羽目になったのは、罰ゲームだったのかよタスキー。

 今回のエージェントヴェノム覚醒回を皮切りに、次回からは新たなる戦士ニューウォーリアーズ編。光と闇の二人組が、密林の王者が、世界7番目の天才が、重力子の申し子が、リスが、次々と強力なヒーロー達が登場! 斬新な顔ぶれというか、色々な意味で第三期で無いと出すの難しい連中ばっかだぜ……特にリス。
 今日の紹介は、日本におけるヴェノムのイメージより先、今のヴェノムであるフラッシュ・トンプソンで! なあにタスクマスターは、この先も出番がある! とりあえずちと作成時期が古いですが、タスクマスターに関してはこちらをどうぞ。

 

学園の王、再誕する。

フラッシュ・トンプソン(エージェント・ヴェノム)

フラッシュ・トンプソン

 アメリカ学生社会のピラミッド構造を示す“ジョック“。最下層であるナード達(オタクやゴスやガリ勉)、メッセンジャー(パシリ)やワナビー(取り巻き)を経由し、頂点であるクイーン・ビーやジョックにたどり着く。ミッドタウン高校の生徒、ユージーン・フラッシュ・トンプソンは、ジョックの象徴的なスポーツであるアメリカンフットボールのエースであり典型的なジョックだった。学園の支配者とも称されるジョックであるフラッシュは、極自然にナードに属する同級生、ピーター・パーカーを見下していた。ピーターに高校時代の友人が少ないのは、当時のフラッシュの扱いが遠因にあるとも言われている。

うまくいかない関係

 しかし、ピーター・パーカーがスパイダーマンになることで、徐々に二人の関係と更に取り巻く環境は変わっていく。事故によりスパイダーマンに覚醒したピーターは、ヒーローであることが自信となり、徐々に自分の殻を割っていく。そんな彼の姿に好意を抱いたのは、ミッドタウン高校の華であり人気者であり、フラッシュも好意を抱く女性、リズ・アレンだった。リズがピーターの好意を見せるたび、フラッシュは嫉妬に焼かれていく。
更に面倒なことに、フラッシュは街の平和を守る蜘蛛男、スパイダーマンの大ファンでもあった。ファンクラブの会長にも就任し、スパイダーマンのような男になりたいと憧れ続け。つまり二人の関係は、非常にややこしかった。フラッシュがヴィランになったわけでもないのに、ややこしい。

リズ&フラッシュ

 フラッシュは、エンパイア・ステート大学に進学。ピーターもまた、全額免除の奨学生として同じ大学に入学する。高校時代の関係もあり、何度も諍いを繰り返すものの、環境の変化と同じ高校であるという同郷意識により、フラッシュとピーターはやがて友人となっていった。
 科学を専攻し、スパイダーマンとしての活動のせいで留年し、やがて大学院へと進んだピーターとは違い、フラッシュは軍によるスカウトを受ける。スパイダーマンのように、人の為になる男になりたい。フラッシュは承諾。当時、米国との関係が不穏であった東南アジアに出征した。だが、戦後帰国した彼の人生は、現実と悪鬼たちに苛まれ、不遇な物となっていく。
 スパイダーマンのライバルであるグリーンゴブリン(ノーマン・オズボーン)の装備を盗み誕生したヴィラン、ホブゴブリン。「かのヴィランの正体は、スパイダーマン史上、最も大きな謎である」とまで言われた、単なる亜種に留まらない強敵。そんな強敵を、TVのインタビューを受けたフラッシュは臆病な卑怯者だと罵ってしまう。TVを見ていたホブゴブリンは、フラッシュを拉致。謎多き自身の身代わりに仕立てあげ、フラッシュに濡れ衣を着せた。なおフラッシュの嫌疑が晴れた後も、真のホブゴブリンは身代わりを駆使し逃げ切り、正体が明かされるのはずっと後の事となる。

ホブゴブリン

 心身ともに大きく傷ついたフラッシュは、アルコールに逃げた結果依存症に。軍もとうに辞めており進退窮まった彼を救い、自らの会社に招いたのは……もう一人の悪鬼にして本家本元のグリーンゴブリンことノーマン・オズボーンであった。

グリーンゴブリン

 友人を傷つければ、優しいピーター・パーカーの心も傷つく。オズボーンの標的となったフラッシュは、アルコールを飲まされ、自身の車で母校ミッドタウン高校に突っ込まされた。飲酒運転で母校に突入、かのジョックのとんでもない末路と思われてもおかしくない事案だ。
 ジョックという階級制度はあくまで学内の物でしかなく、卒業後には井の中の蛙であったという現実が待っている。天才も東大入ればタダの人。典型的ジョックであったフラッシュを待っていたのは、典型的なジョックの運命でもあった。
 事故により傷ついた身体と名誉を回復させたフラッシュは、一度母校に体育教師として就職するものの、政情不安による求人や戦い続けるスパイダーマンの活躍に触発され、軍隊に再入隊。イラクにて憧れのヒーローの勇敢さに負けぬ働きを見せるフラッシュ。司令官や仲間を危機より救ってみせた彼は、両足を失い、負傷兵として帰国した。

フラッシュ・トンプソン(帰還)

 人生に絶望しかけていたフラッシュを救ったのは、ピーターの厚い友情であった。友情により命をつないだフラッシュの元にもたらされた、軍の極秘プロジェクトへの招聘。失った両足を取り戻し、あれだけ憧れていたスパイダーマンと同じコスチュームヒーローになれる。軍のヴェノム計画に参加したフラッシュは、新たなる正義のヴェノム、エージェント・ヴェノムになった。
※エージェントヴェノムとしての説明はこちらを参照。

エージェントヴェノム

 最初は、アニメと同じくシンビオートを纏うヒーローであることを不安視されていたが、フラッシュの献身とシンビオートを制御しているという事実により、シンビオートを不安視するスパイダーマンやヒーローのリーダー的役割を務めるキャプテン・アメリカの信頼を獲得。サンダーボルツやシークレット・アベンジャーズ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと数多くのチームに属することとなった。最初は軍に居たため48時間の時間制限や自爆装置を付けられていたが、フラッシュとヴェノムの管理権がアベンジャーズに移った結果、管理の弱化やハンク・ピムらの尽力により徐々に制限規制は緩くなっている。

エージェントヴェノム(シークレット・アベンジャーズ)

エージェントヴェノム(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)

 フラッシュは実写映画としてのスパイダーマン。サム・ライミ版とアメイジング・スパイダーマンの両作に登場しているが、両作共に途中で消えている。もし再度のリブートがあったら、しっかりとした形でスポットライトを当ててほしい一人である。あと何気に、フラッシュ・トンプソンの初登場はアメイジングファンタジー#15、スパイダーマン初登場号である。まだオズボーンもMJもグゥエンもジェイムソンも出ていない頃に、ベンおじさんやメイおばさんと登場。レギュラーキャラ屈指の偉業である。

フラッシュ・トンプソン(初登場時)

 高校時代のフラッシュとピーターの間柄は、決して良いものではなかった。だがフラッシュはフラッシュなりにピーターを分かろうとし、ピーターもフラッシュの素直になれない優しさを見抜いていた。リズにつきあって、なんとなくな!と、言い訳しつつピーターの苦難に、幾度か手を貸してくれている。大学生となり分かり合えたのも、高校時代の思い出と互いの成長があってこそだろう。
 フラッシュが両足を失った時、ピーターは自分のスパイダーマンとしての活動がフラッシュにプレッシャーを掛け、この悲劇を招いたのでは?と内心苛まれていた。だがフラッシュは、シンビオートを制御する事で、スパイダーマンに憧れ目指し続けてきた男の正しさを証明してみせた。物事とは、過ちは証明しやすく、美点は証明しにくいもの。そんな中、自らの行動をもってしてスパイダーマンの活動の正しさを証明してみせたフラッシュは、スパイダーマンの最高のファンにして、ピーター・パーカーの親友と呼んでも差し支えない筈だ。

フラッシュ・トンプソン&ピーター・パーカー

日々雑談~1870~

 作業も仕事も山を超えたので、今日は少しダラダラと。この一ヶ月気が張っていたせいか、どうにもその反動で……。先週書けなかったアルティメット・スパイダーマンのコラムは、第3話が明日になってしまった現状、もう2話を欠番にするしか無いか……。自分のスケジュールの問題もあるけど、曜日が1日ズレたのが、この後じわじわ効きそうで怖い。

 昨日の入稿後、管理者とゲーセンにて。

ふじい(以下F)「6時過ぎたし、もう子供の邪魔をすることもなかろう。ガンバライジングのカードでも買うか……よし、スーパーレア仮面ライダージョーカーだ! これ好きなライダーだし、欲しかったんだよなあ」

管理者(以下S)「よし。俺もやってみよう……ダメだな、二枚続けてノーマルだ」

F「まあ流石にSR後は厳しいよな。別の筐体が空いたから、あっちで買ってみようぜ」

S「ああ。そうするか」

F「俺も買うけど、先と後、どっちにするよ」

S「後で」

F「よし。じゃあ俺が先だな……う、ううむ。キャンペーンカードのドライブ&トライドロンだ。これだと、あまり状況は良くないがどうする? 元の筐体で買ってみるか?」

S「いや。止めとくよ。どうやら今日は運が無い日のようだ。行こうぜ?」

F「ああ。ちょっと気になることがあるから、先に行っててくれ」

 

F「いやー、なんか気になったんで元の筐体で一枚買ってみたら、レジェンドレアのドライブタイプデッドヒート出てきたよ」

S「もういいよ、私ガンバライジングやめる!」

F「当然の結果とか思ってないから、落ち着いて!?」

 

どうやら、人には本当に引きに関する運が0になる日があるらしい。