日々雑談~6736~

 映画スパイダーバースのやり遂げたことで一番大きいのは、スパイダーマンはピーター・パーカーであるという固定観念を崩したことだと思うので、やはり続編で追求してほしいのは世界観の拡大。国、中身、特徴、すべてにおいてハイレベルな東映版スパイダーマンへの期待値は、そりゃ高いですな。

 というか、全41話+劇場版って、数多のスパイダーマンの中でもトップクラスの話数だよな……メインのピーター・パーカーは別格として、ベスト10圏内は確実、おそらくベスト5も狙えるのでは?という位置。コミックスのスパイダーバースで出てきたスパイダーマンたちは、かなりの数が短編主人公やオリジナルやこれからのスターと、意外と地盤がしっかりしているキャラが少ないのよね。ここのところは、基本主役作持ちのオールライダーとは違うポイントの一つ。コミックスのスパイダーバースは、全スパイダーマンのオーディションにして新人の顔見せと、細かく分析するとヒーロー総集合とは違った顔が見えてきますぜ。

日々雑談~6735~

 超闘士激伝新章は、本筋をしっかりしつつスパイスとしてマニアックなネタを加える作例のお手本というべき作品だと思う。本筋がしっかりしてないと新規層がまったく見込めなくなるし、隠し味のスパイスが上手く使われてないとディープな層が物足りんのよね。

 旧激伝でメフィラス星人はメフィラス大魔王としてボス化後に頼れる味方となり、OVAで死亡。ヤプールはエースが撃退したヤプールが小物の尖兵となり、その背後にいた最強のヤプール王が登場。エンペラ星人はすでに別デザインで登場し敗退と、新章でエンペラ星人と暗黒四天王を出すのは難しいのでは……? となる状況の中、エンペラ軍団は見事に復活。メフィラスは、死者として手駒にされていた状況から蘇生し完全復活。小物の尖兵が憎悪をたぎらせ強大化したヤプールは、尻ぬぐいのためにあらわれたヤプール王の一撃で死亡。エンペラ星人は現行ウルトラマン準拠の姿となり復活、最強の敵として君臨と、見事にまとめられております。

 なにせ旧激伝のガチャポン(ストーリー)展開の最後って、ゼアスやティガだからなあ。そりゃ、本家ウルトラマン周りの設定も変わるよ。そんな変化に適応して連載をやりきったのは、やはり凄いことです。いやあ、楽しみつつも勉強になったぜ。

お知らせ

 所用により、本日の更新はお休みさせていただきます。

日々雑談~6734~

 更に言うと、プロレスは悪役が動かすとの言葉通り、主人公としては受動的なのが善玉のスグル。ただケンカを売られる形になっても、仲間だけでなく相手の救済をも願う無私の心は、間違いなく祈り。一方、オメガの民の希望にならねばならないと目的から始まっているのがアリステラ。目的を叶えるために自分たち以外を敵とする姿勢は、先行きなき呪い。この問題は、おそらく来週以降、更に深く語られるのでしょう。ためてためて、ここぞという場面でドカン! いやー。面白いわ、キン肉マン!

日々雑談~6733~

 この捜査班のニックネームセンス、真似したいというか、いちどじっくり担当者に聞いてみたい。しかし雨の日に高所狙いの空き巣って危険すぎる。警察に捕まってなかったら、おそらく行き着く先は……。

 スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのソフト配信も間近ということで、ある意味、ネタバレ中のネタバレだった僕らのジェイ・ジョナ・ジェイムソンも公式配信で出陣。ファー・フロム・ホームの結末に関わる話でありつつ、実際に映画を見ないとどうしてこうなったのかがわからないと、ネタバレしつつネタバレでないという絶妙なライン。ソフト配信ならではのラインですね。

 数十年も連載が続いていれば、当時最先端だった職業が今ではレトロみたいな話も当然あるわけですが、ジェイムソンは極端を貫いた結果、ネットニュースのキャスターとして完全に適応しているのスゲえよな。新聞が下火となりネットニュースもまだまだだった時期は、ちょうど体を壊しての入院やニューヨーク市長当選で、マスコミの現場から離れていたし。ジェイムソンはかのクラーク・ケントより、上手くマスコミの潮流に乗ったんじゃなかろうか?

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