日々雑談~3477~

 オメガの星を再生させるのは、星の力であるマグネットパワーとその星に棲まう人の力。しかし、強大なパワーを持つはずのオメガマンたちでも人の力としては不足だった。人の力で全てを救え、手は届くのか。キン肉マンだけでなく、人を救おうとするヒーロー界隈における永遠のテーマですね。

 スーパーマンは強大な力の持ち主であり、バットマンのメインフィールドであるゴッサム・シティで彼に力で太刀打ちできる犯罪者は皆無と言っていい状態。けれども、スーパーマンはゴッサム・シティを救えない。遥かに力では劣るバットマンにも追いつかない。
 仮面ライダー1号は鍛えぬいた強者であり、大抵の仮面ライダーより強い。しかし、1号が各ライダーの代わりにそれぞれの舞台で戦い抜いて、そのライダーが至った最終回より良い状況になるとは限らない。
 最強や至強のヒーローでも、届かぬ領域はある。ならばどうすればいいのか。力以上の、何が必要なのか。オメガの民は、ここで火事場のクソ力という答えを出し、結果求めているのでしょう。これは難しい問題というか、これとパイレートマンの理路整然とした使命感もあって、急激にオメガの連中が異なる勢力下の正義超人に見えてきたな。いやまあ、背後にいるのはサタンなんだけど。

 考えるに、オメガの民が見るべきは、強大すぎるジャスティスマンに己の強さ以上の希望を見せつけ負けを認めさせたテリーマンじゃないかな。

日々雑談~3468~

 今日の午前中はスゲエなあ……と思っていたら、更にグラブルのプリキュアコラボでピーサード復活というサプライズも。ピーサードさん、シリーズ初退場の幹部というインパクトが有りながら、オールスターズみたいなコラボ企画でも復活してなかったからね。最初の死亡者なこともあり噛ませともとらわれがちだけど、実際の戦闘ではむしろ優勢だったし、何より物語的には「人格のある敵が消滅するシビアさのある作品」と視聴者に伝える。つまり、作品の方向性を見せる最初のボスとしての仕事をきっちり果たしているのよね。しかし、もしかして今までオールスターズに影も形も無かったのは、遠いグラブル世界で完全消滅し(以下略

 そういえば、今日更新されたキン肉マンでも、今は亡き完璧超人始祖たちが久々に登場を……懐かしむっつうか、もうこれは災害現場なのではなかろうか。

日々雑談~3458~

 今週より、キン肉マンVSパイレートマン開幕。スグルのヘタれ癖というか、自分自身の実力を信じられないところは、最強主人公にしないための枷よね。悪魔将軍やザ・マンのような特級はいるものの、現在のスグルは紛れもない作中最強の一人。様々な戦いを勝ち進んできたことで実績もあるため、普通に振る舞ってたらチート級でもおかしくない。最強主人公が決してダメというわけではないものの、相手の良さを出し合うプロレスの土壌と相手に見せ場を作らせない最強主人公の相性は、あまりよくないから……。スーパーマンの迷いや善性同様の、枷よね。

 それにしてもパイレートマンは自分が何をすべきかよくわかってるなあ。今回の対戦カードにおいて、火事場のクソ力を間違いなく持っていると断言できる唯一の存在がキン肉スグル。火事場のクソ力の分析がオメガの民の目的である以上、スグルの火事場のクソ力を早急に引き出そうとするのは当然の話。オメガ陣営にとってパイレートマンをスグルに当てられたのは、紛れもないアタリだったね。いやほら、マリキータマンとかギヤマスターは、そういうのあまり上手そうじゃないし……。

 本当なんだ! これはキン肉マンなんだ! ブーツの紐も切れるし、信じてくれよ! いくら歴史に名を残すと大変っつったって、ここまで大変なのかよ!

日々雑談~3439~

 せっかくなので、この機会にジャンプアニメのアニメオリジナル部分に触れてみてほしいところ。単なる引き伸ばしだけでなく、原作で勢いが足りなかったり、描写的におかしい部分を直してたり、コミックスの設定とズレが出来てしまったり……いい方向に転がる時もあれば、逆の時もある。当たるも八卦当たらぬも八卦。

 昔録画したTV番組の間に挟まっていたCM。当時は邪魔だと思っても、今となってはある意味本編よりも貴重な映像。当時のアニメオリジナル部分には、この辺りのノスタルジーに繋がるものもあると思います。

 既知なら懐かしく、未知ならこんなものもあったんだなあ……と。とにかく、一度見る価値はありますぜ。プライムに入ってるなら、気軽にタダだし。

日々雑談~2435~

 誰か、マリキータマンを止めてくれ。大丈夫? ゆで先生のてんとう虫への興味が爆発した結果、そろそろゆで先生でも止められない域に達してない?

 

 鬼太郎を苦しめたという一点において、日本妖怪でも屈指の戦歴を誇るのが牛鬼。アニメで毎回鬼太郎を苦しめ、第6期でも先達に劣らぬほどの活躍を見せたわけで。本人の妖力と戦闘能力が高い上に不死身と言っていい生命力、鬼太郎の持っているスペックが桁外れな以上、鬼太郎の肉体を乗っ取るというのはおそらく最も適した勝ち筋でしょう。同じく鬼太郎を追い詰めた火車も、自分の魂と鬼太郎の魂を入れ替え、鬼太郎の肉体を乗っ取るボディチェンジ戦法を使っていたわけで。

 ……鬼太郎、むしろ元から主人公というより、ボスキャラのスペックすぎるな。

 

 仮面ライダービルドの最終回を観てみる。平和になったものの、誰も自分を知らない新世界。だが、傍らにはチャックが開いた見知った顔の親友がいる。だからこの世界で、自分は笑顔でいられる。

 仮面ライダーの孤高と孤独、爽やかな読後感。うん、好みの両立だ。孤高、そして相棒という点ではブレイドやオーズも一緒だけど、ブレイドは永久の別れでオーズはいつかの再開と、切り口や関係性は若干違う。果たして今後、戦兎と万丈はどうなるのか? 答えは僕らの胸の中……つーか、∨シネや冬映画、もっと言えば来週のジオウでひょっとして。

 しかし、死に別れた恋人と自分自身が一緒にいるのを見て、いったいどうなっちまったんだ!でOKな万丈は本当にスゲエな。いやこれお前、アイデンティティ崩壊レベルの案件だからな?