日々雑談~2345~

 時間がぽっかり浮いたので、キングコング: 髑髏島の巨神を観ておきました。モアナや超スーパーヒーロー大戦の影響もあってか、何時もは空いてる映画館も満員御礼。もちろん、キングコングも満員。席が取れない回もありました。混雑すると色々大変とはいえ、こうして盛況なのは何よりも良いことです。

 キングコングの感想としては……イメージビジュアルやポスターや予告。アレ、まんまです。おっ、怪獣がたくさん出るんだな。人類に逃げ場はないんだな。コング大暴れだな。これらイメージを観て思い描く印象が、そっくりそのまま出てきます。こうもストレートな映画って、そうそう無いと思う。

 世界観も制作も、ギャレス・エドワーズ版ゴジラ、通称ギャレゴジと繋がる作品なのですが、ギャレゴジの際に生じた「怪獣バトルが少ない」「見難い夜のシーンが多い」という意見を、しっかりフィードバックしている感じですね。怪獣バトルはもう無法地帯とばかりにガンガンやりますし、基本的に戦闘シーンは明るく見やすい構図。その上でちゃんと人間ドラマや夜ならではのシーンを組み込んでいるので、ギャレゴジの全てを捨てたわけではない。ギャレゴジの改良版の一つですね、キングコング。

 本当、イメージ通りの作品なので、予告やポスターにビビッと来たら、ぜひ観ておくべきです。パシフィック・リムにギャレゴジにシン・ゴジラ。近年の怪獣映画は、各々個性を貫き良作になっているんだから、実に素晴らしい話ですよ。