デッドプール邦訳奇譚~デッドプール:モンキー・ビジネス~

デッドプール:モンキー・ビジネス

デッドプール:モンキー・ビジネス 表紙

あらすじ
「デッドプールは誰かの引き立て役なんかじゃない!」
まあ、本人はそう思ってる。でも、果たして本当にそうかな? ヒーローだろうとヴィランだろうと傭兵だろうと、スパイダーマンと共演して目立てるキャラクターは決して多くない。なにしろ彼はアメイジングだからね! さて今回、デッドプールはまるでラブラブな奥さんのようにスパイダーマンにベタベタくっつくことになる。史上かつてない強敵から身を守るためだ。強敵と言っても、サルだけどね。その名はヒット・モンキー。そいつがデッドプールの赤い尻を追いかけ回すのさ!(Amazon商品紹介より引用)

ふじい(以下F)「祝 映画デッドプール全米大ヒット! 日本に吹いてるデッドプール人気という風は、日本だけでなく世界中で吹いている風だったんだ! そしてちょうどこのタイミングで、日本におけるデッドプールのスタートとも言える、モンキー・ビジネスの紹介だ!」

サイレン(以下S)「ところで、なんで今回の商品紹介、ここまでアメリカンでノリノリなんだろう……」

F「いやこの、深夜のテレビショッピング的ノリは嫌いじゃないどころか、思わず口に出したくなるけど。アシスタントのキャサリンと共に、大袈裟なリアクションで紹介してみたい」

S「誰だよキャサリン。どこに居るんだよ、キャサリン」

F「キャサリンは、俺達のアメリカンを欲する心の中にいるのさ。それはそれとして、モンキー・ビジネスですよ。表紙にもなった、“メイド服のデッドプール”。ここから、日本におけるデッドプールの人気は火が点いたと思うのよ。正確には、MARVEL VS. CAPCOM 3との合わせ技」

S「あー、俺、マブカプ3で初めてデッドプールを観た時、アメリカにはすげえのがいるんだな! と思ったな」

F「俺もそんな感じだ。それで調べてみたら、バーン! と出てくるのが、メイド服キメてる姿だぜ? 言語がわからなくても、なんじゃコイツとなるインパクト。そりゃ当然みんな話題にもしたがるし、ガチムチマッチョで真面目なヒーローしか居ないとか、そういうアメコミへの固定観念にヒビが入るだけの一撃だったよなあと」

S「なんじゃこりゃ! と思って調べてみたら、予想以上のなんじゃこりゃ! が出てきたと。それは、調べがいがあるというか、クリティカルヒット感あるよな。でも実際さ、日本におけるデッドプール人気の入り口になっているのはわかるんだが……なんで、ここまで邦訳されなかったんだ?」

F「あくまで私見なんだけどさ。これ原書の原題“Deadpool, Vol. 4: Monkey Business”じゃん? ぶっちゃけ、シリーズにおける4巻じゃん? いきなり途中の巻出すのって、中々厳しくないか?」

S「あー……そういや、そうだったな」

F「ドラゴンボールで例えるならさ、ブルマのポロリシーンやアクマイト光線がめっちゃ話題になってる! よっしゃ! 占いババの試練のトコだけ復刊したろ! ぐらいに蛮勇だとは思うぞ」

S「そこだけポンと出されても、なんで占いババの試練を受けてるのかとか、悟空と養父な孫悟飯との再開とかを理解すんの、難しいだろうなあ」

F「だから、躊躇というか遅れたのは分からんでもないかなあって。ただ、他のデッドプール誌を先に刊行することで、デッドプールというキャラクターの地固めは出来たし、なおかつモンキー・ビジネスの頃のストーリーライン、自分探しの旅というのが元々途中からでも読みいいっていうのがあるので、この辺はもう大丈夫かなって」

S「この時期のデッドプールは、アメリカ中を旅してたんだっけ?」

F「このまま、鼻つまみ者として生きることはただ辛い。人々に愛されるヒーローになるにはいったいどうすればいいのか。そんなことを考えつつ、アメリカを巡っていた時期だな。モンキー・ビジネスの舞台はニューヨークだけど、この直前は、X-MEN入りを希望してカリフォルニアで一騒動おこしているからな。この後の巻では、映画デッドプールにも出てくる情報屋兼技術者のウィーゼルとラスベガスで一騒動起こしてるけど」

S「あの、すいません。毎回各地で一騒動起こしている上に、目標と結果があまり合致していないような気がするんですけど!?」

F「デッドプールだしねえ(悟り モンキー・ビジネスの舞台はニューヨークなだけあって、ヒーローが多いニューヨークでもその象徴となるヒーロー。スパイダーマンが一騒動の相手となってる。現状邦訳でも、アイデンティティ・ウォーデッドプール:スーサイド・キングスで読めるコンビだけど、なんだかんだで面白さのあるコンビだよ」

S「いやでもまさか、本国でもSpider-Man/Deadpoolとして、二人の絡みをメインにした本が出るとは思わんかったな」

スパイダーマン&デッドプール

 

F「日本でも人気のある組み合わせだったけど、本国でもやっぱ人気あったんだなあ。モンキー・ビジネスのスパイダーマンは、デッドプールがなりたい“人々に愛されるヒーロー”の見本的存在というのもあって、デッドプールに迷惑をかけられつつも、完全には見捨てず、諭しもする……」

S「先輩ヒーローとしての顔が強い?」

F「そう、それよ。あと今回、忘れちゃならないのが、暗殺者専門の暗殺者こと、日本猿の殺し屋ヒットモンキーの登場よ」

 

ヒットモンキー

 

S「猿とデッドプールの争いに巻き込まれるって、スパイダーマンやっぱ不幸だよな……」

F「人類史上、稀に見る理不尽な不幸だ。でも俺、この本に同時収録された、伝説の殺し屋ヒットモンキー誕生秘話なヒットモンキー・オリジンが大好きでなあ。瀕死の名も無き殺し屋が猿の群れに出会い助けられ、生命を繋ぐ。群れの中で唯一殺し屋を警戒していた若い雄猿は、奇しくも殺し屋の技を覚えてしまい、そして……伝説の誕生と呼ばれる、ラストの哀しさ。日本猿の殺し屋という、字面だけ見ると面白さだけを求めたような設定が、しっかりと根付いている」

S「別冊漫画ゴラク辺りで連載してもいい設定と雰囲気だよなあ……」

F「もう一本の短編、“アホンダラは電気馬鹿の夢を見るか?”も、田舎の小規模な事件簿として面白いと思うぞ。強敵や大敵相手の話だけでなく、こういう緩い話も箸休めにはいい。それに、ちょっと良いことをして、良い気分になる。スパイダーマンとの出会いで、デッドプールが学んだようで……なんか心地いいじゃないか、うん」

お知らせ

 夏コミ申し込みの確認や、デッドプール~邦訳奇譚~などの作業をしているため、本日の更新はお休みさせていただきます。なお、夏の申し込みジャンルは例年通りタイプムーン。邦訳奇譚は明日アップする予定です。
 しかし、今日あたりから各所で劇場版ガールズ&パンツァー4DX上映の予約が始まるので、行けるようなら行ってみるべえなノリで、映画館のサイトに入ってみたのですが……つーか、正確には入れませんでした。これ席売り切れどころか、サーバーぶっ飛んじゃってるよね!? 
 まじかよここまでかよ……と怯えるほどの勢い。明日、この惨状を確認するネット担当者のことを考えると、肝が冷えるぜコレ。

日々雑談~2082~

『仮面ライダー バトライドウォー 創生』からスーパー1やRXなどのプレイ動画掲載! 人気のポーズも再現!?

 バトライド・ウォー創生における1号、∨3、X、スーパー1、RXの解説記事ですが、記事用に動画を用意することで、わかりやすさと楽しみが、更にドン!
 手を抜くと地味になりかねないステゴロな昭和ライダー勢を、多彩な平成ライダー勢に負けぬ迫力まで引き上げてますね。最強形態と呼べるフォームチェンジはストロンガー以外なくとも、Xのマーキュリー回路のように、上乗せできるパワーは沢山有る!
 格闘技に投げと多彩な技を魅せる1号、万能武器なライドルフル回転なX、拳法のキレの良さとファイブハンドの両立なスーパー1、てつを力高すぎるRXと、見せ場もてんこ盛りですが、個人的に目を引いたのは∨3の多彩さ。仮面ライダースピリッツで見せた、復活デストロン軍団への四国無双も再現可能なレベル!
 26の秘密推しなのは分かっていましたが、それだけでなく∨3の多彩なキック技も完備。ダブルアタックに遠心キックに反転キックにマッハキックにフル回転キックに火柱キックに……作中で見せた技から、設定のみの技まで。あとは、きりもみ反転キックぐらいだなー。数多くのデストロン怪人を葬ってきた、きりもみキックと反転キック。そんな二つの必殺を合体させたという、必殺どころか完殺な大技。披露されたのが、大幹部ドクトルGとの最終決戦。幹部怪人カニレーザー戦というのもいいよね! 最強の敵には、最強の技を!
 情報が出れば出るほど、ドキワクになるバトライド・ウォー創生。いやー、ここまで色々やってくれると、自分の中のハードルの高さが天井知らずで怖いですね! そしてきっと応えてくれるから、そりゃ上げてくよ!?

日々雑談~2081~

 下に記した話のめでたさに触発され、焼き肉食ってきました。本当だったら、モツ焼きで済ますかーな予定だったのですが、こうも景気のいい話を聞いてしまった以上、ちょっとグレードアップするしかないだろうと。いやー、肉はいいですね、肉は。美味さとともに、活力が湧いてきます。そして初めてじっくりと対峙した獺祭も、実に好ましい酒。切れ味と芳醇な旨味の両立って、出来るんだなあ! いやいや、いい肉と酒は、一周回ってヒーリングです。バレンタインのチョコと同じく、癒される。
 


え? ギャグ?
 評判の良さは知っていたものの、まさかここまでの成果を叩きだしてしまうとは……。アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロンの週末興収1億8000万ドルには追いついてないものの、そもそも視聴制限がかかるR指定でこの成績は、かなりのもの。この興収のソース元な、こちらのサイトを見ていただければ分かると思うのですが、そもそも週末興収で1億超えること自体が稀です。息の長さも大事ですが、このロケットスタートは大ヒットと称していいレベルでしょう。どうなってるんだ、全米!
 

日々雑談~2080~

「あー、そうか。明日、バレンタインデーなのか。じゃあ、久々にモツでも食いに行かね?」
「単語が全く繋がってねえ!」
 だいたい毎年こんな感じな、バレンタインデー。これはこれで美味いモツとか食えるし、良い生き様なんじゃないかな! 多分、きっと、そうであって欲しい。
 
 全米や世界各地で公開開始された映画デッドプール。ネタバレに注意しつつ、海外の反響や海外在住な方の感想を見る限り、結構な好感触の模様。映画に関しての様々な情報が集まるインターネット・ムービー・データベース(IMDb)におけるDeadpool(2016)の項目を観た限りでは、評論系のメタスコアは平均、実際観た観客の評価は最高!といったところでしょうか。まだ観た人が少ないので評価は定まらないものの、評価レートが8.8って相当だよなあ。MARVEL映画でもトップクラスというかトップだし、今のところマッドマックスやオデッセイと互角以上だぜ……。この数値が絶対評価というわけではないですし、流石にレビューが増えればちょっと下がるとは思いますが、それでも立派よ。
 しかしこの状況で6月まで待つのホントしんどいなあ。最も、規制の壁が乗り越えられず、上映どころかソフト化までキツい中国本土に比べれば、待てば観れるという時点で幸せですが。実際、売る側としても巨大市場である中国市場が使えないのはしんどかったでしょうが、無理な以上もう、こうして売れる範囲で盛り上げていくしか無いですね。