適当に語るマブカプ3参戦のマーベルキャラ~その3~

シーハルク
 実はメガネっ娘。ただし、時たま。エロ担当。これは結構常時。
 弁護士であり、ブルース(ハルク)の従兄弟。重傷を負った際にブルースから輸血を受けた結果、内向的な女性ジェニファーは外交的かつ奔放なシーハルクの姿を手に入れた。ただし、微妙に空気が読めない為、男性問題やトラブルを起こすことも多々。本能を刺激するガンマ線の影響で、感情の抑えが効きにくいのと、元々地味な性格だったせいで、派手な性格の人間としての立ち居振る舞いを知らなかったといえばいいのか。
 ジェニファー本人はシーハルクの人格も姿も気に入っているので、故意でシーハルクに変身していること多し。ハルクより能力的に劣るものの、遥かに自分を制御できています。
 むしろ、内面の発露の結果がハルクであるブルースは、どんだけ内にヤバいものを溜め込んでいたのかってことですよ。

M.O.D.O.K.

 名前の読み方はモードック。秘密結社AIMの首領にして殺人専用の知的生命体。
 AIMという組織の特色は、優れた科学や技術を常時開発し悪用しようとしていること。元々はヒドラの下部組織だったが、現在は独立済み。誕生後に組織を掌握した実験体、モードックも超天才なので、この方針はずっと変わっていない。まあ、自分より遥かに優れた頭脳で危険な思考を持つ生命体を作った前首領は、結構アレな気がするが。モードックに暗殺されたし。
 負けが混んでいた時期、AIMを追放されたものの、数十億ドルの詐欺と本部壊滅を兼ねた作戦をぶち上げ、見事成功。弱体化したAIMを再び乗っ取って、首領の座に着いた。え? クロサギ?
 ヒーローと協力したことのないヴィランと言われているものの、デッドプールにはときたま仕事を依頼したり、協力したりとそれなりの付き合いがある。ただし、ゴールデンエイジのヒーローを復活させ手駒にするという計画を、通りすがりのデッドプールに潰されたこともある。この一件は、極上のブロンドのクローンをデッドプールに数体プレゼントするという内容で、手打ちとなった。
 ところでデッドプールってヒーローかな?

ストーム

 あのスタン・リーをして「ちょっとチートすぎるかもしれない」と評したミュータント。天候を操るって、強力かつ汎用性が高すぎるだろ。
 生まれはあまり良くなく、少女時代はスリや窃盗をしていた。だが、天候を操る能力が発動してからは、アフリカで雨乞いの女神に。その後、スカウトされX-MENに加入。リーダーや副リーダを務め、アフリカに帰省した際に、黒人ヒーロー兼ワガンダ王国の王であるブラックパンサーに見初められ、彼と結婚。現在は、ワガンダの王妃。なにこの、サクセスストーリー。
 X-MENが居ない世界でも、実力でケニアの女王になり、それぞれ王同士でブラックパンサーと付き合ってた点から見て、なんか多分、女帝の相のような物を持ってるんじゃないかと。
 現在は、夫関係の仕事やヒーロー活動をこなしながら、X-MENを手伝っているという、ウルヴァリン並に忙しいお人。

フェニックス(ジーン・グレイ)

 マブカプ3だと守備力が低くて微妙なものの、実はギャラクタス並にヤバイ存在。遊びで銀河の一つや二つ、簡単に消滅出来るレベル。というか、ギャラクタスが生まれた理由の一つ。
 ものすごく噛み砕いて説明すると、ジーン・グレイというミュータントが死にかけた際、想像的生命体にして破滅招来体でもあるフェニックスが、彼女の身体に憑依して生まれた存在。ハヤタ隊員の身体を借りた、ウルトラマンみたいなものです。
 自身の死亡、仮初の復活、クローンであるマデリーンの誕生、本人の覚醒、マデリーン対ジーン・グレイと、彼女周りは非常にややこしい。マデリーンが恋人であるサイクロップスの間に子供を作ってたりして、家系図もややこしい。そして旦那であるサイクさんが浮気しょ……女性からの誘惑に非常に弱いため、自身が死ぬまでサイクさんとの恋愛関係には悩まされた。
 アメコミでは珍しく、死亡したまま復活してない人。彼女の転生体ではないか?と噂されるキャラが出てきたので、今後もしばらくは復活しないと思われる。たぶん。

タスクマスター

 これ以上、何を書けと!?(二回目) 好きな食べ物はたぶんラーメン。自室にカップ麺の容器が沢山転がってて、日本でもラーメンを食べてました。
 UDON版のスーツは単なるバリエーション違いと思われているものの、実のところUDON版スーツは普段の格好の上位置換レベルで性能が高い。投擲可能なビームシールドや、ビームクローの生成機能が付属。更に、ホログラフィによる変装能力も有り。全身をホログラフィでカモフラージュして、動きを丸々コピーすれば、まず見破られることはあるまい。スゲエな、このスーツ。
 最近、「一つ新しい動きを覚える度に、自分自身の記憶を失う」という、某ゼロノスみたいな制約が付けられてしまった。なんでも、脳の容量の限界的な問題だとか。インなんとかさんを見てると気のせいだよ!と言いたくなるものの、ドクター・カオスを見ていると、さもありなんという気分になってくる。記憶なんてトコロテン式ですよ。

センチネル

 ミュータント抹殺を目的に作られたロボットの総称。日本で言うならば、モビルスーツのように作中広域的に使われている。マブカプに参戦しているセンチネルは、マブカプ用と呼べる代物。
 人が搭乗するタイプのセンチネルや、そのパイロットを外部から操ったナノサイズのナノ・センチネル。人間に擬態出来るサイボーグ、プライム・センチネルと、大きさや種類は想像以上に多岐。360のウルヴァリンでは、ガンダムサイズのセンチネルとの戦闘が可能。
 なお最近は、センチネルと同じ思想で生まれた怪物、プレデターXという、ミュータント殺害用のイビルジョーみたいなのがいる。ミュータントの先行きは厳しい。

シュマゴラス

 古き者の一人である、混沌の神。この世界における姿は、仮の姿のようなもので、自分の棲まう次元での彼は、もはや全知全能の神。海外ファンの考察では、ギャラクタスより強いとされている。
 古き者や混沌という辺りを見ればなんとなく分かるだろうが、元ネタはあのクトゥルフ神話にある。タコみたいな外見も、西洋人にはとても恐ろしく感じるのです。日本人? たこわさ。
 マイナーなのに、何故かマブカプシリーズ参戦キャラに選出されたことで有名。マブカプシリーズに神様出しましょう! ソーじゃなくて、シュマゴラスを! 若干、狂気を感じる流れである。

ギャラクタス

 宇宙災害。主食は星で、彼に立ち向かえる者は大いなる勇気の持ち主か大いなるマヌケだけ。旧宇宙が破滅する際、フェニックスフォースに助けられた男が、数十億年もの眠りの結果生まれた生ける災害。災害扱いなので、会ってしまったらしょうがないと諦めるレベル。元々は生物の居ない惑星だけを喰らっていたものの、やがて飢餓感に負け、そんなことには構わず喰らう存在に。文明が発達した星ほど美味らしい。
 娘がいるというのは既に鉄板ネタとなりかけているので省略。管理者が惚れ込んで、彼女の本を探しまわったものの、全然手に入らなかったという話も省略。
 なお、ギャラクタスを実力で放逐できそうなのはフェニックス。勝てそうなのはシュマゴラス。うっかりやっちまったのは、ベノムプール。