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男の信頼 女の矜持

フィリップ「翔太郎。そろそろガンバライドの新シリーズが出るよ」
翔太郎「ああ、もうそろそろか。でもさあ、今回俺らそんなにレアリティ高くないんだよな。まあ初登場から今の今まで、LR・SRにさんざんなってきたからしょうがないか」
照井「……」
翔太郎「あーゴメンゴメン。アクセルは能力は高いけど、必殺技の演出が無かったんだよね。それでいて今回追加されると思ったら、肝心のレアリティが最下位レベルだろ? かわいそうになー、俺達なんか演出付の必殺技が5個もあるのに。少し分けてやろうか?」
照井「いらん!」

フィリップ「今回のシリーズでは電王が優遇されているみたいだね。どのフォームもレアリティが高いし、NEW電王も参戦だ」
モモタロス「俺、参上!」
フィリップ「そして仮面でライダーでもなく、むしろ怪人なのに堂々参戦している彼。実に興味深い」


 ガンバライド第9弾は本日18日より稼動です。スーパー1が欲しいぜ。
 美人ならばヒロインか? 胸がでっかきゃヒロインか? 萌えキャラならばヒロインか? 女性であればヒロインか?
 答えは否! 作中存在価値があってこそのヒロイン、存在に意味がなければ路傍の花。モブと同価値の女性キャラよ!
 亜樹子が女を見せた仮面ライダーW 26話感想。Wの女性レギュラーは、全員存在感を絶やさないので好きです。昭和平成通して仮面ライダーは、どうにも女性キャラばかりになる時期があるので。それはまるで、隠行の術でも使っているかのごとく。色々な意味で、ライダーの女性キャラは不憫だ。

 亜樹子の株価変動値は異常。普段はやかましいギャグキャラなのに、自分メインの話となるとビシッと締めてくれる。胆力がズバ抜けているというか、自己を確立しているというか。謎や悩みやコンプレックスを抱えているライダー三人(2+1)よりも、キャラクターとして一歩先の次元に到達しているんじゃないか。


 普通:説得で洗脳が解ける。
 純愛:キスで洗脳が解ける。
 熱血:レイン! お前が好きだー!
 W:カノン砲で粉みじんにされ、洗脳が解ける。
 こんなアグレッシブかつバイオレンスな洗脳の解き方見たことねえ。しかも女性相手となると、史上初じゃなかろうか。男性相手だと、どっかの三つ目の漫画がやってそうだけど。光牙ー!
 パペティアがもう少しミュージアムに近い人間だったならば。若菜にもう少し冷静さが残っていたならば。井坂ではなく冴子主導の計画だったならば、ほんの少し物事がズレていたならば。きっと来週辺り、最終回直前クライマックスになっていた。まさかまさかの3月完。あぶねー。
 とりあえず、久々にファングがお休みで安心した。いやー流石に出すぎだと飽きるし、翔太郎の価値が本気で無くなってしまうので。よかったよかった。そして久々の派生フォームの大技メタルツイスター。よかった、派生フォームも忘れられていなかったんだ。アクセル祭りとファング祭りは今週で終了か。


 人形の声を聞いて!
 物言わぬ人形が自分の意思を託せると信じた人間こそが、一度会っただけの鳴海亜樹子。そして亜樹子も最終的には人形の想いに応え、堀之内の心まで救う。亜樹子メインの話は大団円という言葉が良く似合う。
 自分の言うべきことが伝わらずイラつくのは分かるけど、それを暴力と言う手段で晴らしてしまってはアウト。既に堀之内も狂気に足を踏み入れかけていたんでしょう。本気で暴走していたら、照井の罠も見抜けなかっただろうし、まだ狂気の一歩手前の状態。人形の声を聞ける人間がいなければ、たぶんもっと悲劇的な過程と結末に……。
 それにしてもパペーティアの能力はチートレベルだったような。先週のライアーよりも上だろ、幹部の若菜でさえ操っているし。外見は人からそんなに離れてないんだけどねえ。


 来週、好き勝手に大活躍極まりない井坂さんが戦場へ。ウェザーのデザインが想像以上に洗練されていてビックリ。もっとゴテゴテしているのかと。
 ウェザーがこのシリーズのラスボスっぽいなあ。そろそろ、Wの更なる強化形態も来るんだろうか。

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