日々雑談~2343~

 つの丸先生が久々にジャンプに帰還! というのにまず惹かれ、毎日更新のギャグマンガ家人間ドックデスレースを追いかけること4日。本日4話目でフィニッシュ。そうかー、つの丸先生、14年ぶりの帰還なのかー……たいようのマキバオーも、結構な長期連載だったからなあ。

 企画としては、ジャンプのギャグマンガ家一同が人間ドックを受けてみよう。そして、その健康度合いをランキング形式でまとめようというもの。一見、ふざけているように見えますが、「ハードワークが常である状況を見直す」「人間ドックは楽ちん」「皆で連れ立って行くことで、面倒くささを楽しみに」「実際調べてみないと、健康状態はわからない」と、各話にあるテーマやメッセージは、人間ドックのハードルを下げる方向性、間口を広げようとしていて真摯です。

 そうだよなあ、会社持ちで人間ドックや健康診断をやってくれているところもあるけど、そういう会社に務めてなかったり、そもそもフリーランスだったりしたら、人間ドックに行くのって後回しにしてしまうことなんだよな。金も時間もかかるし、十数年前のイメージだと怖いままだし、何より自分の体の現実に気づきたくないっていうのもあるし。

 なので、こういう、難しいと思われていることへの距離感を縮める企画は、アリだと思います。人間ドックへのイメージを暴走させること無く、ギャグマンガとして成立してますしね。ここのトコ、やっぱつの丸先生の手腕の為せる技ですわ

 

日々雑談~2342~

 昨日、一泊二日の新潟行きから戻ってまいりました。ちょっと用事があったのと、久々に浮世の垢でも流すかーということで。主に、酒で。それなりにくつろいできたのですが、帰ってきたら予想外のバタンキューでした。アレだな、旅行に出る前、寝る暇が無かったのがマズかった。そんなこんなで、今日から更新を再開しつつ、新潟の話も織り交ぜていきます。

 

 基本的に自分の場合、個人や少人数の旅行ではざっと行きたい場所だけ決めておいて、あとは流れでというタイプなのですが、今回新潟には、ココは外せないと思っていた場所がありました。それが、新潟市古町5番街の水島新司漫画ストリート、通称ドカベンロードです。ここには新潟市出身の水島新司先生を讃えるべく、水島作品のキャラの銅像が複数並んでおり、ドカベンファンとしては絶対に行きたかった場所の一つなのです。

 通称はドカベンロードですが、七体ある銅像のうち、ドカベンのキャラは四体。残り三体は別の水島作品からの登場となっております。

 まずは、あぶさんより景浦安武。酒豪の強打者、水島先生の考える男の中の男、南海時代よりホークス一筋に生きた男だけあり、ユニフォームもFDHの90番。ここに並んでいる銅像の中でも、すらりとした高身長であります。ドリームトーナメントに出てほしかったなあ。

 道路を挟んで並び合うのは、ドリームボールの女性投手水原勇気と明訓四天王の小さな巨人里中智。両者共に、ダイナミックな投球ポーズです。双方小柄なのですが、このポーズによりその小ささは全く感じさせません。

 ドカベンの主人公、山田太郎。迫力あるスイングを完全に再現しており、横から見るとバットがしなってます。

 スイングする瞬間を切り取った野球選手の銅像は他にあれども、ここまでの躍動感と台座に乗っていないことによる距離感の近さを持った銅像はそう無いでしょう。そりゃあ、ケツバット写真を撮ろうと思ってしまう人も、出てきてしまうわな……。

 現役最高齢投手、球界の生き字引こと岩田鉄五郎。出身は野球狂の詩となるものの、岩田鉄五郎に関しては水島新司作品のキーキャラクターにして特異点状態。独特の妖気を完全再現どころか、むしろ頑張りすぎて水木しげるロードに片足つっこんでるような気もする。夜中見たら、泣くぞ。

 ああ、秘打をこれから打つのか……! と思わせてくれるポーズな、明訓高校最高の二塁手にして天才音楽家の殿馬一人。パワーとスタミナは不足気味で、メインが他にいる時は、脇に控えようとするのが弱点……というか、この弱点がなければ、もうコイツ一人でいいんじゃないかなになってしまう選手。頭も技術もスピードも、天才以外の何者でもないわ。

 花は桜木、男は岩鬼。水島新司作品最強のムラっけのある男にして誰もが愛する問題児へとのし上がった、悪球打ちの岩鬼正美でシメ。ドカベンロードの銅像は、あぶさんを除き小柄な選手が多いのですが、そんな中、岩鬼はひときわ大きい立ち姿。まったく、ようもこの銅像から、ハッパを盗んだりイタズラしようだなんて気になるな。あんまり続いた結果、今は夜間のみハッパを取り外しているようなので、そこんとこは安心だけど。いやしかし、デカい! 背中も見事だ!

日々雑談~2341~

 今日、ウチでエイプリルフールネタをやるかどうかと言うと……ちょいと無理だなあ。
 つーか、実は今日はちょっと泊りがけで出かけており、この更新も時間を設定した上での自動更新なのです。自動更新は出来ても、自動で引っ込める機能は(たぶん)無い。こうなると、ホラが引っ込められねえわ!ということで。

 

 新年度一発目から更新できないというのもアレなので、たまにはちょっとだけ毛色の違う話でもしてみます。

 学生が抱きがちな疑問として、「この勉強は将来なんの役に立つのか?」という懸念があります。これは誰だって持つ可能性がある疑問だし、社会人になってからも「この仕事はなんのためになるのか?」といった類似系の疑問に襲われることもあります。この系統の疑問がまずいのは、疑問をきっかけに、やる気が削がれてしまうこと。元々、いまいちしっくり来ない時に出やすい疑問なので、疑問からやる気が出なくて効率が落ちるというデスコンボに陥る可能性があります。

 自分の答えとしては「物事、やって損はない」ってヤツですね。日常の経験というのはカードゲームで言うところのカードを貯める行為のようなもので、カード資産があれば、唐突なルール変更や新ルールの誕生に適応しやすくなると。また、持っているカードが予想外に強力なデッキのキーカードになったり、ルール改正で陽の光を浴びたりする確率は、カードの資産が多ければ多いほど上がります。もしかしたら、永遠に価値の出ないカードもあるかもしれませんが、それは永遠にわからないことでもあります。物事、やって得は無いかもしれないが、それだって損にはならない。将来どうなるかわからない以上、多く持ってた方が得ですね。反社会的な行為は、捨て札にするとして。

 実際、俺も昔、苦手だった「英語」って札を捨て札にしたせいで、現在進行系で苦労してますからね。学生当時は、将来的に必要になると思えない!と思っちゃってたんですよ。まさかなあ、アメコミに本格的に関わることになるとは。デッキを組むのに、キーカードが無いのは辛いぜ。昔出た旧バージョンを今拾うのは、当時手に入れるより数倍大変だ!

 そして、アメコミやこのホームページの更新により手に入れているカードが、いろいろなことに流用できているのも事実。少なくとも書くことの継続がなかったら、モノを書くような仕事をするのは無理だったろうな。こっちはこっちで、こうなるだなんてわからなかったよ!

 世の中、穴を彫り続けてそれをまた自分で埋めるような、本気で生産性の見いだせない仕事もありますが、きっと本気の捨て札はあまり無いはず。むしろ、無いと思いたい。とにかく、コレは何の役にも立たないかもしれないけど、そのうち何かの役に立つかも知れない。これぐらいの心持ちで、生じる疑問をなんとか抑えていきましょう。

 ううむ。なんか微妙にまとまりきれてない、校長先生の話っぽい何かになってしまった。きっとコレを書いた経験も将来的に何か使えることが……あるといいなあ!
 

日々雑談~2340~

 偶然エイプリルフールな4月1日と日曜日が被ったからこそ出来る荒業……企業の皆さんは、休日出勤もしくは事前に準備しておくか、自宅で出来るようにして気を配るか。なんというか、イベントを楽しむより先に運営側を心配してしまう辺り、俺も年を取ったもんだ。

 そんなこんなで、ゲゲゲの鬼太郎がいよいよ開始。鬼太郎は毎回変わらないところと変わるところの混ぜこぜなので、始まること自体、蓋が開いて何が出てくるのかがまず楽しみ。第1期~第2期が比較的原作に近かった結果、第3期以降はどうしてもアレンジが求められるようになったからね。第3期は東映アニメとしてのアレンジ、第4期は鬼太郎が持つ本来のイメージを現代で膨らませたらどうなるのか、第5期は今までにない展開や少年漫画的な長期路線、だいたいこんな感じでしょうか。ぬらりひょんのライバル化にネコ娘のデザインと、原作もアニメに合わせ柔軟にいろいろ取り込んでいたのもポイント。ヒーロー化する鬼太郎に違和感を感じつつも、それはそれとOKサインを出してくれた水木しげる先生のおおらかさがあってこその、自由闊達な作風の維持よ……。

 第5期は、今までのシリーズの総決算とばかりに、今まで何度も映像化した話(例:島での西洋妖怪との戦い、目玉の親父にこらしめられた火車)を「もう知ってるよね!」とばかりにショートカットして、新世代の西洋妖怪との戦いや、改心した火車の話を最初からぶっこんできました。ある意味コレは、積み上げてきたシリーズの総決算としての手でもあったわけで。なので、総決算たる5期の先にある鬼太郎である第6期が、どうハードルを超えてきてくれるのかが、物凄く楽しみなのです。絶対超えてくれるはずだ!

 まあ、ちょっと明日はリアルタイムでの視聴は無理なので、録画組となるわけですが……つーか、たぶんリアルタイムでの視聴は今後あまり出来ない。同じ時間の仮面ライダービルドとの兼ね合いどうしよう。

 せっかくなんで、無料配信中の劇場版ゲゲゲの鬼太郎もどうぞ。作風はどれも違うものの、共通項としては……なんかヌルヌル動くよね! 東映アニメーションの底力というか!

日々雑談~2339~

 以上、殺人鬼による鬼ごっこ対戦ゲームリリースの噂が聞こえてきて、何事!?となったツイートでした。一人のプレイヤーが鬼となり、複数のプレイヤーを追いかける、というか殺す。フライデー ・ザ ・13th: ザ・ゲーム(以下13日)もDead by Daylight(以下デイライト)も大筋はこのシステムです。13日は13日の金曜日という映画を追求したキャラゲーで、デイライトは鬼ごっこ部分を突き詰めた対戦ゲーって感じかな。デイライトの複数いる殺人鬼の陣容は、オリジナル+ホラー映画のレジェンド殺人鬼ですが。PS4の日本版発売記念ということで、貞子出そう、貞子! カマラ名義でもいいから!

 このジャンルのゲームの特徴としては、実況含めゲーム動画がクソ面白いというのがあります。驚かすような殺人鬼たちのスタイルに、多人数プレイによるアクシデントの多さ。そりゃ、面白い方向に転がるし、実況の舌もよく回るわ。いや、13日を例にすると、こんなことが平然と起こりますからね。

 プレイヤーの一人が車を修理して脱出を図る→一緒に乗せてくれと進路上に飛び出てくる別のプレイヤー→飛び出したプレイヤー、そのまま跳ねられて死亡→そのショックで運転をミスり、木に挟まって動けなくなる車→ジェイソンに追いつかれ無事死亡。

 最近は日本でも実況プレイ動画が流行っているので、そういう狙いで13日やデイライトをやるのもアリだと思う。しかし、両作とも結構なグロ描写があって、据え置きゲーム機での日本進出は難しいと思われていたというか、実際、今日発表されるまで予想もしていなかったんだが……急に門戸が開いて、ビックリだわ。

 

 
 

 

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