日々雑談~850~

 本家デッドプールチームアップ、遂に最後の大集合!
Deadpool Team-Up Volume 3: BFFs
 という訳で、他ヒーローとの共闘路線シリーズ、デッドプールチームアップが完結しました。完結、完結でいいんだよな? ちょっと自信無いけど。ぶっちゃけた話、デッドプール本誌でも結構頻繁に他のヒーローと共演してるので、チームアップの意義自体が最近薄れてたしねえ。ゴーストライダーなんか、チームアップと本誌のほぼ同時期に出てるしねえ。
 最終巻だけあって、ソーやギャラクタスやシングと、共演相手は全員メジャー級ヒーロー。初期路線は、ザパタブラザーズやUSエースみたいなスゲえマイナーなのとメジャー級のサンドイッチ状態だったなあ。
 それにしても最終巻の共演相手でマイナーなの、ヘルカウぐらいじゃね?

HELLCOW 吸血鬼ならぬ吸血牛。ドラキュラに血を吸われて死んだ乳牛が、蘇生。地獄の乳牛として生まれ変わった姿。飛行に霧化に吸血鬼伝播と、吸血鬼がやれそうなは殆どできる。そして乳牛なので、ミルクも出る。

 ……なんで、コイツ出したんだろ。一応カテゴリー的には、ハワード・ザ・ダックのヴィランだが、ここ数十年出た形跡が殆ど見当たらんぞ。ただ、チームアップのエピソードとしては面白いので、なんとも言えないのが。ある意味、面白さこそが採用の理由とも言えるのか。

日々雑談~849~

 あんまりウチでは取り上げてないけど、実は俺、ホークアイ大好きですよ? タスクマスターやデッドプールに並ぶくらいに。三者の共通点としては、明らかに普段身を置く戦場において貧弱な能力な筈なのに、技巧に置いて一目置かれているところ。
 まあ、不死身のデッドプールとコピー能力のタスクマスターはある意味強力な能力ですけど、普段の相手がチートレベルのミュータントや神様だから、攻撃能力的にどうしてもねえ。ぶっちゃけ、自分以上に相手が強すぎる。
 そんな不利な状況の中、経験や技術で渡り合う姿は、やはりカッコいい。特にホークアイは、弓の腕だけという、デッドプールやタスクマスターに比べて更に厳しい状況。タスクマスターに弓術パクられたし。それなのに、最も厳しい戦場であるアベンジャーズの中核として戦い続けているという事実。そりゃ、憧れるわ。
 初代が健在なのに既に二代目が居たり、暗殺者として振る舞えるだけの冷酷さとキャプテン・アメリカの後継者に指名されるだけの気高さを両立させていたりという、語ったらホントにキリがないんじゃないかというぐらい、ホークアイは面白い。
 いやー、DCのグリーンアローといい、アメコミの弓使いはなんかこう、たまらないクセがあるね!

 という訳で、マブカプのアッパーバージョンこと、アルティメット MARVELVSCAPCOM3の発売が決まりました。ゴーストライダーとホークアイなら、なんとか完全版商法にも我慢出来る名前の筈。カプコン側のレッドアリーマーとストライダー飛竜も、全く劣らない名前。色々なキャラの知名度が日米双方で上がってくれれば、ベストですよ。

日々雑談~848~

 現在、ちくちくと作業中です。やっぱ素直に、百鬼夜行の続き書こう。もしくはリメイクで。

 PS3にアイマス2進出か。ファン層が広がるのはいいことだ。例えば、PS3しか持っていなかった管理者も、いよいよ貴音さんとイチャつけるわけで。竜宮小町が使えるようになっていたら、完璧よね。
 なんだかんだで、次世代機を両方買うのは、役割的にもスペース的にも辛い。Wiiは、PS3や360とは別の道を歩んでいるので、ある意味他の次世代機と組み合わせやすくはあるんだが……。
 アニメの出来も評判も悪くないし、止まりかけていた風が再びアイマスに吹いている感じ。まあある意味、冷水ぶっかけられて落ち着いたからこそ、冷静な目で広く評価されているのかねえ。
 正直、熱気が一番激しかった時代基準で考えるなら、ゼノグラシアの代わりに今やってるアニメやっても、結構激しく叩かれていた気がする。熱気というより、熱暴走? いやあ、当時は色々あって、色々な目にあったなあ(遠い目で)。

小須田部長の退屈

「博士……すみません……遅れてしまって」

「どうしたんだい原田くん? なんか、やけに疲れきってるじゃないか」

「ええ……此処に来る途中、カカシみたいな人の入っている部屋の前を通ってから……なんか気分が悪くて……嫌なこととか、思い出したくないことが次々と頭の中に……」

「スケアクロウだね。警備員、こちら小須田。ジョナサン・クレインの部屋を至急捜索してくれたまえ。現在彼は、室内で密かに恐怖ガスを生成している可能性が高い。対ガス装備を忘れないように。さあ、原田くん、この薬を飲みたまえ。バットマン謹製の解毒薬だ」

「ゴクゴクゴク……プファー! いやー、スッキリしました。ありがとうございます、博士!」

「気を付けないとだめだよ? なにせ、アーカム・アサイラムは魔境だからね。いやあ、でもなんとか、来た時よりはマシになったな、とは思うけど」

「さっき正門で、掃き掃除しているワニ人間とコウモリ男を見ましたよ。僕が博士の知り合いだと聞いて、挨拶もしてくれました。言葉も通じそうにない怪物相手でも、コミュニケーションをとるその手腕、流石です」

「話せばわかるとは良く言うけど、キラークロックとマンバットは、誰も話してくれなかった二人だからね。だからワシは、ただ話しただけだよ。話せば分かるって言うのは、本当なのさ。話して分からなければ、この話はどれだけ得なのかを話して聞かせれば、改めて大体聞いてくれる。誠意と利益の両方を使っても話ができなかったのは、ジョーカーだけだねえ……」

「博士。やり残したという気持ちはわかりますが、博士は明日から新天地に向かうわけです。彼のことは、この街の守護者に任せましょう」

「そうだね。彼がいるから、ワシゃぁ安心して旅立てるよ、うん。じゃあ始めようか。この名刺、これはいるのかな?」

「それはいりません。博士はこれから、ヒーローになられるワケですから」

「ヒーロー!? ワシ、ヒーローになるのかね!? ヒーローというと、こう全身タイツを着て、夜の街を駆け抜けるような! 人を殴るたびにポップな擬音が飛び出るような!」

「だいたい、そんな感じです」

「じゃあ名刺はいらないよね。ヒーローは正体不明なものだし」

「何言ってるんですか、名刺は自分を相手に紹介するために必要なものだって、僕に教えてくれたのは小須田さんじゃないですか」

「君、ワシに死んで欲しいの? 正体バレして、殺されちゃったりしてほしいの?」

「違いますよ。ヒーローとしての、名刺が必要なんです。シュテンビルドのニューヒーロー、チェン・コスダとして、街の方や企業の方に名前を覚えていただかなければ!」

「それが新しい名前なのかい!? ヒーローというより、怪人フー・マンチューみたいな? ……つまり、ヒーローとしての名刺が必要ってことかい? バットマンさん、そんなことしてたっけかな……。じゃあこの携帯電話、これはいるのかな」

「これはダメですね」

「ああ、そうなの。何か特別な通信手段が支給されるとか?」

「いえ。単に会社の問題です。今、博士が持ってる携帯会社は、チェン・コスダとスポンサー契約を結んでいない携帯の会社なので、携帯を使いたいのであれば会社を乗り換えていただかないと」

「スポンサー!? ヒーローにスポンサーついちゃうの!?」

「ええ。今の時代のヒーローは、金持ちの道楽ではなく、スポンサーのロゴを付けて平和を守るお仕事ですから。小須田さん、忘れないでください。僕たちは企業戦士なんですよ!」

「ヒーローをしながら、利益を追求しろってことだね。分かったよ、直接戦闘は無理だから、ワシは見切り職人でも目指すとするよ。こう、スポンサーのロゴが見切れて映るようなヒーローを目指すよ!」

「その調子です。ちなみにシュテンビルドのヒーローはランキング付けされているので、そちらもどうにかお願いします。チェン・コスダにキング・オブ・ヒーローの座に付いて欲しいというのも、我社の意向です」

「見切れ職人の道は、閉ざされたか。じゃあ当然、このスーツはいらないってことか。ヒーローらしい特殊能力や防弾防刃機能を備えた、新しいスーツというかタイツぐらいは、用意してもらえるんだろう?」

「勿論です。この写真のスーツが、現在開発途中のチェン・コスダに支給されるスーツです!」

俺がガンダムだ!

「ガンダーム!? というがダンボーール! じょ、冗談だよね。完成品は、もっと違うんだよね!?」

「当たり前じゃないですか。完成品は、この胸のGUNDAMが我社の社名に変わります」

「がんばれー! まけんなー! 力のかぎり生きてやれー……」

「あなたが、アーカム・アサイラムのネーミングライツを買おうとするからいけないんだ!」

「売ってくれるっていうから、ウチの会社の名前に変えようかと思って……」

日々雑談~847~

 携帯。買ってきました。色々一段落付いた上に、危機的状況も脱したし、これでしばらくコミティアやら何やらに集中することが出来る筈。
 最初、申し込みカウンターに行った時、カタコト気味かつ、胸に研修中マークを付けた南米系の方が待ち構えていたときはどうなることかと。日本人同様の気配りがきちんと出来る人だったので、何ら問題なかったけど、正直席についた瞬間「チェンジ!」と叫びたいぐらいのインパクトだったぜ……。

 最近、初代キャプテン・アメリカ(スティーブ)に隠し事をしているヒーローが多い件について。

トニー「インフィニティジェムを、こっそりイルミナティで山分けしてました。あまりに秘密にしすぎていたせいで、ブラックボルトが死んだ後、インヒューマンズの誰もジェムの存在を知らず、廃墟に放置してました。しかも、そのジェムを盗まれました。当然、スティーブには内緒です」

ビースト「対宇宙人組織、S.W.O.R.D.の存在をみんなスティーブに黙ってました。自分やスパイダーウーマンがS.W.O.R.D.の所属であることだけでなく、その存在自体を。なんとなくみんな言いそびれていたみたいで……」

 貴様ら、お母さんに秘密を隠す子供か! そりゃ、後で話を聞いたスティーブも怒るよ! 前者はおおごとだし、後者は知らなかったのスティーブだけじゃねえか!

スティーブ「とりあえず盗まれたジェムは回収できたな! トニー! では、ブラックボルトがあずかっていたジェムは、私が管理しよう。完全に納得できた訳ではないが、君の考えをそれなりに理解したと言うことさ」

 お、お母さん! 息子をしかりつつ、懐の深さを見せつけるなんて、保護者すぎるだろ!
 今だから言える。やっぱあのニューヨークにキャプテン・アメリカが居たら、ワールド・ウォー・ハルクは円満解決してたわ。

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