ガガの腕輪もリ・イマジネーション

研究員「さて、ナマコ怪人にでもするか」
マサヒコ「たすけてー!」
士「待て。ナマコは俺も勘弁だ」
研究員「なんだと? じゃあ、何ならいいんだ!?」
士「え!? そ、そうだな、似た感じのイソギンチャクとかはどうだ?」
研究員「イソギンチャク獣人にイソギンジャガーと、イソギンチャクは結構多いぞ。その点ナマコの怪人は少ないから、オリジナリティがある」
士「待て待て。そんな事を言ったら、シーキュカンバーオルフェノクの立場が無くなるぞ」
ユウスケ「いや士、何真面目に話し合ってるんだよ! 早くマサヒコ君を!」
研究員「そこのお前は何も思いつかないのか!?」
ユウスケ「俺も!? えーっと、クワガタ?」
士「クワガタ、ありきたりだな。そもそもクワガタはクウガのモチーフだろ」
研究員「君にはがっかりだ」
ユウスケ「そこまで言うなら本気で考えてやるさ! えーと、えーと」

マサヒコ「たーすーけーてー!」

 なんか二週続けて見たら、平成アマゾンのキャラを朴訥の一言で納得できるようになった。ただやっぱ、戦闘中の気の抜けた「すーぱーだいせつだーん」は納得いかんなあ。普段は朴訥で、戦闘時は苛烈ならばいいんだけど、ずっと朴訥なのはマズい。ここらの使い分けを成すのが演技力ってヤツか。ほら、オンドゥルもブレイド後半は直ってたし! 一年通してやればって、今回でアマゾン終わりじゃねーか。
 仮面ライダーディケイド29話~アマゾンの世界後編~の感想。RX辺りから、自分の感想の話数のナンバリング間違ってて、地味にへこんだ。

more

オールライダー対大ショッカー感想

 細かい事を気にしなきゃ楽しい、真面目にツッコミ始めたら止まらなくなる。『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』は、そんな映画でした。感想も難しいし、ネタバレして使う部分の取捨選択も難しい。
 なんだろうね、最終回以後の話にしては多すぎる破綻を、お祭りと言う楽しさで補っている感じ。ただし、いつもの映画よりはお祭りと言う長所が目立っていたので、まず観てて楽しかった。
 余所の感想をグルりと回って見た雑感としては、理論で感想を書く人は、途中でツッコミを始めて萎えてしまう。感情や勢いで書く人は純粋に楽しんでいる。そんな感じですかね。考えるな、感じるんだ。
 正直褒めてるかどうか微妙な前置きなんですけれども、全仮面ライダー集結という絵面だけでも、十分見る価値があります。これを実現させたという事実だけで、もう映画の価値は七割方達成してしまっているような。
 とにかく、早い内に見るベシ。そして自分で評価を下す。ほぼ感想が真っ二つに大切断されている状況では、それしか言えんわ。

 以下、劇場版のネタバレとなります。ガシガシとバラしていくよー。

more

ハッピーバースデー! アマゾン!

ディケイド「それじゃあコイツは、こうだな」
バキューン!
アポロガイスト「き、貴様ぁぁぁぁ!」

ユウスケ「士、パーフェクターを壊して良かったのか?」
士「何を馬鹿な事を。まさか、あのまま素直にアイツに渡せとでも?」
ユウスケ「いやさ、それ、元々Xライダーの変身アイテムだろ。Xライダーひょっとしたら変身できなくて困ってるんじゃ」
士「フッ、大丈夫だ。元々アレは大ショッカーが作り出したレプリカだろう。他人の生命力を吸い取る機能なぞ、呪ならともかく神博士が付けるワケがない。それに、Xライダーにはマーキュリー回路が有る。あの回路があれば、変身は可能な筈だ」
ユウスケ「いや、冷や汗ダラダラ流しながら言われても」

 ラーメンじゃなきゃダメだとか、本式の蕎麦の作り方じゃないからダメだとかは言わないけれども、度を越して不味い時は普通に文句言うぜ。批評って難しい。
 正直、あーまーぞーんはねーわ。今までのイマジキャラの役者が比較的マトモだったから、余計にヘタさが目立つ。役者の質は流石に見逃せねーよ。
 仮面ライダーディケイド28話~アマゾンの世界前編~の感想。あの写真館の絵のイメージだと、物凄く自然が溢れた世界っぽいな。

more

仮面ライダー世界を超える

士「霞のジョー、人であって、人だからこそ南光太郎をサポートできた。お前も見習えよ」
ユウスケ「ああ! って、俺はライダーだよ!?」
士「そうだな、お前はライダーだ。姐さん、いい人だったよな」
ユウスケ「……ああ! 姐さんはサイコーの人だったよ」
士「強いとか弱いじゃない、居てくれるだけで、俺達の助けとなる人。だからこそ、守らねばならない。夏海は絶対に」
ユウスケ「大事な人を守る為、弱き人を守る為、それが仮面ライダーだ!」

ハナ「えいやー!」
ハナの足元には、彼女にボコられた真田忍軍がゴロゴロと。

士「で、アレは?」
ユウスケ「さあ? 人なんだけど、イマジンとかより強いよな」
士「もう、あいつひとりでいいんじゃないか」

注:このネタは、劇場版電王~俺 誕生~のTV放映版を見ながら書きました。

 仮面ライダーディケイド27話~RX&BLACKの世界編~決着!
 Wてつをは当然として、アポロガイスト対RXも燃えるポイントじゃね? まるで実写版SDライダーとも呼べるような、枠を超えた昭和の対決。今までディケイド内で平成の枠を超えた対決は散々描かれたけど、昭和はこれが初だもの。そりゃあ、燃えるさ。

more

正直、Xライダーも見たかった

士「仮面ライダーRX、自動車所持と言うライダー=バイクの前例を打ち破る所業、ロボライダーやバイオライダーと言ったフォームチェンジ能力の所持、まさに平成と昭和を繋ぐに相応しいライダーだな。分類的には一応昭和扱いだが」
ユウスケ「電王が電車に乗れたのも、平成ライダーでのフォームチェンジがお約束になったのも、RXあってこそだな」
士「他にも、ロボライダーが初の拳銃所持のライダーだったりと、平成に与えた影響は大きい。そしてチートとうたわれる強さのバイオライダーか……」
ユウスケ「? どうしたんだ? 俺の顔をマジマジと」
士「チェンジ」
ユウスケ「いやいや! 俺、元祖平成ライダーだし」
士「RXも正確には平成期も放映、当然クウガよりも先。なのでチェンジ」
ユウスケ「お前さっき、分類的には昭和扱いとか、いや待て、本気で待とう、な!? な!?」

RX未見の人「おいおい! いくらなんでも四人同時に相手とか無茶だ!」
RX視聴経験者「おいおい! いくらなんでも四人だけで相手とか無茶だ!」
 バイオライダーとは、そういうライダーです(視聴経験者談)
 そうだね、リボルケインが光ってなかったとかどうでもいいんじゃないかな! 「我はクライシス最強~~」の名乗りのような、簡単に出来るけど知らないと出来ないネタもちゃんと補完されていたし(注:クライシス最強の~という名乗りは、クライシス怪人のお約束です)
 こだわり過ぎて何も見えなくなるなら、こだわりなんて捨てた方が楽しいのに。
 えっと仮面ライダーBlackRX~ディケイドの世界~じゃねえや! 仮面ライダーディケイド26話~RXの世界編~開幕。そして~大ショッカー編~開幕!
 テンション高いのは勘弁してくだせえ、なにせBlack&RXは直撃世代なもんでな! 年齢がバレかねないけど、そんな事関係ねーぜ!

more