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北斗の拳 リュウガ編を読み直してみた~ドラマ撮影伝 リュウガ編突入記念~

 北斗の拳第一部終盤の名エピソードにして、主人公抜きで盛り上がった決戦ランキング堂々上位のラオウVSトキが、ついに今回でクランクアップ。そして、そんな余韻を消し飛ばすかのように、北斗の拳屈指の問題エピソードにして、ネイキッドロフトでネタにされそうなキャラランキング堂々上位のリュウガ編へと突入。もうね、ドラマ撮影伝が始まった当初から「リュウガどうすんだ」「いっそスルーしても誰も文句言えない」「原作のラスボスはラオウ、撮影伝のラスボスはリュウガ」ぐらいのこと言われてましたからね。そして、現在公開中&先読みのエピソードだけで、もうやべえ臭いしか無い。助けて、大石さん……!

 でも、そもそもリュウガ編ってどんな話だったっけ?となったので、本棚から北斗の拳を取り出しての一気読み。以下、雑感。

・リュウガ登場から退場までのリュウガ編は全5話。シンやサウザーのような強敵(とも)と比べても短いシナリオなものの、強敵枠……?なユダやジャギやなんならGOLANですらそれぞれのエピソードに7~8話はかけてるので、リュウガ編は北斗の中でもトップクラスで短い。キャラの寿命で言うなら、ハートやスペードや狗法眼ガルフが勝負の相手。ヒューイやシュレンには勝てる。

・白馬に乗って虹とともに初登場、拳王軍の領地を切り崩す、北斗の対となる泰山(泰山北斗)の名を冠した泰山天狼拳を使うと、ラオウや南斗とも違う新たな敵としてのオーラはだいぶ強い。それはそれとして対ラオウへの機運高まる時期に来られても困る。もしもそのまま強敵として機能していたら、露骨な引き伸ばし扱いだっただろう。

・「あ……新記録」やミニゲームでお馴染みの人間ハンマー投げや、ネットでよく流れる無抵抗の村のエピソードと、北斗の拳の中でも有名なミニエピソードが多い。むしろ、こっちを覚えていてリュウガ編の内容をまるっと忘れていると、逆転現象が起きている。

・初登場時のラオウは単なる暴君だったが、サウザー編やトキとの決戦を経たことで、この時期のラオウはだいぶ株が上がっている。上述の人間ハンマー投げや無抵抗の村のエピソードは力で乱世を治めるラオウの統治の一端が垣間見えるミニエピソードでもあり、上がった株にふさわしい覇者にジョブチェンジしている。同時にケンシロウもラオウとは違う慈悲の男としての面が強調されており、この両者のキャラ性の補強に関しては、最終決戦へのフリとして必要な描写だろう。

・そんな必要な描写に、無駄にキャラとツラの濃いリュウガがグイグイと挟まってくる。新たな敵でなく、ケンシロウとラオウのキャラを掘り下げるエピソードを結ぶつなぎ役となったものの、それにしたって濃い。

・必要以上に濃い男が魔狼となって暴れ狂うエピソード後編。リュウガ以外の登場人物も読者も「なんで……?」となっているので、撮影伝でのアレンジが期待半分不安半分なパートになっている。そして生きていたトキもここで死ぬ。クランクアップしたはずの大石さんも(たぶん)呼び戻される。正直、ラオウVSトキからリュウガ編を続けて読むと、感動の余韻があ……新記録の勢いでぶっ飛んでしまう。

・トキを殺すことでケンシロウを深き哀しみの淵に落とすというリュウガの目的もユリアやシンやレイで既に淵に落ちているのでは?といった感じで、肝心のケンシロウVSリュウガはケンシロウの圧勝。リュウガは既に陰腹を切っていたと明かされることで、死ぬ気&不調の相手に圧勝してもなあ……とモヤモヤする結末に。とにかくリュウガ編は短いため、設定も展開も何もかも詰まっている。それこそ、あと1話あれば、だいぶ評価が変わっていたんじゃないかという惜しさはある。

 個人的な評価としては、ケンシロウ対ラオウを盛り上げつつ、トキの終わりを描くリュウガ編はいる。ただ、リュウガがいるかどうかは微妙。だいたい、こんな感じです。あと、リュウガの存在がバランスを崩してはいるものの、無抵抗の村や人間ハンマー投げのような小エピソードは人気かつ多くの人の記憶に残っていると、いわゆるパーツ取りの車としては滅茶苦茶機能しているんですよね。そしてリュウガの拳王軍の将というポジションも、ラオウ外伝やイチゴ味といった後世のスピンオフでは活きてますし。イチゴ味の場合、だいたい大将がボケて副官がツッコむ構成なので、原作準拠で副官やれるリュウガの存在はだいぶ希少というか。主人公であるサウザー様ですら、副官は原作モブがやってるので。そういった意味では、リュウガもまた、優秀なパーツと言えるんじゃないかと。

 そもそも、この時期は北斗の拳も原哲夫先生も武論尊先生も油が乗りに乗ってたので、ちょっとリュウガの様子がおかしいだけで、エピソード自体の節々は綺麗に磨き抜かれているんですよね。だからこそ、パーツが活きているわけで。むしろこの本編は妙、全体的には全盛期というアンバランスさこそ、ドラマ撮影伝の本領発揮ができる舞台なはず。結果的にリュウガ編を読み直したことで、ドラマ撮影伝への期待値も跳ね上がったので、みんな隙あらば北斗の拳を読もう……!

日々雑談~5941~

 なんか、仁王3おもしれーガハハ!ってやってるうちに、小プロのアメコミ邦訳撤退の報せは出るわ、デッドプール:SAMURAIは終わるわ、小学館方面が大炎上中だわ、中東はそれこそ本物の大炎上と、えらいことになってた。ひとまず言えるのはですね、小プロ=小学館集英社プロダクションと小学館と集英社はいろいろ別なので、小プロの契約切れによるアメコミ邦訳撤退とジャンプラのデッドプール:SAMURAIの終了は繋がりそうで繋がらないということで。まあ、何かマーベル側にデカい考えがあって、大きな流れの中で繋がるという可能性もありますが。でももしそうだとしても、その流れを察することができるのは、早くても数年後の話でしょうね。

 ネットが荒れてる時は、ネット以外をするに限る。決算前のこの時期は、結構な数のソシャゲがアニバやハフバなので、逃げる先には困らねえぜ! 攻略情報を集めるには、ネットしないとダメじゃない?ってのはさておき。うん、本当だったら、逃げる先は紙の本がベストですね。電子書籍はネットの一部みたいなもんだし。
 まー、今のソシャゲはついに5周年なウマ娘でしょう。あんまりに塩漬け期間が長すぎたせいで、本当にリリースされるのか?と疑われていたのが、もはや嘘みたいな話に。去年は怪物お牝馬ラッシュだったけど、今年はフォーエバーヤングにエピファネイアにルーラーシップにマルシュロレーヌと最新やクセ強が一気にきたのう。ただ、そろそろヘリオスのホーム会話やロイスのシナリオで匂わせな、狂気の逃げウマ娘が来てもいいのよ? いやねえ、本来競走馬ギリギリなところを、チーム一丸で最狂の逃げ馬にしたカブラヤオーに、だいぶコイツもおかしい逃げ馬な女傑テスコガビーに、福永に栄光を、池添に栄光と落馬を与えたエリモジョージの75世代が好きでしてね。ちなみにエリモジョージに乗ったのは福永洋一と池添兼雄と、福永祐一と池添謙一の親世代です。池添一族は本当になんというか……。
 というかまあ、昭和平成それこそ令和と、モチーフ元はまだまだいるので、これから先も頑張ってほしいものですね。とりあえず、お祝い課金をポチッと。

日々雑談~5940~

 鎌倉時代の終わりと南北朝の時代を駆け抜けた北条時行の逃亡期、これにてお仕舞い。

 敵味方がこんがらがってとにかくわかりにくい南北朝を舞台に、史実がほぼほぼバッドエンドな北条時行を主人公とした作品を描く。企画書として出てきたら、どこの会社も尻込みするような内容なんですが、これを描き切ってみせたのはやっぱ松井優征先生の起承転結をきっちり固めて見せる計画性あってこそなんだろうなあと。気になるし面白いけど手ぇ出したら絶対大変なことになる南朝や室町幕府や信濃のその後は軽く触れるだけと、これぐらいの切り方をしないと週刊少年漫画で連載するのは難しいでしょうね。場に合わせて、正確な取捨選択をして見せる。週刊連載の最前線という過酷な環境で、これができるのは相当ですよ。
 そもそも、ネウロも暗殺教室も企画書で出てきたら「これまとまんのか?」というコンセプトの作品だったと言うか。そんな二つの作品を完走してみせたという実績が編集部や読者の信頼を生み、作品の確固たる柱となる。もう松井先生、何をやってもまとめる能力とそれに対する信頼があるので、どんな企画を立てても通るんじゃなかろうか。あまりのセンスの良さに漫画がポシャっても編集や原作者、とにかく絶対手放せない人材扱いだった銀魂の空知先生といい、2000年代序盤デビューのジャンプ作家の面々は、漫画の枠を超えた異能持ちがだいぶいる気がするぜ。

日々雑談~5939~

 選挙終わったけど、まさかのすげえ結果だな……。新聞の自民党激勝予測が、自民党の勝ちすぎで外れるってどういうことよ。なんにせよ、選挙に出た候補者のみなさんと、そんな候補者のために身を削ったスタッフには敬意を。出るだけでも大変なのが選挙なので、そこはもう勝ち負け関係無しに全員の労をねぎらいたいです。称賛や批判は、その後よ。

 選挙に大勝ちしたからと言って、それが良い政権になるかどうかはわからないものの、少なくとも高市首相の勝負強さは証明できたんじゃないかと。国会運営にしろ外交にしろ、そこに必要なのは覚悟と運と諸々、総じて勝負強さは必須スキルなわけで。しかし、よく似た者扱いされる安倍さんと高市さんの政治家としてのタイプは実は違うんじゃねえかと思うものの、高支持率やブームにどっかり座って相手を迎え撃つ、いわば胸を貸す選挙スタイルはだいぶ似ていた気がするぜ。揺るがず構えることで、むしろ攻めてる側が疲れや焦りで自滅していくと、この受けて壊すやり方は恨まれるほどに強くて怖いんだよ……。

 

 それはそれとして、現在はいよいよ発売した仁王3をプレイ中。久方ぶりの戦国死にゲー! コイツが出るのを待ってたぜ! 今回はサムライとニンジャ、二つのスタイルを自在に使えるのがウリですが、サムライにはジャスガ、ニンジャにはジャスト回避が導入と、前作の間合いを測る戦闘スタイルががらりと変化。ジャスガやジャスト回避で相手の懐に潜ってガンガンやっていくのも選択肢に入ると、ゲーム性ごと総入れ替えの勢いでいろいろ変わってますね。他にもジャンプが可能になったり、そもそもガード自体が固くなっていたりと、なまじ1や2をプレイしていた人間ほどやりにくいのかもしれない。俺も既プレイ勢だけど、ガードできるってタイミングで無理に避けて被弾みたいなの結構あるし。主人公の性能自体は上がってるので、これはもう慣れるしかないね。
 今は第一ステージの戦国時代を探索中。オープンワールドになったこともあり、とにかくうろうろするだけで楽しい。そして敵が意地の悪いところにばかりいて痛い目を見る。それもまた楽しい。まだ今年が始まって少ししか経ってないけど、今年のベストゲームを狙えるんじゃないかな。しかし戦国時代の舞台は三方ヶ原の戦いなんだけど、徳川家はこんな史実以上にヤバい武田家を相手にして、よう壊滅しなかったな。なんやねん、全員フルアーマー夜行さんな武田騎馬隊って。これはもう、鬼太郎案件だろ。
 

日々雑談~5938~

 ロキの手がやけに長いし、デッドプールが妙にゴツいと、もしかして超能力ユニットの方のファンタスティック・フォーか? と思ってちゃんと調べてみたらご覧の有様だよ。今回カラーのコマはみんな20世紀FOXの映画が元ネタなので、適度に暇な時にでも調べてみればいいんじゃないでしょうか(なげやり

 

 ここ最近、あまりインターネットに顔出してませんが、いかんせん選挙があるからなあ。選挙の期間のネットはいろんなところでノセられがちな怒りや恨みや嘲笑が飛び交うから、どうも苦手で。なんならノセられた結果、自分が怒りを撒き散らす側になる可能性もあるわけで。本当だったら広くいろいろ意見を聞いた上で投票先を決めるみたいなのが理想的な行動なんだろうけど、そんな理想的な行動ができるほど、人間が出来ちゃいないしな。なのでまあ、この時期はネットから距離を取るのが一番いいなーという判断。もちろん、選挙には参加してるし、なんならもう期日前投票も終了。あくまでネットから離れているだけです。
 いや実は本当に偶然、超大物の演説を聞く機会があったので、そこの話もしたいわけですが……ちょっと大物すぎて、後日や選挙後に回した方がええと思うんだよなあ。以前話した玉木代表とのエンカウントといい、ネットでは選挙から離れているものの、現実はこれまでにないくらい選挙に近いと言うか、むしろ選挙が近づいてきている気がするぜ……。

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