紹介! デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション!

サイレン(以下S)「ゾンビに秘境に恋愛にデッドプール大量発生なやり放題で大人気なデッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス! 本人だけでなく名作高い元祖キルズなパニッシャー版も収録されたデッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース! スパイダーマンやデアデビルにまたまたパニッシャーとストリートを駆け抜けるデッドプール:スーサイド・キングス! そして遂に3月、一般流通デッドプール誌第四弾、デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション発売! さあ、いつも通りレビューや紹介なんて物をやってみようぜ!」

ふじい(以下F)「いや。特に言うことは無いけど」

おわり

S「おわったー! っていうか、なんだこれ! なんだこれ!?」

F「はっはっはっ。この間、ウチの環境はアスキーアート貼るのに向いてない言われたから、元ネタになりそうなアスキーアートを見つつ、自分で描いた。これなら文句ないだろ」

S「無いけどあるよ! どうせやるなら、メモ帳とか使うなよ……モロに線出てるし……。おまえ・イズ・バカ!?」

F「イエス・アイ・アム! 馬鹿話とアホ英会話はここまでにしておくとして。実際、デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプションに関してあまり触れることはないのよね。正確には、触れることが危ういというか……」

S「危ういって珍しいな。まさかデッドプール:デッド・ヘッド・リデンプションの紹介をしたら、誘拐された子供の命がピンチとか? それなら今頃救助されてるから平気じゃないかな」

F「そうか。子供は助かったのか。よし、さんざん我慢したが、これから本番だぜ! いや待て、誰がなんで誘拐するのよ。危ういってのはアレよ、ネタバレ的な問題よ。お前も確か原書読んだ事あるよな? なら、分かるだろ」

S「……なるほど。確かにデッド・ヘッド・リデンプションは難しいな」

F「デッド・ヘッド・リデンプションはシリーズではなく、複数の冊子を一つに纏めた際の名称。内訳としては、2009年に刊行されたデッドプール900号+2010年発売のデッドプール1000号の記念号二つに、1998年に出た特別号デッドプール・チームアップの三冊を足した物だね。つまり、特別編のジェットストリームアタック。弱冠、別のタイミングで紹介された短編も混ざってるがね」

S「いやーそれにしても、900号と1000号って凄いよな。スパイダーマンどころかバットマンやスーパーマンもビックリだ(棒」

F「そうだね。カウントダウン形式じゃなければ大記録だよね(棒 この時期は、号数だけでなく次回予告や新刊告知でも遊んでたからなあ。作中火ぃつけられて飛行機から落とされたモブにフライングファイヤーマンとか勝手にあだ名つけて、彼の個人誌が始まるよ!とかフいてみたり」

S「最近はこういうのやってないよな? 別ベクトルでひっでえことは幾つもやってるけど」

F「こういうネタには鮮度があるしなあ。あと、流通とかデーターとかを管理する立場から見たら、ウソ予告とか数え方とかいつまでやるんだよ、めんどくせえ!ってブチ切れてもおかしくはないし」

S「わかるわ。それはともかく、900号と1000号の形式がさっき言った“紹介することが危うい“の根拠だろ? それも、わかるわ」

F「ショートとかイシューとか、色々な言い方あるんだけどー……まあすっげえ簡単に言うと、900号と1000号はデッドプール公式アンソロジー! 様々なアーティスト&ライターが“デッドプール“をテーマとした短編に挑む! いわば、フルカラー短篇集!」

S「ただ、一話自体は10ページ弱と短いんだよな。さらっと紹介したら、起承転結の起承転ちょっと通り越して結も半分ぐらい書いてしまうぐらいに短く」

F「そこなのよ。筆滑らせてオチまで書くのは、危ういじゃん? ネタバレしたら、援護射撃が背中にぶち当たる感じじゃん? なお内容に触れず、お気に入りな短編に勝手にタイトル付けしてみたら、だいたいこんな感じ」

デッドプール、キャトルミューティレーションにあうの巻

デッドプール殺人事件! 惨殺死体探偵登場!の巻

謎の男、キャプテン・カナディアン! カナダマン登場!の巻

S「わーい、超ヒドい!」

F「他にも以前大半を書いちゃったので言及はさけるVSサンタクロースや、タコ博士との卓球勝負編や激太り編とか、すっげえのばっかだからね! やり逃げが許される短編だからこその、各クリエーターのやりたい放題! 初っ端から、アイアンマン&キャプテン・アメリカ&ソーのビッグ3が死んでても許されるし!」

S「許されないんじゃないかな!? てーか死ぬの! 三人死ぬの!?」

F「何気に、ゲスト出演も豪華絢爛だぞ。ビッグ3のようなメジャーヒーローだけでなく、例えばデッドプール始めての相棒とも呼べる情報屋ウィーゼル。デッドプール:スーサイド・キングスでヒロインを務めたアウトロー。僕らのスーパーヒーローチーム、グレイト・レイクス・アベンジャーズ(GLA)のビッグ・バーサ。そしてデッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウスにて鮮烈デビューを果たし、MARVEL美少女シリーズに選出され立体化決定なレディ・デッドプールも、キッド・プールやドッグ・プールやヘッド・プールと共に、チームデッドプール・コァとして参戦!」

S「ああ。レディ・デッドプール立体化は、海外で日本人未来に生きてるな!言われてたよね」

F「そして全国1億5千万とんで4人のデッドプールファンの皆様、お待たせしました。遂に、遂にあの男が登場します。ヒドラ戦闘員、デッドプールの被害者兼お友達、あのボブが! パロディキャラのビルに先をこされたボブが出てきます! 日本よ、これがボブだ!」

S「女性キャラより派手な紹介される戦闘員ってなんなんだろう」

F「流石に全ページがっつり登場とは、アンソロな性質上行かないけどねー。そして、ボブと共に、デッドプールに別の方向性で縁深いかのロブも登場! 中編のデッドプール・チームアップも、デッドプール花の大相撲編、暴れん坊力士!! チヨノサケ編と、いい感じに頭おかしいですよ? ウルヴァリンの日本がらみなエピソードのパロディ臭もする今作。90年代のデッドプールもまた、楽し」

S「後、他に、ひょっとしてこの中編も……?」

F「短編に比べ、ちょっと長めなマル秘エピソード。キーワードは“鍋“。これに関しては、言及避けとこうか」

S「ちょっとだけ、コレ読んどくと楽しい?」

F「まあそうだな、思わぬコレだよなー。そうですね、デッドプールとは一味違う、ニューヒーローが日本上陸と言いますか。かのセクション8に劣らぬ物を持つ男、大見参!」

S「もっと他に日本上陸した方がいいヒーロー、いるんじゃないですかね!?」

F「デッド・ヘッド・リデンプションの店舗購入特典も発表された今、そろそろ紹介のタイミングでもあり、予約のタイミングでもあり。短編というやりたい放題な環境に放り込まれたデッドプールと創作者の乱痴気騒ぎ、いよいよ日本でも開始寸前! 有名エピソードや大シリーズではないものの、これもまた、アメコミってヤツよ」

more

日々雑談~1737~

 お、おお……。意識が、体力が、レッドゾーンに! 日が開ける前から今の今までフル稼働は、流石に辛かった! 正直朦朧状態ですが、三連休のシメがおやすみというのもなんだかなーなので、今日はちょっと得意分野での更新、いつか書こうかなーと思っていたことで済まさせていただきます。まあ、それはつまり、デッドプールに関してなのですが。上記2点に加え、需要もあるのが高ポイント。よっしゃ! やったるぜ!

 邦訳されたデッドプール:スーサイド・キングスにてヒロイン役を担ったアウトロー。

アウトロー(スーサイド・キングス)

 解説書にて「本書の後、アウトローはコミックには殆ど登場していない」と書かれてしまった彼女ですが、その少ない登場機会が実は邦訳済み。ミュータントである彼女は、この後、X-MENがサンフランシスコ近海にて建国していたミュータントの国、ユートピアに引っ越したらしく、ヴィレッジブックスより限定生産で刊行されたX-MEN:セカンド・カミングにチラっと出ています。それと、小プロより刊行されるデッドプール:デッド・ヘッド・リデンプションにも登場。殆ど登場していないというのは正しい(おそらくカメオ出演レベルでも、片手で数えられる)のですが、偶然とはいえ、その少ない登場の機会の邦訳発売率が高いというのも、妙な偶然であります。
 自分が見た範囲での最新アウトローは、デッドプールの結婚記念号。かつて式を上げた相手、デッドプールの10人の花嫁の一人として登場しております。感想としては……オムツプレイ……?

アウトロー

 そしてスーサイド・キングス最大の謎といえば……アウトロー、西部劇ファッションがコスチュームというかイメージなのに、なんであの作品だと、そっち系の格好一回もしていないんだろうか? 普段着からして、ウェスタンだったのに。なお衣装替えしたというわけではなく、セカンド・カミングやデッド・ヘッド・リデンプションでは下記のような西部劇ファッションに戻っています。この件に関しての言及は無いし、謎は深まるばかりよ。

アウトロー普段着 

日々雑談~1726~

 明日おそらく、SSを一本アップできるかと思います。色々と最終回記念とか、久々に書きたい物とかが入り混じった結果……なんだろう、コレ。

 今日はこの時間までデッドプール:スーサイド・キングスを何度も読み返す感じで。原書は持ってるし何度も読んでるけど、やはり日本語訳された物は格別な味が。むしろ、何度も読んでいるからこそ、楽しいのかも。

デッドプール:スーサイド・キングス

 用語解説がマーベル作中用語ではなく、アメリカポップカルチャー史に出てくる単語の解説が多いあたり、ホントどうでもいいことをべらべらとこの野郎なのが伝わると思います。今回の話、スパイダーマンもデッドプール寄りのおしゃべりスピーカー野郎なので、基本うるせえこの野郎尽くし。「もういい。お前たちとは別行動だ」そりゃ耳の良いデアデビルは困るよな!w
 またその内書くとは思いますが、一先ず驚いたのは帯。好き放題通り越して野ざらし状態な短篇集「デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション」の邦訳決定(来年1月発売)もそうだけど、デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウスが5刷ってオイ。普通にロングセラーになってて、ビックリだよ!

  

日々雑談~1724~

 いよいよ、デッドプール:スーサイド・キングスが発売ですね。X-MEN:ZEROでの顔見世、マブカプ3参戦、主役の実写映画製作決定、そして来週のディスクウォーズ登場。こんな形で日本にばらまかれた点の一つが、このスーサイド・キングス。点はおそらく、そろそろ線となるでしょう。ニコニコのディスクウォーズ配信、タグも市場も予告部分のコメント濃度もえらいことになってるもんな! 出るの来週なのに!
 それはそれとして、ある意味スーサイド・キングスよりも、デッドプールよりも自分にとって思い入れがあるかもしれない作品が、同時発売のバットマン:ノーマンズ・ランド1だったりします。実はノーマンズ・ランドの紹介記事が、当サイトで初めて本格的に取り上げられたアメコミ系の記事。今もそうなんですけど、ウチの方針って「面白いなコレ!」とか「ちょっとコレについて語りたいな」と移り気かつ自由なスタイル。その話のこのノーマンズ・ランドの記事を書いた日から、話のバリエーションにアメコミが入ったわけですね。この数日後、変な赤タイツに出会った結果、なんというか面白い事になるわけですが。
 ちなみに件のノーマンズ・ランド紹介記事がコチラ。ネタバレ気味なので、閲覧には注意を。
 2010年の記事なので、だいたい四年前ですね。自分で自分を分析して見るに、旬のネタの使い方や説明の足りなさから感じる未熟さ、この頃からあまり変わっていない方針。そして何より……当時の俺、おそらく「良い作品だけど邦訳出ないよなあ」という諦めが強いです。紹介することで良い方向に転がってくれないかなーというのも感じるけど、その一方無理だな!とも考えている。その証拠は、紹介記事の割に結構容赦なくネタバレをしている辺りかと。現状に当てはめてみると弱気ですが、当時を思い返して見るに、自然とこうなってしまう材料はあったのですよ……。
 しかし四年たった今では、無理!?と思っていたことが現実に。当時そう思わざるを得なかった材料の大半も払拭済みと、ジャンル“アメコミ”はだいぶ様変わりしました。映画、邦訳、アニメ、ドラマ! 点が繋がり線としての形を作ったのは、デッドプールだけではないのです。

日々雑談~1723~

 一昨日は更新をお休みしてしまい、すみませんでした。ちょっと力尽きており、管理者にSOSを出すことも出来ず。そして今日分かったのですが実は管理者も体調やばかったとか。二人揃ってKOというのも、久々。とりあえず俺は力尽きた後にすぐ復活しましたが、管理者は未だにちょっと悪いままで。お互い、身体への過信は出来ないなあ……。

 昨日、発売直前企画 デッドプール:スーサイド・キングスとは!をアップしました。マーク・ウィズ・ア・マウスに続く、デッドプール邦訳本販促企画第二弾。購入の後押しになれば、幸いです。アクション! セクシー! バイオレンス!

 少し時間が出来たので、近所の映画館に駆け込みガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、2度めの観賞。前回は2D字幕だったので、今回は3D吹き替えで。バージョンの違いという後押しがあるとはいえ、2回劇場に観に行くのは久々だなー。どうも、自分の中での評価が、思った以上に高い映画のようです。ジャンルを超えた広い層に人気な、ボンクラ達のスペースオペラ。今までのマーベル映画では届かなかった層にも手が届いていると考えれば、想像以上の成功作なのかも。
 あくまで個人的な好みですが、SF的オリジナル用語や情報量の多い本作は、どちらかと言うと吹き替え向きかなと。異星の情景やアクションシーンも、実に3D栄えしておりました。吹き替えのクオリティ自体も、高いですしね。加藤浩次のロケットラクーンは、実にはまり役。ちょっとスレた感じで愚痴っぽい所が、ラクーンの声質やキャラ共に合うのですよ。あーもうやってらんねえよ! しょうがねえなあ!と愚痴りつつ前に進んでいく感じで。歳相応、声がちょっと老けているのも、また良し! ロケットラクーン、マスコットポジションでは珍しいぐらいに、若い女性の声が似合わないであろうアレだからのう。