日々雑談~2396~

 映画ワンダーウーマンを観てきました。この映画で、DCエクステンデッド・ユニバースが目指す方向性や作風が、浮き彫りになってきたような。良くも悪くもDC映画って言い方するなら、良いとこがだいぶ勝ってたかな? あと、夜中の戦いでのライティングや薄暗い場所でのカメラワークと、今までのDCの映画よりも見やすさが追求されていたのも良かった。なにせ、眼が疲れない! ……そして、こういう観客を意識した改善こそ、大事なことだなーとおもったり。

 細かい話は後日に回しますが、女性ヒーローの作品として、ガツッ!と後に続くであろう女性ヒーローの足場となれるだけのポテンシャルはある作品でした。

 

 今日、ドラゴンボール超の亀仙人やキン肉マンのティーパックマンと、今までのファンの認識を超える強さを発揮するキャラのカーニバルすぎやしませんかね……。大ベテランの磨き上げられた経験や魔封波やよいこ眠眠拳のような懐かしの技を駆使しつつ、己の限界を超えてみせた亀仙人。ウォーズマン戦での敗北から、あの負け方は二度としないと自らをビルドアップしてみせたティーパックマン。

 元強キャラや弱キャラと思われていた男たちの大逆襲。とにかく燃える、その勇姿。亀仙人は勝ち星+生存という戦果を残してみせたけど、ティーパックマンはどうなるかなあ。ティーパック攻撃以外の何かがあれば、きっと……

 

 仮面ライダーエグゼイド最終回。正直なところ、自分にとってのエグゼイドは最初しっくりこなかったものの、最終盤ではそのしっくりこない部分が愛おしい、もしくは愛おしさの伏線となっていたので、今となっては「すいません! マジで面白かったッス!」と土下座したい気分。

 SFCっぽいかな? と思ったゲーム要素も、最終的にはある意味時代の最先端なソシャゲにも対応。どうすんだコレと思ったレベル1も、最終盤の勢揃いでスゲー!と。檀親子の熱演のような思いもよらぬ産物もあったものの、それが上手く回ったのは、1年を通して方針やゴールがブレなかった堅実さあってこそかと。

 じわりと好きになるって、一年やる作品ならではだよな。

日々雑談~2372~

 天津飯の四妖拳(腕を四本に増やす技)と亀仙人の萬國驚天掌なんて、随分と久々に見たぜ……そんな今週のドラゴンボール超。両方とも、天下一武道会以来だろうか。萬國驚天掌に至っては、その殺傷性の高さから確か孫悟飯(じっちゃん)と悟空にしか出してない技と当時言っていたから、亀仙人の長い人生の中でも三度目の使用ってことに。おい、とんでもないレアリティだぜ。

 ドラゴンボール超にて、天津飯や亀仙人も第七宇宙代表戦士として、他の宇宙との力比べに臨むわけですが……ご無沙汰だった17号も含めて、彼らの勇姿が拝めるのはなんだかんだでドキワクです。いやだってほら、使い物にならねーやと言われるよりかは、再びこうして第一線で活躍してもらったほうが、胸が高鳴りません? だって三人共、最強の座に立ったことのあるキャラよ? 感覚的には、オールライダーに出てくる昭和ライダーに、全盛期の強さを求めるのに近いんだろうか。密かな修行と多少力技めいてはいるものの、復帰してもらったほうが心ときめくので、俺は好きだなー。
 
 天津飯も亀仙人もクリリンも、地球人の戦士は基本器用。クリリンの飲み込みの速さや気のコントロールの上手さは有名だけど、自身の体を変貌させる天津飯や、妖術じみた技も使える亀仙人も相当器用だよなあ……だからその、実力的な問題じゃなくて、この特性が被っているのがマズいんだよ、ヤムチャ……! ヤムチャの代名詞の繰気弾も相当器用なんだけど、困ったことに天津飯も亀仙人もクリリンも、なんか似たような技使えそうなイメージが有るんだよな。でもほら、本人やる気満々だし、なんとか補欠で。悟空も存在忘れているけど、なんとか補欠で! ほーけーつーでー!

 しかし、少年漫画におけるパワーインフレの立役者の一人であるドラゴンボールが、こうしてインフレを違う形に変えていっているのは面白いよな。一度リセットして、また改めて積み上げている感じね。