日々雑談~1785~

 ガンダムブレイカー2やPS3版ゴジラが出たので久々にゲームでも買おうかしら?と思ったものの、悩んだ結果一先ず状況を見守ることに。2本買うとかは、お財布にも時間的にも厳しい。こういう時は、モンハンでもやるかということで、セブン-イレブンに行って先行配信のメトロイドクエストを落としてみることに。メトロイド由来のスーツや武器が作れるのはいいけど、狂竜化イャンガルルガや超変則的なネルスキュラ亜種との連戦はしんどく。あと一部装備に使う大長老チケットS、これが中々手に入らない! その結果、世間には頭と上半身だけサノス(バリアスーツ)で、腕は裸で下半身はパンツ一丁な男たちが闊歩することに。チケット無い以上、しょうがねえわな! 女ハンターは、バランス悪くともそれっぽく作れないこともないゼロスーツ装備でよかった……。

 同人ページを更新しました。歯抜けがあったイベント参加情報や、ラインナップから抜けてしまっていたアメコミカタツキ4や近代百鬼夜行弐などを追加。そして冬コミに向けての在庫確認により判明した在庫状況に更新。
 実際見ていただくと分かるのですが、アメコミカタツキ2が在庫僅少、そしてアメコミカタツキが在庫なしとなっております。アメコミカタツキ2も冬コミ後は微妙、アメコミカタツキは整理中纏まった数が見つからない限りは、冬コミに持って行くことも難しいかと。いきなりこうして無くなる形となり、すみません。今のところ再版の予定はありませんが、同じく品切れ中なDeadpool&TaskMasterも含め、将来的に何らかの形でフォローする手段は、考えております。

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その38~

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第38話。
 大気圏外アイアンマン! 敵は復活量産ウルトロン軍団!

 本編に触れる前にー……ディスクウォーズ公式サイトで開催されていたキャラクター人気投票の結果が発表されました。アイアンマンを超えたキャプテン・アメリカ、出番は少ないもののX-MENの矜持を見せたマグニートーにT.M.効果もあったであろうシルバー・サムライ。OPにも居るレギュラーヴィラン勢の中で一人だけ順位がやけに低いアボミネーションと、波乱含みの結末。まさか、アボミネーションがレッカーに負けるとは。こつこレッキングクルーに票を入れてきた俺のせいかと思ったものの、レッキングクルーの他のメンバーが最下位争いしている現状、たぶん関係無いッスね!
 何より注目すべきは、1位。ヴィラン部門では映画アニメ含め強烈な存在感を放ったロキが! ヒーロー部門は強烈感大爆発!なデッドプールが栄冠をその手に! どうしてこうなった! しかし、ウルヴァリンに完勝、スパイダーマンの立場を立てつつお隣で、1位自体は自分がゲットと、デッドプールにとって最も望むべき結果だったんじゃないだろうか。多分、1位取った当人が、一番今を信じてない。

 アイアンマン、宇宙へ。換装というより、特殊コーティングによるタイプチェンジ! 今回の宇宙用、白をベースにしたカラーリングは、映画アイアンマン3で出た、宇宙用スーツがモデルっぽいですね。

宇宙型アイアンマンスーツ

 余談ですが、原作における新型宇宙用スーツ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに合流した際のマーク45(宇宙型スーツとしてはマーク3)とされるスーツがこちらです。

アイアンマン(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)

 これはこれでカッコいいけど、コーティングで出来るレベルじゃねえ!
 そんなアイアンマンの、限界ギリギリを超えてのファイト。AIのジャービスですら自己責任と言い出すぐらいの決死戦! 時間がない中での、己を振り絞る戦い。ファルコンの守護、トニーの覚悟と、人の限界を振り絞って機械の王ウルトロンの悪意に対抗する激戦!
 ……いやでも、ぶっちゃけアイアンマンより、ヒカル兄さんのセカンドヒーローことノバの方が今回の任務、向いてたんじゃ。アイツ、自力で大気圏突破できるからなあ。でも、今回の任務に向きすぎていて、出たら緊張感が無くなってたか。あとは大気圏突破だけならハルクが本気でジャンプすれば出来ないことはないけど、ハルクの宇宙活動は息をいっぱいすって酸素を持たせて泳ぐ、江田島平八方式だからちょっと無理だな。

 追い詰められるハンク・ピム。自分の本来居れたはずの場所に自分が居ない。なおかつ、自分が居ないのに活躍していく様を見るのは、きっついわなあ。脱退の理由もあってか、アベンジャーズ側からも効果的なアプローチを行えなかったフシもあるし。切り札的扱いといえば聞こえはいいけど、もっと早く頼れるような距離感だったなら、こうはならなかっただろうに……。ピムが追い詰められていくのは原作と一緒だけど、ヒーロー活動に苛まれた後、一度ヒーローを止めて落ち着いた原作とは真逆だったか。

 ピムの後悔の源となるのは、蘇ったウルトロン。すでに自分を量産する域にまで達した生産力。それだけでは飽きたらず、センチネルをも超えかねない、巨大ウルトロンの建造にまで着手。この進化と発想力と、やり遂げてしまうだけの計画性がウルトロンの脅威。次回はオメガウルトロンによる主要都市同時攻撃計画発動。仲間であるピムの逡巡に、敵であるウルトロンの侵略。決戦は、来週のクリスマス・イブ!

 本日の紹介は、以前一度別の形(前編中編)でやったものの、まだまだ書くことはあるよね!ということで、ジャイアントマンことハンク・ピムで! 前編と中編、二つのテキストも合わせてどうぞ!
 しかし実は上記の前編、中編、そして未完成の後編ではウルトロンに焦点を合わせるつもりだったものの、先週やっちゃったんだよなあ。どないしよ。

ジャイアントマン(ハンク・ピム)

ジャイアントマン

 対象を縮小、巨大化出来る科学的な新物質。この物質は、発見者であるハンク・ピムの名からピム粒子と名付けられることになる。ピム博士は、この粒子を自らに使い、昆虫サイズまで縮小化。昆虫と会話できるヘルメットやサイズの増減に対応したコスチュームを装備することで、ヒーロー、アントマンとしての活動を始める。やがてピムは、縮小ではな巨大化を利用したヒーロー、ジャイアントマンに変身。その後、様々な事故やトラブルにより、イエロージャケット、ゴライアスと複数の名前を名乗ることになる。ワスプが死亡したと思われていた際は、二代目ワスプとしても活動していた。最近は、アントマンやゴライアスの名を他人に譲った結果、ジャイアントマンの名乗りやコスチュームを着用していることも多い。

ハンク・ピムここにあり

 そしてピムは、不可能を可能にする科学的な頭脳を持った、至高の魔術師ソーサラー・スプリームならぬ至高の科学者サイエンティスト・スプリームである。ある時出会った宇宙の超存在インフィニティによる客観的な認定なので、決して勝手に地球最高の頭脳を言い出したわけではない。ただ、言われる前からその自覚はあったと思われる。

至高の科学者

 この地球最高の頭脳判定、確かにピムは万能の天才であるが、今後乗り越えかねない人間や専門分野でなら負けない人間は沢山いる。
 まず、ピムの専門であるピム粒子も深く理解しており、天才である自負と頭脳では匹敵しているであろう天才、ファンタスティック・フォーのリーダ、リード・リチャーズ(ミスター・ファンタスティック)。リードもピムも理解できない学問である魔術を習得した上で、リードと互角の科学技術を持っているドクター・ドゥームも外せない。
 ブラックパンサーやビーストは、長年の研究により、金属やミュータントに関する知識ならば現代社会の一歩先を行っている。
 ブルース・バナーも、ハルクとしての活動が目立っているが、前述の天才たちに目に見えて劣る部分はない。世界七番目の天才(リード認定)の天才少年アマデウス・チョは、七番目といえども成長するだけの若さが在る。またこういう頭脳ランキングでは何故か外されやすい、職人としての天才枠トニー・スタークも、傍から見ればこの枠に十分入る。
 他にもハンク・ピムのライバルであった悪の科学者エッグヘッド、革新技術研究所ホライゾン・ラボの所長マックス・モデル、二次大戦中から活躍しておりミュータントの知恵袋となったドクター・ネメシスと、あげたらキリがないくらい無理を科学で突破出来るだけの天才はマーベル世界に沢山居る。とりあえず、暫定一位、IQ勝負のチャンピオンぐらいの感覚でいいのかもしれない。ピムが意外と大したこと無いのではなく、周りも凄すぎる。

 ハンク・ピムというと、壊れた人というイメージが強い。確かに、原作では妻であったワスプへの暴力や自作自演によるヒーロー活動、全てがバレた上でのアベンジャーズ追放など、あまリフォローできない部分は多い。ディスクウォーズでもヒーローとなれなくなったことへの劣等感が暴走しようとしている。 実際ピムの壊れた部分はアーティスト側も一つの個性として認識していて、例えばアルティメッツ世界では、クズさ大爆発級のキャラ付けになっている。負を描かせた時の、ライター、マーク・ミラーの筆致は本当に恐ろしい。
 だが、彼が一介の科学者であったことも忘れてはならない。資質によりヒーローとなったキャプテン・アメリカ、強烈な原体験を戦場で味わったアイアンマン、必要性に常に迫られているハルク、強大な力を生まれつき持っていたソー。このような、ある種怪物的な意識を持つヒーローに常人の神経でついていくことは並大抵ではなく、科学者としての繊細さが精神を蝕んでいったふしもある。正しい行いをしようと思っていたことは間違いなく、過ちに気づいた後は、外部よりアベンジャーズを支援し、許しを得た後も再加入の打診も長い間固辞していた。ヒーローになった人の、一つのケース。道を踏み外さざるを得なかったと、考えるだけの余地を彼は持っていると思いたい。

日々雑談~1784~

>お疲れ様でした。ブルーデッドプール! 新しい! ふじいさんの御本はどれも表紙やコンセプトをうかがっただけでもう面白そうなのがとてもずるいです。

 そう褒めていただくと、恐縮です。青は確かに、レギュラーポジションなデッドプールには無い色だと思います。……探してみたらいそうで怖いのですが。新刊作業は終わりましたが、これから搬入準備のような作業をしつつ、おまけペーパーの作成をおこなっていきます。ご期待に答えられれば幸いです。

 というわけで、今年年末コミックマーケット87にサークル肉雑炊として参加します。日にちは三日目し-09b、TYPE-MOONサークルとしての参加ですね。いやまあ、アメコミ触れる前からTYPE-MOONで出ているので、なんだかんだでここが居心地がいいというか慣れているというか。オンリーでの参加が1回のみなので、アメコミ系サークルとしての色は、意外と薄く。回数としては、TYPE-MOONやオリジナル、次いでかつてメインで出ていたハルヒ(ラノベ)とといった感じでしょうか。特撮とか、来年の予定とか含めると、もうちっとあるんですがね。
 そしてコミケが終わり、次のイベントは春のCOMIC1やコミケットスペシャル……の前に、来年1月18日開催のこみっくトレジャー25、4号館ツ17-aで参加します。数年ぶりの大阪、肉雑炊、西へ!
 今現在、通販対応も加味して、既刊の在庫確認と整理を行っているところなのですが……。アメコミカタツキは、もう10冊無いですね。そして今日まで気づかなかったものの、アメコミカタツキ2も在庫僅少の域。いやもう、なんともありがたいことです。

仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル 感想

 仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットルを観てきました。いつもだったら、冬コミ入稿→映画館という流れなのですが、都心の映画館も児童向け映画の大人用レイトショーをやってくれている映画館も、今回はアイカツ一色に。ライダー同士、昭和と平成で争ってる場合じゃねえぜ! 相手は、昭和的な特訓を乗り越えてくる平成アイドルだ!
 でも真面目な話、ここ数年定位置を保っていたライダーの枠を貰っている辺り、アイカツというか近年のアイドルアニメの勢いは凄いですね。

 物語の中間点&終わった物語の続きとなっているムービー大戦。ドライブはともかく、鎧武は「主人公、神になる」の流れで歴代ライダー屈指の終わり方をしており、続きを、葛葉紘汰の物語を作るのは無理なんじゃと思っていましたが、蓋を開けてみれば、全くの杞憂だったことが判明。万能たる神の鎧武ではなく、仮面ライダー鎧武が戦線に。鎧武編の大半はミッチ&貴虎の呉島兄弟に譲ることとなりましたが、ムービー大戦パートでは全力全開紘汰さん。今作は脚本家が複数いるとは思えないぐらい上手くつないでますけど、ムービー大戦での紘汰さんの知能指数、泊さん巻き込む勢いで落ちてますよね!? 思わぬ参戦、戒斗さんも別ベクトルで困った人だし、そりゃラスボスも「コイツら、理解できねえ!」って頭抱えるよ! 思うに、最初から神なるコウタ=サンでなくラスボスも困る素の紘汰さんで挑んでいたら、この映画、上映10分で終わってたんじゃ……。

 鎧武編は、呉島兄弟が仮面ライダー、街を守る者になろうとする物語。全宇宙の同一化を図る機械生命体メガ・ヘクスによる沢芽市侵略。神たる力を持つ紘汰をも倒したメガ・ヘクスに、過去の自分を悔いる、呉島兄弟が立ち向かう。先ほど終わった物語としての話をしましたが、そもそもよく続きが作れたな!?というのは鎧武最終回の邪武降臨のエピソードも同じ。そんなミッチの最期を描いた最終回を更に深めたのが、今作。そもそも、斬月&龍玄のわだかまりなき共同戦線や、旧友たる貴虎とプロフェッサーの新たな邂逅と決着のような、TV版で撮り切れなかったり観たかったりしたシーンを存分に入れてくれた時点でありがてえっすよ! メカ戦極凌馬、反則やネタに見せかけて、すっげえ重要ですよ。むしろ、この人がメカで復活して許されるキャラでよかった!

 ドライブ編は、普段の刑事物とは毛色の違う大事件、怪盗アルティメット・ルパンとの対決! アルセーヌではなくアルティメット、そして仮面ライダールパンに変身。こいつぁすげえルパンだぜ! 怪盗である以上、ルパンは盗む物。ルパンの狙いは何か? 謎の怪盗ルパンの正体は? 数々の疑問が重石となり、泊と真実の一端を知るベルトさんに。やがて訪れる悲劇、泊は刑事として、仮面ライダードライブとして、ルパンの謎を解き、重石を打ち払うことが出来るのか! ええ、敵はいつもと違う怪盗とはいえ、普通のドライブです。いつもどおりの、毎朝日曜朝のドライブまんまです。これ別に、ダメ出ししているわけではなく、普段の物を劇場版に合わせてパワーアップさせたということで。そしてパラレルのような、本編と隔離された特別編ではなく、本編の一部と成り得る物語。普段を貫きつつ、お祭り色の強いムービー大戦に適応しているって、何気に凄いですよコレ。

 鎧武とドライブの物語、二人のライダーの二つの物語が、二人のライダーによる一つの物語に! 最後に待ち構えるは、当然ムービー大戦編! 何言ってもネタバレになるので後に回しますが、果物武者と四輪ライダー、異色のライダーが共に戦い、見たことのない光景を観客にバーン!と。いやー、今回、互いを貫いた上でバランス良しと、歴代トップクラスに加えてもいいライダー映画です。今までやってきたこと、普段の延長線上として見るなら、トップクラスかもしれません。

というわけで、以下見に行った人向け、ネタバレなお話です。

 

 

 

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日々雑談~1783~

 よーし! 本日、冬コミ入稿完了! 冬コミ三日目(30日 火曜日)し-09bにて、新刊アメコミカタツキ:ウォードッグス頒布します!

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 Fate本編にデッドプールを投げ込んでみましたな本作。ディスクウォーズや本国Deadpool誌の最新ネタも投入、当然Fateも最新のアニメネタや様々なルートにスピンオフと負けないぐらいネタをぶっこんでます。互いにフルスイングせずして、なんのクロスオーバーよ!?
 詳細は後日に回すとして、ひとまず今日は寝ます。いやー、入稿の喜びに加え、デッドプール大躍進の噂も聞こえてきて、酒が美味いですわ。久々に、良く寝れそうだ!
 いやまあ、予定よりも入稿が遅れたという反省材料もあるので、開放感最高!とはいかないのですが。保険として、期日前投票しておいて、本当に良かった……。今日選挙いけるかどうかと言われたら、正直キツかったもんなあ。

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