日々雑談~5911~

【速報】「加熱不十分」な鶏チャーシュー提供か 神戸のラーメン店で食中毒 8人に下痢や発熱などの症状 市健康局

 数日前からネットで話題になってたけど、やっぱしょっぴかれたかー……。ひとまず、被害者が全員快方に向かっているようでよかったよ。下手すりゃ死ぬレベルの大惨事だし。生の鳥肉はやべえわ、食べられる土地でもちょっといただくのは怖いくらいにやべえわ。近場に出来た鳥専門の焼肉屋は、みんなじっくり焦げるくらいに焼くせいで店の回転率がすっげえ悪くなって、早々に潰れちまったよ。

 でも、もし自分がラーメンを食べに行って、ちょっとヤバ目の鶏チャーシューが出てきたとして、果たして損切りできるかどうか。まず金がかかってるわ、なんだか店の人に言いにくいわで、外食の損切りはハードル高いからな。これ大丈夫? マズくない? とおろおろしつつ、ひとまずいただいてしまいそうな怖さがある。一見斬新で、見た目がいいってのも、生煮え鶏チャーシューの怖さだね。

 最近は田舎でも街の流行りに乗ったラーメンが食べられる時代だけど、自分の住む田舎では鶏チャーシューはあまり見ないな。鳥肉の精肉所がやってる鳥推しのラーメン屋でも、チャーシューは豚使ってた気がする。鳥を普段扱ってるぶん、やはり鳥の扱いには慎重なんでしょう。
 でも、あそこの精肉所、ラーメン屋以外にも居酒屋とかやってたけど、そっちで食中毒を2回出してた気がする。ダメじゃん。いやむしろ、それぐらい適当な店でも避けるくらいに、鶏チャーシューは危険なのか?

日々雑談~5910~

 仁王3、難しいな!(挨拶

 開発は今までのシリーズ同様にTeam NINJAなので仁王2と変わらないかなーと踏んでいたら、Team NINJAが仁王2以降に開発したWo Long: Fallen Dynastyの二段ジャンプやRise of the Roninの殺陣の要素を盛り込んだ結果、やったことはあるけどやったことがないというアクションという絶妙な仕上がりに。まだまだこれは、慣れるのに時間がかかるぜ。

 そしてまあ、この習熟の時間を差っ引いても、敵が強い上に意地の悪い配置の数々でめっちゃ苦しんでるわけですが。ぽつんと一人でいる敵は、だいたい物陰に二人目や三人目が潜んでいると考えていい。俊敏で高火力の人狗にふわりと動きつつ高火力の狂骨に範囲攻撃で高火力の砂かけ婆と、こちらを一撃で殺してくるちょっと強めの敵があちこちにいる上に、実質ボス、というか2でボスだった馬頭鬼もうろついてると、いやもう地獄地獄。ステージの長さも中々と言うか、これエルデンリング換算なら、スタートからストームヴィル城ぐらいまでのやりごたえはあるよな。ストームヴィル城の入口までじゃなくて、城主であるボスのゴドリックを倒すまで。レベル上げを含め、だいたい数時間ぐらいのボリュームかな。

 ……体験版とはいったい。

日々雑談~5909~

 世間がSwitch2とマリカーで騒がしい中、なんか急に仁王が復活して体験版ごとドーン!と来た!?
 こっちは後日触れるけど、マーベルとアークシステムがタッグを組んだMARVEL: Tōkon Fighting Soulsも発表されてんだよなあ。今日は流石にNintendoの日って感じだけど、ソニーもソニーで攻めていく姿勢がありありなのはええことじゃないでしょうか。今年の頭に、ついにPS5を入手した身としては、ここで引かれても困るけどね!?

 仁王と言えば、戦国を舞台とした骨太な死にゲーにして、史実とファンタジーを程よく織り交ぜたシリーズ。2020年に出た2の後、もう次はないよ? みたいな風にいたのに、いきなりここで3が。しかも、体験版もセットで。ホント結構な高難易度なソウルゲーなので、もうちょっと覚悟を決めて、身を清めてから出迎えたかったけど、出てくれた以上、ありがとうと言うしかねえ……!

 そしてまあ、体験版で死ぬわ死ぬわ。だいたい、体験版のステージが一言坂の戦いって時点でやべえよ。三方ヶ原の戦いで武田にボッコボコにされた徳川軍の撤退戦だぞ? なるほど、武田視点でチュートリアルだな!と思ったら、当たり前の徳川軍で超ハード。最初のボスも全盛期バリバリの山県昌景とか、お前もう罰ゲームやろ。幸い、武名の割にはそんなに強くないので、ソウルゲー経験者ならなんとかなるはず。仁王もソウルゲーもやったことがない場合は……復活地点のお社はすぐ近くにあるので、そこでコンテニューできるよ!
 
 もっとも、馬場信春を突破してからが本番、仁王スタッフによるオープンフィールドな死にゲーが幕を開けるわけです。雑感、エルデンリングより配置の意地が悪いし、ツリーガードみたいな当たったら死ぬタイプのボスが複数うようよしてる感じ。はっはっは、ゲームやって2時間、未だに終わらないどころか、そろそろ死亡回数が二桁になりそうだぜ。

 従来の仁王のスタイルに近い、サムライスタイル。仁王の忍者プレイをさらに忍者らしく調整した、忍者スタイル。この二つのスタイルを瞬時の早着替えで同時に使いこなすというシステムは、かなり突き詰められそう。というか、某アサクリの暗殺者&侍プレイの発展形と言うか……まあ、忍者スタイルはアサクリほど暗殺者はできないので、一概にこっちが上とは言えないけどね。

 以下、ストーリーと主人公の考察なので、ネタバレ防止でちょっと間を空けておきます。

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日々雑談~5908~

 ううむ、GQuuuuuuX(ジークアクス)面白えなあ。今更言うのもどうなの?ってぐらい、当たり前の話ではありますが。

 キシリア配下となったニャアンで新型機体! 陰謀! 毒ケーキ!とまっとうな主人公の物語をやった後に、どうもあの人、MSで大気圏突入したらしいですよ?という破天荒で話を持っていってしまうマチュ。ニャアンも視聴者も「マチュは本物だから」というしかないこの状況は、優等生的主人公の山田が主人公力の化け物である岩鬼のあれこれを聞いて「やはり岩鬼は天才だ」と言ってしまう構図。いわば、ドカベンメソッドですよ。このドカベンメソッドによるダブル主人公制は、2つの視点の両立や、それぞれがピンを張れるくらいのキャラクター性の成立と、軌道に乗せる難易度は高いのですが、一度決まってしまったら話から目が離せなくなるわ、濃密なドラマがものすごい勢いで進んでいくわで、もう勝ち確定。あと、岩鬼やマチュが無茶するせいで、山田やニャアンは怖さや危うさをカモフラージュできるってのもあるね。山田は後輩相手に結構ドライだし、ニャアンは窮地の際に人を盾にする性質という危うさがねえ。二人とも、ピンでやってたら、たぶん優等生カテゴリーじゃないと思うんですわ。

 ジークアクスはドカベンであるというのは無茶苦茶に思えるけど、ネットを見渡せば、このレベルの胡乱話はちらほらと。ククルス・ドアンは関係ないだろお!?
 実際、こうやって様々な角度から見て、人により違った部分を見いだせるのが、ジークアクスのええところだと思います。語りがいがあるんだもの。そりゃあ、SNSも盛り上がるさ。

日々雑談~5907~

 2週間で読めるのか!? と思ったけど、意外といけそうで怖い。1日で15冊ずつ読めば……は無茶なものの、幸い手元に1~53巻までは置いてあったので、そこをショートカットすれば、だいぶペースが落とせるわけですよ。それでも1日10冊ぐらい読まないと間に合わないけどな! ただ、実際やってみると、ほぼ一話完結かつ、テーマは難しくともするする読ませる構成と、ゴルゴ自体が非常に読みやすいこともあり、意外といけるというのはそこまで大ボラではないのですよ。そして、この読みやすさは、気になるエピソードを読むつまみ食いにも向いていたり。伊達に刹那の面白さが求められる、ラーメン屋の本棚や床屋の待合室のテッパンじゃあねえよ。

 それにしたって1968年開始で現代を舞台にした作品だけあって、もはや当時の世界情勢を記した歴史的資料というか。アメリカは覇権国家として傲慢に振る舞い、ソ連は謎のベールに包まれた巨大国家として底しれぬ存在感を放ち、ヨーロッパでは各国で諜報機関やナチス残党が暗躍し、中国は共産大国としてとしての道を歩み、日本人は戦後復興からバブルでエコノミックアニマルと化す。それがもう、アメリカは細かなヒビが目立つようになり、ソ連はがらがらと崩れ落ちての遺産の安売りセール、ヨーロッパはEUでナチス残党も高齢化、中国は民主化により様変わりし、日本はバブルが弾けて慎ましく細々と……ですよ。こういう世相を反映したリアリティによる寂寥感は、長期連載作品ならではの特権ですね。たとえ天才作家でも、その場にいない状況でその場にいた名作と同程度のリアリティを出すのは、相当に骨が折れる作業でしょうしねえ。しかもゴルゴの場合、今も続いているので、未来においてはこの今も過去となり歴史的資料の一部になるわけですよ。カーッ! たまんねえなあ!

 ゴルゴと言えば、さいとう・プロダクションによる分業体制。制作体制を考慮した上でざーっと読むと、分業体制で生じる毛色の違いがなんとなくわかるのが面白い。そしておそらく、思想やイデオロギーに関しては、よっぽど偏らない限り、たぶん各担当者の裁量に許されてるんじゃないかなと。様々な思想やイデオロギーを混ぜて出力した結果、結果的に全部足して平均化してのノンポリ寄りなゴルゴにしてゴルゴ13になるというか。何をやってもゴルゴにできる、さいとう・プロダクションのノウハウあってこそのノンポリですけどね。

 いやもう、まず楽しいし、そして深く考えると制作面でも興味深いポイントが多々あると、やっぱゴルゴ13ってのはすげえ作品だわ。

 

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