日々雑談~1750~

 エクスペンダブルズ3! エクスペンダブルズ3! 男の映画、ハッスルマッチョカーニバル、テレ東御用達! スーパーアクション俳優大戦!
 筋肉祭りで火薬ドカーン!これぞ男の大勝利!なプロットは1や2から全く変わっていない、むしろここが変わったらマズいのでいつも通りでなきゃアカン部分。往年のレジェンドスターが大活躍すれば、それでよし。しかし今回は、あえてその往年の負の部分、スタローンを筆頭としたレジェンドの「老い」に焦点を当てた作品となりました。スタローン演じる、バーニー・ロスの迷いと後悔、直情な彼には珍しい弱気もその発端も「老い」による不安。この「老い」とどう向き合うか、「老い」にある強さとは何なのか。この負の部分に目を向け、最終的に爆発でドカーン!と吹き飛ばすのが3の妙かと。
 あとええ、やはり性質上、注目されるのは新規参戦ユニットですよ。暴にまみれた巨悪を演じたわりに自分が悪役だと寸前まで気づいていなかったメル・ギブソン! しばらく捕まってましたよな登場シーンからしてメタネタ入りまくりなウェズリー・スナイプス! 指揮官としてはアレすぎるけどその決断イエスだね!なハリソン・フォード! どう見てもアベンジャーズ入りしたデッドプール的ポジションですなアントニオ・バンデラス! 一流どころが、バリバリ面白い役柄で出ております。あと、シュワルツェネッガーは、1でカメオ、2でゲスト参戦ときて、3で頻繁に来てくれる増援ユニットポジションに。4があったとしたら、多分その時は汎用ユニットになってるんじゃないですかね。なんつー豪華な汎用ユニットだ。
 いやもう大満足。元々、そういう物を期待して観に行った身としては、最高の代物でした。クライマックスの一大決戦に関しては、派手さ見やすさで歴代トップでしたしね。いつまでもこう在って欲しい、そんな事をかんじさせてくれる映画でした。

お知らせ

 現在少し立て込んでおり、この時間になってしまいました。大変申し訳ありませんが、今日の更新はお休みさせていただきます。

日々雑談~1749~

◎貴サークル「肉雑炊」は、火曜日 西地区“し”ブロック-09b に配置されました。

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 というわけで、冬コミ受かりました。サイト改装後初の、日光学園火野キャプテン登場であります。夏と冬、連続当選なんてどれだけ久しぶりなんだろう……正直、今年の夏受かった段階で、冬は無理かなーと思ってました。数年ぶりの夏当選の代償的に。
 火曜日=30日=三日目、場所はTYPE-MOONスペースになります。ウチは設立以来のTYPE-MOONサークルですよ? いやマジ、自サイト出来た時、一番最初にアップしたの月姫SSですし。アメコミ系のネタを扱っている割に、アメコミに属するサークルとしての色は、ホント薄いんですよね、ウチ……アメコミサークルとして出たのは、オンリーイベントの一回だけだったり。
 それはそれとして、クロスオーバーをやっている以上、場所は変わってもやってることはある意味同じ。今回も、アメコミカタツキやりますよ、ええ。詳細は後日に。久々に、腰を据えてじっくりと、今期流行りモノの二つを……。
 しかし今日はよく眠れそうだ。完全に運任せなコミケの当落は、なんか寝る間際のぼーっとする瞬間とかに来るたぐいのアレなんですよね。明日から年末までのスケジュールに、影響ある事ですし。なんだかんだで、それなりに重い物なのです。

 

日々雑談~1748~

 来年行われるコミケットスペシャル6への申し込み完了。一次申し込みの締め切りが、月末までだったので。出ると決めたら、一次申し込みに間に合ったほうがいいですからね。申し込み自体は結構前に終わっていたのですが、ジャンルを何で申し込むかで悩んでまして。作品ではなく、その作品が何処ジャンルなのかで。多分、新生ジャンルで合ってると思いますので、あとは運を天に任せるだけですね。
 そして冬コミの当落発表もそろそろな以上、そっちも天任せで祈るしか無く。宗教家並みに、祈りを捧げる今日このごろ。

>あれ?ケイジのとこの赤ちゃんって、女の子じゃありませんでしたっけ?

 ダニエルってアイアン・フィストの本名と一緒だよな。親友と子供が同じ名……みたいな感じで思いを馳せていたら、間違えました。ダニエル・ケイジは女の子ですね。ご指摘、ありがとうございます。

>え、ルークってそんなパワー低いんですか?ヒロイックエイジ期のニューアベで巨大怪獣とか蹴り飛ばしてたので最低でもシング級はあるかと思ってました。戦績もかなり良い印象があります

 ルーク・ケイジは、作中描写と能力値が追いついてない典型例ですねえ。だからこそ、ファンの想定する能力値>>公式設定の能力値という方程式が生まれるわけですが。マーベル・アベンジャーズ事典におけるケイジの腕力は7段階評価で4。同程度のヒーローはスパイダーマンやビーストですね。4も結構ストリート系ヒーロー界隈では目立つ数字であり、常人の限界点であるキャプテン・アメリカやブラックパンサーは3と、それなりに納得できる数値では有ります。
 シング、コロッサス、ルーク・ケイジ。ハルクに比べれば腕力で劣るものの、格闘技術や連携は腕力の差を補えるだけの物があり。筋肉の差別化、コレ大事です。

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その31~

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第31話。
 ハルク&エドによるパワー属性回! 出てくるヒーローもヴィランも、みんな手足が丸太なんだぜ!?

 行き先に戸惑い足を踏み出せなかったのがクリスなら、まず足を動かすことが出来なかったのがエド。最初は唯一であったヒーローへの愛情すら揺らぎがあったものの、30話近い戦いを重ねることにより、愛情には確固たる足場が生まれ、前に進めなかった足はもはや止まること無く。登場メンバー中、最も成長を遂げたキャラは、おそらくエドでしょう。
 もう完全に、見守る妖精ポジションなハルク。このアニメ終わったら、魔法少女系アニメの妖精枠に立候補しよう。ガンマパンチでQB辺りを一撃してですね。それはともかく、最初とっつきにくかったものの、今では面倒見の良い武人ポジションなハルク。性格的には、公式チートだったワールド・ウォー・ハルク時の王者ハルク域に達しているのでは。とほうもない強さがウリだったキング・ハルクですが、実のところカリスマ性や性格面でも並大抵でない物がありましたからね。でなければ、ああも部下が慕ってこないですよ。
 全く今回、情報がなかった新規参戦のセカンドヒーローは、前回出たアイアン・フィストの相棒ことパワーマン(ルーク・ケイジ)に。チョイスとしては、かなりいいんじゃないですかね。パワー属性って、力がメインな時点で、基本皆ハルクの下位置換になりがちですし。そこのところパワーマンはアイアン・フィストとのコンビネーションもそうですが、後述するような魅力は、これまたハルクとは一線を画した別種の香りがします。エドとクリス自体の相性もいいですし、ファイト&パワーのコンビネーション、見たいなあ。
 というわけで、このまま今日の紹介は様々な邦訳への出演率はかなり高めな、パワーマンことルーク・ケイジで! 流石にアニマル属性な成分は一切ないヒーローだけど、ジェシカのパートナーだったら、それはそれで面白かったかもしれない。名前的に。

パワーマン(ルーク・ケイジ)

ルーク・ケイジ

 ディスクウォーズにて、パワーマン名義で参戦した彼。原作では主に、最初は偽名でやがて法律的にも本名となったルーク・ケイジ名義で活動しているため、一先ず今回本文での呼称はルークで。なお、マーベルユニバース内にて、パワーマンを名乗った、名乗っていたヒーローは複数人居る。比較的、移ろいやすい名でもあり、このカテゴリーだとルークも一時的に名乗っていた者の一人となる。

パワーマン(アトラス)

パワーマン(ビクター)

 ハーレムで生まれ、小さな悪事を重ねつつ大物のワルになることを夢見ていた黒人の青年、カール・ルーカス。カールはやがて、まっとうな大人への道を選ぶが、幼馴染であり共に大物のワルを夢見ていたウィリス・ストライカーは悪党のままであった。それでも友人で在り続けたカールとウィリスだが、女性問題による逆恨みの嫉妬から、ウィリスはカールを裏切る。コカイン所持の冤罪により、カールは逮捕され刑務所へ。カールが送られた刑務所では、薬物実験が行われており、カールは早期の仮釈放を得るため自ら被験体に志願する。だが実験中、カールをこれまた逆恨みしていた警備員が薬物の過剰摂取による死や再起不能を狙い、わざとカールに薬物を過剰摂取させる。実験の枠を超え、カールの体内に注入された多数の薬物。薬物が体内で予期せぬ化学反応を見せた結果、カールは超人的な腕力と銃弾や刃物や電気が効かぬ皮膚と肉体の再生能力を手に入れることとなった。カールはその力を持って、刑務所を脱走。捕まらぬため、偽名“ルーク・ケイジ”を名乗ることとなる。逃亡中のルークは、とある店を襲っていた泥棒を撃退。店主からお礼として報酬を貰ったことで、商売としての雇われヒーロー稼業を思いついた。ヒーロー、ルーク・ケイジの誕生である。

初期ルーク・ケイジ

 誰だよ!?このサタデーでナイトしそうなヒーロー!?とお思いでしょうが、上記のアフロが初期ルーク・ケイジ。ディスクウォーズのデザインに似たスキンヘッドのルーク・ケイジになるのには、少し時間がかかる。髪型もそうだが、髭を伸ばすまでも結構な時間がかかっている。実際その変遷は、作中においても激しいらしく、アフロスタイルの際にルークに負けて封印され、十数年後に現代に蘇ったヴィランが、スキンヘッドになったルークを見ても、誰だか分からず困惑していた。

ルーク・ケイジ(現在)

 デッドプールやタスクマスターが生業とする、傭兵にも通ずる雇われヒーロー稼業。初期は自身を裏切った後、ダイヤモンドバック(彼女とは無関係だが、名乗ったのはこっちが先)と名を変えたウィリスを始めとした普通の犯罪者が相手だったが、やがてルークはNYの超人業界に首を突っ込むこととなる。ファンタスティック・フォーを偶然助けたり、某編集長に雇われてスパイダーマンを捕らえるよう依頼されたり。一歩間違えれば、超人を敵に回しかねない案件ばかりだったが、持ち前の真摯さや明快さにより、ファンタスティック・フォーからは代理メンバーに呼ばれるほどの信頼を得ることが出来、スパイダーマンとは友人と呼べる間柄になった。なおこの超人業界入りたての時期に、パワーマンの名前を使っている。
 そして、ルークはその最中、人生に関わる二人の人物と出会うことになる。

ルーク・ケイジ&アイアンフィスト

 まず一人目は、大親友となるアイアン・フィスト。崑崙で修行した拳法家であるアイアン・フィストとルークは意気投合。雇われヒーロー稼業を共に行うヒーローズ・フォー・ハイヤーを結成することとなった。大柄なパワータイプと小柄な技巧タイプ。この二人のコンビネーションは、Marvelだけでなくアメリカヒーロー界隈に話を広げても、ベストクラスのタッグチームとなっている。

ジェシカ

 二人目は当時ジュエルと名乗っていた超人ヒロイン、ジェシカ・ジョーンズ。出会いは、ルークが彼女を助けたことから。やがてルークがアベンジャーズ入りした後、ルークとジェシカは付き合い始める。そしてそのまま二人はゴールインし、結婚。

ルーク&ジェシカ結婚式

 神父が、マーベル映画でさんざん見たようなお爺ちゃんなのはスルーするとして。もうこの時には子供が出来ており、ルーク・ケイジは妻ジェシカ娘ダニエルと共に家族を作ることとなった。なお後に、ベビーシッターとして雇われたのは史上最強のリス女ことスクイールガール。とある事件の際、ダニエルはスクイールガールを戦闘不能に追い込んでしまったので、ダニエルは正史で彼女に黒星をつけた珍しいキャラの一人だったりする。

ルーク&ジェシカ&ダニエル

 怪力がウリのパワー属性なキャラだが、スペック上の数値はかなり低い。腕力はあまり怪力タイプに見えないスパイダーマンやデッドプールと同じくらいと言えば、その低さを感じられるだろうか。神の中では非力なロキディスクウォーズのメンバー中、ハルクやソーに次ぐアイアンマンにも負けている。実際、ディスクウォーズに出てきたパワー属性のキャラの中で、最も非力と言っていいかもしれない。
 だが、ルーク・ケイジは決して弱いヒーローではない。無頼の喧嘩殺法を用いることで、スペック上ではかなわぬはずのハルクやジャガーノートとも渡り合えるし、自身のタフネスを理解した猛進は通常兵器に頼らざるを得ないタスクマスターやデッドプールのような技巧派キャラにとっての鬼門。アベンジャーズやディフェンダーズにヒーローズ・フォー・ハイヤー、数々のチームに参加しつつ、どのチームでも頼れる中核としてのポジションをキープ。頼れる兄貴や親父として、メンバーと良い関係を築いている。
 そして、そんなルーク・ケイジの強さを誰よりも認めているのはファンであり、ファンのアンケートによる能力値は、公式の設定を遥かに凌駕している。YouTubeでLuke Cageと入れれば、もし映画化した場合、ケイジを演じたいと思っている褐色で筋肉系な役者が先んじて作ったPVがいくつもヒットし、かの俳優ニコラス・ケイジの芸名の由来はルーク・ケイジにあると言われている。
 たとえ活動範囲が狭く能力が大人しめでも、宇宙最強の男と肩を並べても決して見劣りしないストリート系ヒーロー。ルーク・ケイジは、そんなヒーローの典型例と言えるかもしれない。

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