日々雑談~2043~

 来年、デッドプールならぬレディデッドプールでもない、そもそもデッドプールのラインに加えていいのだろうかな、グウェンプールの連載が決まったようですね。アート担当は、日本のアーティストユニットであるグリヒルさんです。

グウェンプール 登場!

 グウェンプールって何かと言いますと、多次元多世界のスパイダーマンが集結したスパイダーバースという作品で、ピーター・パーカーではなく、恋人のグウェン・ステイシーが蜘蛛の能力に目覚めた存在ことスパイダーグウェンが誕生したことがおそらく発端。

グウェンスパイダー

 スパイダーグウェンはグウェンで個人誌をゲットするくらいの人気を博すことになるのですが、二匹目のドジョウを狙ったのか単なる悪乗りなのかヴァリアントカバーとして“全ヒーローグウェン化プロジェクト”が始動。ハルクグウェンだのアイアングウェンが登場してグウェンジャーズだ! なんて流れで、グウェンプールも登場。そんな一発ネタレベルだった彼女が、こうして個人誌を獲得したことになります。なんつーイカれた流れだ。

グウェンジャーズ アッセンブル!

グウェンプール初登場

 しかし登場→ミニエピソード→個人誌ゲットの流れは、多くの人気キャラがたどってきた道ですが、グウェンプールは個人誌ゲットまで実質一年経ってないので、歴代最速レベルの出世街道ですね。デッドプールだって数年下積みがあったし、ウルヴァリンのハルク誌での初登場からX-MENへの参加がおんなじぐらいの速度だったかなあ……とにかく、早い! 画期的な流れすぎて、理解が追いつかん!

日々雑談~2042~

 ソーシャルゲーのスーパーロボット大戦X-Ωに……カードゲームのサンライズクルセイドに……いろいろ消え去りかけていた、アイドルマスター XENOGLOSSIAが蘇ろうとしている。いや正直、“なんかアイマスとちゃう!”だけで封印するにゃあ、惜しい作品だと思っておりますしね。封印する、批判する気持ちも分からんでもないけど。
 でもゼノグラシアは、OPの微熱SOS!!を始めとする挿入歌のレベルの高さや、裏切りと絶望の交差から希望を見出すストーリーと、独自の輝きも多々持っており。
 せっかく表に出すなら、パーッとやりましょうぜ! パーッと! しかし原点との差異を示すイメージワードとして“千早が巨乳”がトップクラスなのは、どうなんだろうね!?

 邦訳されたデッドプールVol.3:グッド・バッド・アンド・アグリーを読んでいますが……いやー日本語だと、やっぱ楽ですね! 原書は何度も読んでるものの、やはりこうして訳されたものを読むと、新たな楽しみや発見できるものもたんとある。キャラやネタを解説した、小冊子が付属してるっていうのもありがたいですしね。うん。
 何よりそれに、こうして邦訳化して流通経路に乗り書店に並ぶことで、日本という世間への訴えかけが始まるワケですしね。邦訳化は最終地点ではなく、ある意味始まりなのです。
 しかし、確かにグッド・バッド・アンド・アグリーといえばキャプテン・アメリカ&ウルヴァリンとのチームアップがメインなのはわかるけど、ルーク・ケイジ&アイアンフィストとのチームアップももうちょっと前に出していこうぜ! アフロのルーク、そしてアベンジャーズではなくヒーローズ・フォー・ハイヤーとしての二人の(邦訳での)登場は、たぶん珍しい!
 なお、デッドプールとヒーローズ・フォー・ハイヤーの縁はもうちょっと続きつつ、ここ最近はとんでもないことになっているので……そりゃあもう、スキンヘッドのルーク・ケイジが怒髪天するレベルよ。

日々雑談~2041~

 ブロッケンJrの状態よりも、シルバーマンの真意よりも、サイコマンがキモ面白いという印象が先立ってしまう、今週のキン肉マン。次回更新は年明けと言えども、今回カレンダーの影響で1月4日更新、つまりは一週間休みなだけなんだよなあ。早く読めることはありがたくとも、ゆで先生だけでなく色々な連載作家が何時もより正月に休めないというのもきっと事実。すぐに祝日があるとはいえ、代わりの休みを何処かで取って欲しいなあ。
 来年は正月三が日が金土日なので、色々なトコがいきなりの月曜4日スタート。忙しない年明けになりそうで、なんか怖いなあ。再来年は再来年で、三が日が日月火と、果たしてどこまで休めるか企業が試されそうな感じで。苦あれば楽ありとはいえ、そのスパンがまるまる1年とは……。

 今日、冬コミ行きの荷物も出したので、新刊作業も含め、冬コミの準備はだいたい終わりました。あとは、参加日三日目、31日を待つだけですね……31日……あと10日……おおう、もう今年も終わりか。
 最も、これで全て終わり! 年末までフリー!というわけではなく、仕事納めはまだ遠い状況。たぶん30日までバタバタしてるんじゃないですかね。明日以降も、あまり考えたくない山場が目白押しですし。山場の間で、なんとかイベント限定おまけペーパーとか作れるといいなあ。
 でも一区切りついたわけだし、今日だけは枕を高くして寝ようか! うん、こまけえことは寝る時だけでも忘れよう!

デッドプール邦訳奇譚~デッドプールVS.カーネイジ~

デッドプールVS.カーネイジ

デッドプールvsカーネイジ

あらすじ

いまやマーベル・ユニバースきっての人気者になった“饒舌な傭兵”デッドプール。今度のお相手はカーネイジ……スパイダーマンから生まれたヴェノムから、さらに生まれた“最悪のスパイダーマン”である。殺戮を繰り返すカーネイジがデッドプールと出会い、血を血で洗う凄惨な戦いが始まった。デッドプールがカーネイジの口に手榴弾を突っ込んだかと思うと、カーネイジはデッドプールをバラバラに引き裂く……。常軌を逸した真紅の2狂の凶演、果たして勝利はどちらの手に……!?
(Amazon 商品説明より抜粋)

サイレン(以下S)「久々の更新の前に……色々あったようですが、改めておめでとうございます」

ふじい(以下F)「ありがとうございます。これからも初心を忘れず、勇往邁進の精神で、日々精進し続ける所存です」

S「なんかお前、力士の昇進時の口上みたいなこと言ってるぞ。大関とか横綱に上がる時のアレ」

F「俺のことはどうでもいいとして、まずはデッドプールとカーネイジの話をしようよ! と言いつつも、デッドプールVS.カーネイジの話は前にしているからなあ

S「ああ、結構がっつりとしてるよな」

F「読者が一度見てみたかった、赤い危険人物同士のカードをこうして実現。互いのなんでもアリな不死性から、“殺し合い”という本来ハイリスクな要素をお手軽スナック感覚で使っていて……しかし、互いの性根やあり方を否定しあうトコロまで達しても、結果的に両方の商品価値を落としてない、むしろ上がってるのがスゴいな。人気キャラや一流になればなるほど、刺激的でリスクの高いことがし難いアメコミキャラクター界隈でも、このクラスでこれほどのリスクを乗りこなせるキャラ、そうはおるめえよ」

S「それに、殺し合いに至る過程も非常にシンプルだしな。女優へのインタビューとかそういうのがなく、いきなり本番が始まるアダルトビデオのように!」

F「過程がシンプルなぶん、本番の充実度、もとい作者が書きたいものやテーマに割ける部分が大きいというのもあるねえ。狂人であるカーネイジですら理解できぬ狂気を振りまくデッドプール、やがてカーネイジが気づいてはならぬデッドプールの狂気に足を踏み入れようとした瞬間……。殺傷性と狂気、互いが持つ特徴をどうやって伸ばしていくか、真摯に取り組んでる作品だ。デッドプールとカーネイジの名前が並んで、多くの人が期待するような光景。そのリクエストにはきっちり応えていると思うのよね」

S「ところでこれ、短編のスペーリア・カーネイジ・アニュアルも収録されてるよな?」

F「ああ。凶悪な犯罪者クレタス・カサディ(原文ママ)と、カーネイジの能力を担う共生体。この“相棒”同士が一つになることで、凶悪無比なヴィラン、カーネイジはカーネイジとして存在できる。カーネイジとは何者なのかという基本骨子に焦点を合わせた短編だな。カーネイジはスパイダーマンのヤバい敵として知られてはいるものの、カーネイジ自身が主役な作品はあんま日本には無いからなあ。デッドプールとの相乗りとはいえ、こうしてカーネイジが主人公な作品が邦訳されるのは、いいことじゃないかな」

 

 

S「しかし、今までほとんど没交渉だったデッドプールとカーネイジにこうして因縁が出来たワケだよな。次もし、どっかで再開したら、大変なことになるんじゃないか……?」

F「再開は当分無いだろうと思っていたが、今度はミニシリーズどころか、メインストリームなアベンジャーズ&X-MEN:AXIS(アクシス)と呼ばれるシリーズで再開することになったからな。まったく、アベンジャーズもX-MENも、ビックリだぜ」

二人はマブダチ!

S「あれ!? すっげえ仲良くなってるよ!?」

F「まあ。このフレンドリーさすら前菜レベル、それぐらい混沌極まりなかったAXISでの再開だからな! AXISも本編やタイインしたデッドプール誌が邦訳されますように!(祈り」

お知らせ

 すみません。今日はこの時間まで、冬コミに関するあれこれやそれこれをやっていました。申し訳ありませんが、本日の更新はお休みさせていただきます。
 スター・ウォーズ新作、ジャンルとか沼とかそういうの一切関係無しに色々な人をかっさらって行くのは、さすがの貫禄。こういう作品の底力は、長期的な人気あってこそのもの。この底力、日本で上向きになってきたのがここ数年、スパン的にはつい最近のデッドプールが弱いところでもあります。一朝一夕で身につくもんじゃない以上、地道にやるしか無いのですが。つーか、こういう底力を即効で身につけようとするのは、死亡フラグです。まずは、まずは映画から!

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