2024年9月21日
/ 最終更新日 : 2024年9月21日
fujii
アメコミ
多くの人が15年前の映画にいたようなヤツやキャットプールに気を取られて、デスウィッシュっぽい個体がいるのに気づいていない。
デスウィッシュ:平行世界のEarth-11638にいた、緑色のデッドプールっぽい人。この世界にたどり着いた正史デッドプールはデスウィッシュをこの世界のウェイド・ウィルソンだと思い込んでいたが、キャッキャと二人で遊んでいる最中、超回復能力がないことをきっかけに別人であることが判明。正体はなんとヴィクター・フォン・ドゥーム、つまりドクター・ドゥームだった。Earth-11638はスパイダーマンが唯一無二の最強ヒーローアメイジング・スパイダーであり、ギャラクタスもサノスもスパイダーマンが倒した結果、目的を失ったファンタスティック・フォーは解散。取り残されたドゥームはおかしくなってしまい、こんなことになってしまった。英語で書くと、deathwish。この単語を直訳すると死の願望、すなわちデスウィッシュとは狂ってしまったドゥームの自殺願望である。
コイツがデスウィッシュかどうかはともかく、緑色のデッドプールのデッドプールというギミック自体がフルカラーのアメコミでこそ映えるものなので、ジャンプラ編集部と作画の植杉先生に死ぬほど頑張ってもらって今後オールフルカラーにでもしないかぎり、今度大々的に出てくるとは思えないのですが。でも、コイツ、どう見ても頭がおかしくなっているとはいえ、ドクター・ドゥームなんだよなあ……ドクター・ドゥームが次のMCUの大ボスと決まった以上、今後数年は全メディアでドクター・ドゥーム推しなわけで。ウルトラマン:アロング・ケイム・ア・スパイダーマンも、ドゥーム推しですしねえ。となると、デスウィッシュもワンチャンあるのか?
もっとも、緑といえばシークレットエンパイアのヒドラカラーのデッドプールもいるので、こっちかもしれない。こっちの個体だったとしても、こっちはこっちで夢があるし、だいたい与太話なんて、限界まで風呂敷広げときゃあいいんだよ!
そんなこんなで改めまして、デッドプール:SAMURAI 2nd seasonの連載開始おめでとうございますということで、ひっさびさに応援企画として「デッドプールの野郎が端折りやがった登場キャラのアレコレ」を勝手にドーン!とやっちまおうかと。
昔やった、デッドプール:SAMURAI応援企画 お前ら誰だ!?の二回目ですね。あの時はシルエットで「えーと、たぶんコイツ!」をやんなきゃいけないから大変だったなあ……。
大半の読者が、日本人が、いやもうぶっちゃけ世界中の人間が、マジでコイツら知らねえわ……となる一団。それでいて、全員がロキ連れてないとたぶん負けそうなキャラがベースとなっている辺り、微妙にタチが悪いと言うか。でも、せっかく出てきたんだし、ここらでネット上の情報を足しとこうぜの精神で、ざっと紹介していきます。
なお、デッドプールとヤクザが戦ってるのにかこつけて、マーベルヒーローVS実在ヤクザ特集でもやろうかと思いましたが、いろいろ身の危険を感じたので止めておきます。ザ・ハンドと並ぶ忍者軍団を持つ山◯組はかのショーグン・ウォリアーズのライディーンを盗んだりウルヴァリンとやりあったりと活発だし、クローン技術を擁する会津小◯会はそれこそデッドプールのせいで大変なことになったと、空想と実名が混ざっててえらいことになっているので、話としては滅茶苦茶面白いんですが。
東◯会の刺客ホワイトニンジャVSスパイダーマンなんてこの東南アジアのインチキおもちゃみたいな表紙だけで忘れられないモンがあるけど、ここは歯を食いしばっての我慢の一手で……!
あぶねえ脱線しそうになったということで、Uターンしてデッドプールに戻ります。でもデッドプールももともと脱線ルートじゃない?
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