日々雑談~1691~

 どんなに眠かろうが、12時まで粘れる魔法の言葉、今日はキン肉マン更新。ただし、日曜限定。そして今日はキン肉マン更新ないんだ……となると、どんなに元気でも力尽きる呪いに。諸刃の剣よ。

 2日ばかしサボってしまいましたが、昨日はなんでマーベルでミュータントって差別されるん?~前編~をアップしました。X-MENとアベンジャーズが同一の世界観に在る作品が地上波で放映された以上、これはきっとタイミングなんだと思い切って。いつかこうして纏めたかったテーマでもありますしね。後編は、差別する側から切り込んだ話になるかと。一般市民はともかく、反ミュータント組織の一員や代表レベルまで行くと、差別に理性と理屈を持ってくるから恐ろしい。

 夏コミ作業の隙間を縫って、ゴジラ観てきました。デカい、強い、怖い! ああもう、背びれが出てきて鳴き声を聞いただけで、胸に来るものが。Fateの桜ルート映画化と同じくらいに。というか、今日発表されたTYPE-MOON関係の情報、豪華すぎて追いきれてねえよ! そもそも桜ルート映像化というだけで、胸いっぱいで動けねえ! 動けねえよ!
 ゴジラの話は明日明後日のどちらかまで取っておきますが、ここからゴジラが始まるんだとゾクゾクさせてくれる作品でした。やっぱいいなあ、怪獣王は!

なんでマーベルでミュータントって差別されるん?~前編~

「人間は違う誰かを中々認められない。そういう生き物だ。だがアキラ、お前は大人になっても、今のその気持を絶対に忘れるな」

ふじい(以下F)「アベンジャーズのヒーロー達とは違って、X-MENのミュータントは何故差別されるのか。子供の疑問に対しての、アイアンマンの大人としての正しい対応です」

サイレン(以下S)「大人は疑問に対して何らかの答えを出して生きていくしか無いからな。仕方がない、しょうがない。理不尽への常套句だ」

F「おとなになるって、かなしいことなの……」

S「それはやめい」

F「でもこの疑問は、当然のことだよな。なんでアベンジャーズはOKで、X-MENはNOなのか。あくまで私見ですが、もしかしてここのせいじゃないかなーというポイントを挙げてみようかと。もしかしたら今後ディスクウォーズで答えが出るかもしれないし、その答えは自分が出した答えとは違うかもしれない。何より、他の作品で既に出ていることかもしれない。でもおそらく、一度触れておいたほうがいいことだからな……」

S「昔の地上波アニメでも最近の映画でも、触れられなかったり、そもそもアベンジャーズとX-MENが同じ世界に居ない作品も多いからねえ」

F「ディスクウォーズで取り上げられた今が一つのタイミングってことだな」

 

F「ミュータントが何故迫害を受けるのか。コレはある意味もう答えが出ているな」

S「前者は、自分と違う誰かを認められない~からのトニーの言だな」

F「もう少し進むとしたら、少し別のアプローチから考えてみればいい。逆に考えてみるんだ」

S「……アベンジャーズは、何故迫害されないか?」

F「それだ。人と違うから差別されるというなら、何故アベンジャーズは人とみなされているのか。個人的なキーワードは理屈だと思うのよね」

S「理屈?」

F「例えばディスクウォーズのレギュラーメンバーだと、キャプテン・アメリカは何故老化が遅いのか」

S「超人血清を摂取しているからだろ」

F「ワスプってなんで小さくなれるんだ?」

S「そりゃピム粒子の力よ」

F「少し視点を変えて、ファンタスティック・フォーの四人はなんで超人化したのか」

S「宇宙線を浴びたせいだよな」

F「じゃあウルヴァリンはなんで不死身で手から爪が出るんだ?」

S「そりゃミュータントだからだろ。……なるほど」

F「アベンジャーズのメンバーってさ、ほぼ全員超人になった理屈があるのよ。超人血清やピム粒子や宇宙線、不思議科学ではあるけど、その不思議科学が理屈としてあり、人が超人に変貌した理由となっているわけで。つまり、だから彼らは超人なんだ!という理屈があって、差別意識が緩和される。片やミュータントには、その理屈がない。理屈がないまま、人からミュータントになって、人間とは違う存在になってしまう。ミュータントにも放射能や宇宙的存在フェニックスフォースのような外的要因の存在は示唆されているけど、どれも断定できるまでの物じゃないし、これはこれで新たな問題が生まれてくるからな……」

S「人間は違う誰かを中々認められない。アベンジャーズには、違うことへの理屈があって、それが認める材料になるわけだ。そもそもみんな後天的能力者だからなあ、彼ら」

F「宇宙線を浴びるとかピム粒子を使うとか、現在もう一つの超人となる手段として確立されて、その方法で超常的能力を手に入れたゴリラとかマンドリルとかいるしねえ。手段として確立されるのは、デカいよ」

S「いや別に人も超人になってますよね!?」

F「生まれながらの超人ってことならマイティ・ソーがいるけど、ありゃ神様だからな。最初から人とは違う……そもそも神様がいるって感覚がよう分からんけど。異星人みたいな感じなんじゃないか? おそらく、最初から種としてのカテゴリーが違って、人種差別の対象にはならないと。超人種族インヒューマンズはミュータントに立場が似ているけど、彼らには異星人による先祖の改造という理由があるし、何より元来、人間と距離をおいている」

S「存在や居場所からして、人とは違うと区別されているわけか。あとさ……ミュータントよりマシな扱いだけど、ハルクって差別されてるよね?」

F「まあねー。ディスクウォーズのレギュラーメンバー中、一番風当たりが強いのはハルクだろうねえ。あと、ファンタスティック・フォーなら、明らかに人とは違う外見になってしまったシングも相当言われている。実のところ、理屈も完全に差別を払拭する材料じゃないからね。アベンジャーズも差別されにくいだけで、超人というだけで辛辣に接する層もいないわけじゃない。市民から見たミュータントやヒーローへの距離感や辛辣さを描いた作品と言えばマーベルズ。性質上、そういうのを見たい方は是非!と言えない暗部だけれどね。まあハルクやミュータントのもっと現実的な問題を語ることにして、とりあえず長くなったし、ここは」

S「後編に続くってか」

F「そうそう。ああ、あと、アベンジャーズのメインメンバーの中に、ミュータントとしての差別虐待を受けた非ミュータントのキャラが居るぞ。無能力時代、紛れも無く只の人だった頃に。つまり、ミュータント差別の経験者」

S「え? マジで!?」

F「結局のところ、ミュータントと比べたらアベンジャーズは……と、ミュータントがアベンジャーズの盾になっているふしもあるんだよな。なんとも、重いし辛い」

お知らせ

 すみません。昨日は唐突に眠くなりダウン、今日はちょっとした作業をしておりました。更新を2日連続で休んでしまい、申し訳ないです。一応作業と平行してちょっとした記事を書いているので、明日はちゃんと更新できるかと思います。

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その17~

 ディスクウォーズ:X-MEN第17話!
 間違えた! ディスクウォーズ:アベンジャーズ第17話!
 ウルヴァリンの静かな怒り、ミュータントの熾烈な歴史、他のヒーローは良くとも何故かミュータントだけは差別されているという現実。まごうことなき、X-MENです。ディスクも善意が発端ですが、センチネルだってアレ、創られた理由は善意と正義ですからね。歪んでいたけど。
 超人が集まるのでは、アベンジャーズの別チーム。ミュータント同士傷つけ合い、守ったはずの人々から石を投げられ、傷だらけの身体を癒やし守り合いながら、誇りを持って生きていく姿。あくまで一つの見方ですが、こういうアベンジャーズとは違うあり方があるからこそ、ミュータントでありX-MENなわけで。アベンジャーズが中心にあるアニメだからこそ、X-MENの辛さも映える。最初の頃から言ってるけど、このアニメ、アメリカナイズされたヴィランという単語の説明や今回のX-MENの苦難からも目をそらさない姿勢、称するならば誠実の二文字。実に良き言葉です。
 あと今回、ミュータントによるディスクの変貌にも触れてましたね。作中の通り、ミュータント編として発売されているバチ魂バットは、攻防ともに既存の物より攻防が高い新型になっております。煌く脚本と構成の小技。
 本日の紹介は、ついに能力の片鱗が現れたあの少女。「あ。これ言わなかったら、サプライズ感出せるわ……」ということで、先週は彼女に関してだんまりでした。一木久子に続く、日本人かつ少女なミュータント!

サージ(ノリコ・アシダ)

サージ(アシダ・ノリコ)

漢字で書くと、芦田則子。れっきとした日本人であり、X-MENのキャラクター。ディスクウォーズ出演に際してあまりデザインは変わっていないものの、言われなければ分からないレベルで馴染んでいた。なお、原作では黒髪を青く染めており、想定年齢は17歳もしくは18歳近辺。
ディスクウォーズの去就は分からぬものの、原作X-MENにおける彼女は、最初から深刻である。まず日本で生まれ育っていたものの、ミュータントに覚醒した時点で両親に家から追い出されている。その後、道程は不明なもののアメリカに。ニューヨークで数年間、ホームレスを経験。強力な電気にまつわる能力を持っていたものの、その能力をを使うためにはドラッグが必要と、不安定極まりない状態だった。

アシダ・ノリコ(黒髪時代)

X-MENに保護されたノリコは、恵まれし子らの学園の生徒となり、サージという新たなコードネームと、薬の代わりとなるビースト謹製のガントレットを手に入れた。その後、訓練と経験を重ね続け、更にバージョンアップされたガントレットを機械工学の超天才ミュータントであるフォージから授かることで、戦闘能力は飛躍的に増している。
X-MENの一員となったノリコはニューミュータンツやニューX-MENと言った若手ミュータント(マブカプ3に出演したX-23やマッドハウス版X-MENに出た一木久子ことアーマー等)が集まるチームの中核メンバーとなるが、安定とは程遠い紙一重の生活を送ることとなる。

サージ(ニュー・X-MEN)

X-23

アーマー(イチキ・ヒサコ)

怒り狂ったハルクとの死闘、メンバーの死、50人近くの同級生が死亡する大惨事。才能や激昂や協力でノリコは生き延び、今現在では将来有望なミュータントの一人として数えられている。最近、出番ないけど……。
能力は電気の吸収と放出。電撃は強力な武器となるが、このエネルギーを速力に足すことで、高速移動も出来る。時速数百マイルかつ数時間その速度の維持が可能と、応用にしてはかなり高いレベルの能力である。弱点は、前述もした不安定さ。ガントレットや薬の補助で調整しないと、過充電による神経損傷や能力の暴走が起こってしまう。どうにもミュータントは能力が強力であればあるほど、ピーキーになるきらいがある。そして強力であればあるほど、悲劇を背負ってしまうのだ。
未だディスクウォーズではまっさらな彼女。希望は、きっとある筈だ。

アシダ・ノリコ

日々雑談~1690~

 トップにトピックスを追加しました。情報が旧サイト時代で止まっているので、少し内容も整理せなアカンね。

 昼食の弁当をスーパーに買いに行ったら、ふと目に入ったのは、玩具コーナー。仮面ライダー、ウルトラマン、ポケモン……そんな中、新進気鋭といえば妖怪ウォッチ。いやねえ、売れすぎて棚が空いてるって、とんでもないですね。というわけで、妖怪は売れるのでゲゲゲの鬼太郎また復活させましょう。いよいよダイダラボッチや天狐さまの影が見えてきたところでの第五部の打ち切りは、未だに納得行かねえ!(酒瓶片手に

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 妖怪愛は後日語るとして、買ってきたのはバチ魂バット、ミュータントバチ魂ディスクのファイト編なわけですが。プロデューサーさん! デッドプールですよ! デッドプール!
 ファイト編なので、明鏡止水!シルバー・サムライ! 鉄拳制裁!アイアンフィスト! 無敵!?の自由人! デッドプール! そしてキャプテン・アメリカのセットです。一人、ヒーローっぽくない異名持ちが居ますが、気にせぬよう。個人的なぶっ飛び異名ナンバーワンは、シンプルすぎる破壊光線! サイクロップス!を抑えての太陽戦士! サンファイア! まるで、溝の口の天体戦士の兄弟の如く……。
 あと、上の画像よく見ると分かるのですが……デッドプール、所属がX-MENではなくAのアベンジャーズです。アニメタイトルで目立っている方についたな!というかその結果、ミュータントバチ魂ディスクセットにミュータントがシルバー・サムライしか入っていないオチに。デッドプール、そもそも由来はミュータントなものの、カテゴリー的にはアベンジャーズと同じミューテイツ(後天的超人)だし、グレイト・レイクス・アベンジャーズとはいえ一時期正式メンバーだったし、他所だと「ボク、アベンジャーズ。ビッグ3の親友ですヨ?」と言ってるので、間違ってるけど間違っちゃいない。

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