日々雑談~1677~

 久々に、東京という名の街にでて買い物やら何やらを。ダークアベンジャーズ:アセンブルジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃キン肉マン47巻等などを纏めて購入。思わぬ繋がりというか予想外というか、まさかキン肉マンにジム・リーやアレックス・ロスといったアメコミアーティストの名前が乗っているとは思わず。この二人の絵の美点を、ゆでたまご先生が漫画家としての視点で語っております。あとまあ、デザインが一週で変わったガンマ……これはいいか。

 そして映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』も鑑賞。一言で言うなら、この星矢、いけるじゃん!で。CGアニメ化に際し、不安なところもありましたが、実際見てみればあらコレ、普通に星矢じゃんと。1から12宮制覇を90分でまとめろという、5日で参勤交代レベルの無茶。この無茶さを、東映まんがまつり並みのパワフルファイトでまとめ上げ、星矢らしい高速の世界をCGアニメで視覚化。数多のツッコミどころも含め味として楽しめるのならば、まずこれ名作です。
 以下ネタバレなので、この先隠しておきます。

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日々雑談~1676~

 とりあえず、バトライド・ウォー2に関するウェブ拍手と絡めて色々!

>取り敢えず敵ボスの使い回し感が減ったのだけは良し。後巨大ボス戦とか。ただ、もっと出来ればステージの追加(工場、海岸、遺跡やオリジナルのステージ)、一期のサブライダーのプレイアブルと追加。キーコンフィグをもっと自由に。後は出来る限りシナリオの強化とボスや雑魚の追加。オーガと歌舞鬼は欲しかった。アクション面は正直これで一定の完成を見た気がします。

>まだEDまで行ってませんが、ドラマパートでライダー同士の会話が、全開の仲間割れと漫才ばかり・・・からマシになってましたね。お互いどんな戦いをしてきたのかを語ったり、力や正義への考え方をぶつけ合ったり。でも殆どの声が全開の使い回しらしいのが気になります(檀臣幸さんのライブラリ出演には泣きましたが・・・)新取りはムービーライダーと鎧武勢とマツケン様だけ?

>あ、そういえば前作とはまたパラレルなんですかね。みんな初対面っぽいですし。

 ディケイド以降のライダーはともかくとして、キバ以前のライダーの映画って基本パラレルですからね……電王はもとよりややこしい時間軸だけど、一応正史か。差異が少ないアギトやキバはともかくとして、響鬼さんやファイズやブレイドは、かなり違う世界から来ているわけで。映画というバトライド・ウォー2のテーマ的に、ここちょっとややこしいですよね。クウガどこから連れて来たんだろう。ディケイド?
 そして最強フォームの上を行く究極フォームの有無から感じる、スケジュールのズレ。ディケイド以前のライダーは、話の中盤くらいに映画化している関係上、最強フォームが初お披露目の隠し球に。かたやW以降は、最強フォームが既にTVに出てしまっている以上、最強の上の究極という隠し球が必要に。ディケイド以前ながら超クライマックスフォーム持ちの電王はほら、某考察スレで強さ:時価と表されるレベルの枠外に生きてるから……。つーかあの人達、本編終了後のお披露目チャンスがむっちゃ多かったので。
 もしバトライド・ウォー3があるとして、一番ありある追加要素は昭和ライダーでしょうけど……オールライダーでドット絵なライダージェネレーションの3も欲しいんですよね。アレは実に上手く、各ライダーの能力を表現していたので。でもライダーゲーは基本一年に一本ペースなので、バトライド・ウォーとジェネレーションズの同時は難しいか。てえか、一年に一本でもかなり駆け足のスケジュールなんですけど。
 洋ゲーのスパイダーマンシリーズは、二つの開発会社を抑えて一年ごと交互に発売させることでクオリティを保つ(一年ごとなので開発期間を約二年とれる)という面白いやり方をしていたけど、これ資本的に難易度高いよな。そしてこっちはこっちで、二つの開発会社の技術力や発想力に差があった場合、最新作が前作より古臭いんじゃ……?という流れになる危険性も。なんとも一長一短、正解のない話です。

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その14~

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第14話!
 同じ兄である、ヒカルとソーのコンビ。まっとうに弟を愛せるヒカルと、弟への親愛の情を抑えるしかないソー。この二人の兄の邂逅が、ついにマイティ・ソー刊行当初からの鉄板ネタを打ち砕く!
 ええ、そりゃ現実世界で数十年間引っかかってた人が来なかったら、誰とて「え!?」となると思うのですよ。ロキも、視聴者も。ロキへのこだわりで失敗するソーは原作や他のアニメ、映画でも使われるような、ある種テンプレ的なネタ。テンプレというのはあって安定する物ですが、逆に言うと飽きを招くものでもあり。ソーとロキの関係に、こうして一応の決着をつけた事。既存の路線を識りつつ新たな物に挑もうとする姿勢、個人的には好ましいものです。
 お前らダメだから俺が本当の策略を見せてやる!からの失敗で、敵陣営におけるロキ様の威厳失墜必至な今後。今日紹介するのは、ビッシビシ!と短時間ながら存在感を示した、映画出演経験アリな鞭使いで!

ウィップラッシュ

ウィップラッシュ

 映画アイアンマン2でミッキー・ロークが演じたヴィラン。電磁鞭を使い、サーキット場でトニー・スタークを追い詰める様はアイアンマン2のイメージとして広く使われ、彼を一気に有名ヴィランへと押し上げた。

ウィップラッシュ 映画版

 ただ、以前クリムゾンダイナモの項で紹介した通り、映画のウィップラッシュはクリムゾンダイナモと合成されたキャラなので、ここはまず原作における最初のウィップラッシュについて紹介したい。
本名マーク・スカロッティ、元々スターク・インダストリーにおける天才電気技術者だった彼は、富と名誉を求めて犯罪組織マギアへと出奔。自作のアーマーと電磁鞭を装備し、犯罪者ウィップラッシュと対決、科学の最先端を走るアイアンマンとの引き分けという、今後に期待が持てる戦績をあげた。

初期ウィップラッシュ

 しかしその後、再戦でアイアンマンに敗北。以後、ウィップラッシュは様々な組織を渡り歩きヒーローと戦い続けることになる。そして企業家ジャスティン・ハマーと組んだ際に装備一式をアップグレード、名前もウィップラッシュから“ブラックラッシュ”に改名する。

ブラックラッシュ

 だがウィップラッシュのアイデンティティも名も捨てたわけではなく、ウィップラッシュとブラックラッシュの名を使い分けつつ、躁鬱病を患ったり、引退して家庭を持ったものの金の都合で復帰したりを繰り返し、最終的にはアイアンマンのアーマーの暴走に巻き込まれ死亡した。スカロッティ死亡後に、それぞれウィップラッシュとブラックラッシュを名乗るヴィランが現れたが、スカロッティ自身とは関係ない。
 武器は二本の変幻自在の鞭。チタニウムで出来たこの鞭は硬化し、棒やヌンチャクとしても使える。更には反重力の投げ縄や電気エネルギー発生装置と、様々な発明品を携帯しているため、意外な万能型。元々アイアンマンのヴィランだけあって、自らの開発力でパワーアップしていく様は、トニー・スタークに近い。
 正直なところ、アボミネーションやグリーン・ゴブリンのような好敵手でもなく、モードックのような組織の頭でもなく、サノスのような強敵でもなく。率直に言って、スカロッティのウィップラッシュどんな時でも使いやすい便利なヴィランだった。最近は映画からフィードバックされた新ウィップラッシュ(アントン・ヴァンコ)の登場で、アイアンマンの好敵手ポジションにつこうとしてはいるが。

新ウィップラッシュ

 なお便利なキャラというのは決してけなし言葉ではなく、連なる世界観を形作る上でこういう動機が容易に作れる雇われかつ適度な強さのヴィランがいないと、ヒーローは毎日が激闘、もしくは世界征服の志と実力を持つヴィランが毎週銀行強盗をするハメになる。むしろこういう便利なキャラこそが、アメコミのウリである広大な世界観を演出する上での要なのだ。

日々雑談~1675~

古来より人類は戦いを続けてきた。一対一の戦いは、やがて多数対多数の集団戦に。集団は一族から集落へ、最終的に国家と呼ばれる集合体となり、現代の争いを形作っている。
そして集団対集団において、個人の力には限界がある。集団対集団においての効率的な動き方、少数で多数を凌駕する為の手法、個人としてどう集団の争いに貢献するか。この問題を解した学問が兵法であり、春秋戦国時代において思想家孫武が記した「孫子」は、その優秀さから中国だけでなく世界中に広まり、数多くの賢人や策略家のバイブルとなっている。優れた兵法は戦場だけでなく、戦より離れた日常生活にも流用が効くのだ。
広大な兵法の歴史に、数年ぶりに現れる新生。孫子を蹴落とすぐらいに優れていると著者が豪語する、新たな兵法。その名をデッドプール兵法と云う。

Deadpool's_Art_of_War_1_Cover

というわけで、秋(10月)より始まる新たなデッドプールシリーズ、デッドプールズ・アート・オブ・ウォー(Deadpools Art Of War)。孫子をテキストにデッドプール兵法を見せてやるとか何だとか、とにかくなんだかよくわからないっぷりでは近年トップクラスなミニシリーズ。赤いキチガイ同士の対決だったVSカーネイジが大人しく見えるくらいだぜ! ゴメン、嘘、あれ凄かった。被害者数とか。
明日から始まるVS X-ForceからVSホークアイ、そしてアート・オブ・ウォーへの流れが今年の下半期におけるデッドプールミニシリーズの流れかと思います。まだ増えるかもしれないし、ホークアイとアート・オブ・ウォーは時期被るかもしれないですけどね。とにかくまあ、久方ぶりのメインシリーズへの参戦やデッドプール本誌も続刊中と、実にデッドプール=サンは忙しく。バチ魂や邦訳といった、日本での展開もありそうですしのう。ディスクウォーズ本編はまだ分からないけど……。もうこれ、米国を代表する人気ヒーローの一人と話をでっかくしても、なんとかなるんじゃなかろうか。映画音沙汰ないけど。

日々雑談~1674~

バトライド・ウォー2、これはプレイした感じ、リソースを長所を伸ばすことに使ったタイプの続編かと。1よりの長所、好きなライダーを思う存分ガチャガチャ動かせるという部分は、キャンセルやアクションの見直しにより「弱い(使いにくい)ライダーが居ない」という域にまで達しております。
ただこの長所、既に1の時点で結構なレベルにあったのですよ。そして1の不満点である、ステージの不足や水増しによる作業感等にはあまり手が加えられず。たとえるならば、中間テストで国語だけ80点で他の教科は芳しくなかった生徒が、期末で国語は90点になったものの問題だった他の教科はそれほど上がらずといった所でしょうか。上がった事自体は良いことながら、肝心要の所がなあと、先生が少しだけ苦い顔になる感じで。
個人的には、この長所が楽しくて仕方ないので、総合的には結果オーライです。短所をどうにかしようとして、短所そのまま長所オミットな続編もある以上、むしろこういう形で出来上がったのはベターと言えないこともなく。前作に出た必殺技やフォームはほとんど解禁済みというのもいい感じですよね。ブレイドジャックフォームとかウィザードのドラゴン技とか、かなり鍛え込まないと使えなかったし。
お気に入りは、ジャーマンスープレックスが強烈なバースです。未確認だろうがアンノウンだろうが(途中省略)ゾディアーツだろうがファントムだろうがインベスだろうが、ジャーマンで一撃必殺! うむ、爽快!

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