計略マスター孔明~南蛮 終わる時~

僕が、三国志の中で一番好きな南蛮戦を簡潔にSSにまとめてみました。

孔明「我が策略で、貴方達を帰順させる!」
兀突骨「ブフォー! さあ来い孔明! 実は藤甲兵は物凄く火に弱いぞぉ!」
火計発動
兀突骨「ギャァァァァァ! こ、このザ・不死身と呼ばれるオレの藤甲兵軍団が……こんなあっさりと……バ、バカなぁぁぁぁぁ」

兀突骨「ギャァァァァァァァ……」

朶思大王「あら、兀突骨がやられたようね」
忙牙長「ヤツハ、オレタチノナカデモサイジャク」
木鹿大王「北の連中に負けるとは……大王のツラ汚しよ」
孔明「くらえ!」
火計延焼
三人「ぐああああああ!!」
孔明「やった、これで南蛮軍は全滅だ……あとは孟獲と祝融を見つけるだけ」
孟獲「よく来たな諸葛亮孔明……」
孔明「こ、ここが南蛮軍の本拠地だったのか」
孟獲「孔明よ。戦う前に一つ言っておくことがある。お前は私を帰順させるのに、七回捕まえねばならぬと思っているようだが、別にそこまでしなくてもよい」
孔明「な、なんだって?」
孟獲「そして南蛮の女傑であり俺の妻祝融は今、用事でちょっと出かけている。あとは俺を倒すだけだな……」
孔明「私も一つだけ言っておく事があります。南蛮を制するには、貴方達の心を制さなければならないと思いましたが、別にそんなことはありませんでした」
孟獲「そうか」
孔明「いくぞ南蛮王!」
孟獲「来い、孔明!」

孔明の知略が三国を制すると信じて……! ご愛読ありがとうございました。