日々雑談~5825~

 バットマンにはジョーカー、スーパーマンにはレックス・ルーサー、ならスパイダーマンはジェイ・ジョナ・ジェイムソンだろ。
 実際長年のバッシングによりスパイダーマン最大のヴィランと言われているジェイ・ジョナ・ジェイムソン。基本的にジョークではあるものの、思春期の少年が挑み憎むものは大人である。そんな視点で見ると、実は結構あってるんじゃない?とは思ってました。

 そもそも、スパイダーマンが少年で青年だったこともありますが、老人のヴァルチャーに博士のドクター・オクトパスに友人の父のグリーンゴブリンと、スパイダーマンの初期から出てたヴィランって、だいたい年上で職業と立場を持った大人でしたからね。ニューヨークのティーンエイジャーである読者の共感を得る、大人の庇護下にあったサイドキックたちとの差別化を図るには、理不尽な大人に挑むことが必要なわけで。実際、ヴェノムや二代目グリーンゴブリン(ハリー)のような同年代のヴィランが出てくるのって、スパイダーマンや読者が大人になってからの時期なんだよな。

 読者に寄り添う、読者の共感を得るためのキャラクターとしてのスパイダーマンは、もうちょっと掘り下げたほうがいい研究材料よね。読者の好みに合わせるという点でも、たとえば昨今ならフットワークの良いWEB系の漫画や小説にも繋がるわけで。読者目線のターニングポイント的なキャラクターとして挙げてもいいと思うんだけどなあ。

日々雑談~6733~

 この捜査班のニックネームセンス、真似したいというか、いちどじっくり担当者に聞いてみたい。しかし雨の日に高所狙いの空き巣って危険すぎる。警察に捕まってなかったら、おそらく行き着く先は……。

 スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのソフト配信も間近ということで、ある意味、ネタバレ中のネタバレだった僕らのジェイ・ジョナ・ジェイムソンも公式配信で出陣。ファー・フロム・ホームの結末に関わる話でありつつ、実際に映画を見ないとどうしてこうなったのかがわからないと、ネタバレしつつネタバレでないという絶妙なライン。ソフト配信ならではのラインですね。

 数十年も連載が続いていれば、当時最先端だった職業が今ではレトロみたいな話も当然あるわけですが、ジェイムソンは極端を貫いた結果、ネットニュースのキャスターとして完全に適応しているのスゲえよな。新聞が下火となりネットニュースもまだまだだった時期は、ちょうど体を壊しての入院やニューヨーク市長当選で、マスコミの現場から離れていたし。ジェイムソンはかのクラーク・ケントより、上手くマスコミの潮流に乗ったんじゃなかろうか?

日々雑談~2347~

SPIDER-MAN: HOMECOMING – Official Trailer #2

 スパイダーマン:ホームカミング 新PV! 先達のヒーロー、アイアンマン! 遂に姿を見せる怪鳥人間ヴァルチャー!
 がっつり出てくるアイアンマンだけでなく、キャプテン・アメリカもちょっとだけ登場と、マーベル・シネマティック・ユニバースの長所をフルに使ってやるぜ!という精神が見えてきてステキ。あるもんはなんでも使って、積み上げる。それが今の、三度目のスパイダーマンに求められていることです。しかし、ニューヨークを舞台にした戦いは、映画だと久々だねえ。

 機械の翼を持つ男は既にファルコンがいるので、ヴァルチャー被んねえ? と正直思っていたのですが、巨大な羽と爪により翼を持つ怪物としてのデザインが完成してますね。ヒーローがファルコンで、ヴィランがヴァルチャー。並べても、デザイン面で殆ど被らないって凄い。ヴァルチャーもサム・ライミ版やアメイジング・スパイダーマンシリーズで、何度も登場候補に上がりつつも出番のなかったヴァルチャー。むしろヴァルチャーの話題が出てくると、そこでシリーズ終わっているような。待ちに待っての登場という高いハードルを、この悪いバードマンは易々飛び越えてくれそうです。
 つーか今回のPVに出ている、衝撃波が出るガントレットを使っている男。アレ、ショッカーだよね。

 ああ、そうやってスパイダーマン生誕の物語にシフトを戻すのか!というワクワクな予感を感じさせてくれるPVなのですが、唯一の不満はジェイ・ジョナ・ジェイムソン編集長の出番あるかなーということ。ピーターがカメラマンじゃないと、あの人出るの、難しいんだよなあ。今回のPVに、それっぽいところは無いし。俺、あの二人のウィットに富んだクソみたいなやり取りが大好きなんですよ。

例:ジェイムソン「やあ、ピーター! そのジャケットの色合いステキだな! 何処のゴミ箱で拾ってきたんだ?」
ピーター「いやあ、貴方の性根よりはキレイな色だと思いますよ」

ジェイムソン「写真にこんな大金を払い続けていたら、ワシは破産してしまう!」(この写真は倍の勝ちがあるのに、バカな奴め)
ピーター「冗談でしょう。貴方に比べれば、スクルージだって可愛いもんですよ」

 なんかもう、ピーターのジェイムソン、二人の会話シーンだけピックアップした単行本が欲しいわ……。

日々雑談~2070~

夏目漱石「西住ちゃん」
 なんでコレを思いついたのか、なんで逸見エリカにここまで厳しいのか、そんな疑問をまとめ上げてしまう腕前。まだまだ、未知の達人がごろりと居る、ネット界隈。ネットは、広大だわ。
 今日は、WEB拍手返信です。
 
>テラーの最大の脅威は、寺田農の演じる園咲琉兵衛の底知れなさにあると思います。やっぱりボスたるものかんたんに底を覚られない能力は大事ですよね。
 
 寺田さんの怪演が見事に実った結果の底知れぬ恐怖ですよね、テラー・ドーパント。立ち位置も含めて、ライダーでは珍しい後衛型ボスを務めきったのは、偉業だと思います。
 
>ローグス達は亜光速で走り視覚認識する事も不可能なフラッシュをなぜああも安々と捉えられるのだろう。やはり愛の前には道理など無意味ということなのだろうか(意味深)
 
 なんだかんだで、アイツら長年戦っているだけあって、慣れてますからねえ……。ジョーカーが、対バットマンに慣れているように。加速の妨害、速度への直接干渉、地形変化による妨害、撹乱、飛行能力のような上下移動による対抗……全員、対フラッシュへの切り札を一つは持っているからこその、息の長い宿敵です。
 
>いつも楽しませてもらってます。カオチャ小説めちゃ面白かったです!今度の夏コミとかでカオチャの同人書いたりしないのでしょうか?
 
 小説を読んでいただき、ありがとうございます! 是非とも今後のアニメまで、色々滾らせておいていただければ! カオチャ関係の同人誌に関してですが、現状サークルとしての活動や刊行予定はありません。ちょっとしたことや感想雑感はちびちび呟いたり書いたりしていきますので、そちらをお楽しみいただければなと。アニメだけでなく、コミカライズも複数あるんだよなー……まだまだ、伸びしろあるぜ!
 
>当時モノが家にあります>マーヴルクロス等 もう20年も前なんだなあ(いまだにオンスロート等が『最近の話』感覚)
 
 この辺りの資料が家には無かったので、譲ってもらえたことが本当にありがたかったのです。エイジ・オブ・アポカリプスもオンスロートも、落ち着いて読めるぞ! 最近のお気に入りはマーヴルクロスのスパイダーマンです。どうしょうもないケチッぷりを見せつけつつも、ジャーナリストとしての強固な芯も披露すると、やっぱジェイ・ジョナ・ジェイムソンは面白いよなあ。この人は本当に“良くも悪くも”頑固だ。若干悪い寄りな気もするけど。

日々雑談~1715~

 今日は、HPの細かな改装作業をしておりました。目立たぬ所を主に。
 そして遅ればせながら、サークル情報を最新のものに更新しておきました。夏コミはともかく、COMIC1の情報やA+Kについても更新していなかったとは……。これで既刊は全部、並んだことになります。当然ながら、通販もOKです!

 昨日に引き続き、ゲーム版アメイジング・スパイダーマン2をプレイ。映画との大きな違いはアレですよ、ピーター・パーカーの雇い主として、僕らのジェイ・ジョナ・ジェイムソン編集長が出てくる所ですよ!

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 身震いするぐらいに、いつものJJJ! やっぱ、この人が居ると、作品としてのスパイダーマンの雰囲気がグンと出てきますね。結構、真面目に。
 なお、コミック・ストアを経営しているじいさんは、こんな感じの人です。

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 ピーター・パーカーとベンおじさんの昔からの知り合いであるコミック・ストア経営者、その名はスタン。しかし、誰かに似ているような気がする。気のせいかもしれないが、こんな人を最近映画で何度も見かけたような……何本もの映画で観ているということは、どこかの名優似なのでしょうか。声も字幕版とか別のゲームで何度も聞いた気がするし、一体何者なんだ、この店主……!?