- 2009.11.10 Tuesday
- 特撮 > 仮面ライダー感想 > W(ダブル)感想
亜樹子「ハードボイルド小説が経費でおちるわけないじゃない、バカー! そんなにハードボイルドが好きなら、ハードボイルドさんちの子になっちゃいなさい!」
翔太郎「ワケわかんねーよ! これはな、必要な資料なの。ハードボイルドを極める為に、必要なの!」
亜樹子「必要必要って言って、アンタずっとハーフボイルドじゃない。タメにならないものに経費は出せませ〜ん」
翔太郎「うがー! 腹立つー!」
フィリップ「後先考えない買い物をした子供と、それを叱るお母さん。本当にハーフボイルドだねえ」
領収書を切ろうとする主人公ライダーって多分ライダー史上初だよなあ。そもそも、普通経費請求する相手が居ない。猛士なら余程あやふやでも落としてくれそうだけど。
ヒロイン大活躍!?、ホントにライダーにしては珍しい響きのあらすじ、仮面ライダーW(ダブル)第九話感想。余所で散々ネタにされているようなので、以下の感想、キーワード「メトロン星人」禁止。
相手組織に潜入し、敵幹部の大半を視認し、その上幹部の一人(一匹)に恐怖を感じさせる。亜樹子、恐ろしい娘……!
猫のミックくんも、まさか先日追いかけていた相手からこんな逆襲をされるとは、思ってもいなかったでしょう。今後、スミロドン形態でも亜樹子見たら逃げ出しそうだ。まさか複線!?
一方、唯一目撃されなかった霧彦さんは、ストーカーに自分の身の上話をしていた。霧彦さん、友達いないんだろうか。針の筵の現状、家族の誰も話を聞いてくれそうにないし。ああ、婿養子。亜樹子が今週の霧彦さんを見たら、怪しいお屋敷のメンバーをぶっちぎって、最有力容疑者にしそうだ。
いがみ合う姉妹、おびえるペット、明後日の方向に向かう婿。彼らを率いるのは恐怖の当主。琉衛兵さんスゲエ、権力を使うことなく、醸し出す恐怖で警察を黙らせるとは。まさにテラー。
来週は、警察やミック君でなくWが恐怖を感じるハメになるのだろうか。
「この俺がおやっさんを殺しちまったなんて」
翔太郎のこの発言をどう捉えればいいのか? 普通に考えれば、これは比喩。自分の未熟さでおやっさんの足を引っ張ってしまい、結果おやっさんは命を落としてしまった=自分が殺した。一番あるパターンに当てはめればこんな感じなんだろうけど、ここまでストレートだと逆になさそうな。
むしろ、あの致命傷と思える銃撃以外の何かがあり、結果翔太郎がおやっさんを殺す事となった。つまり、やむを得ない事情での殺害。でもこれ、余程の事情がないと、鳴海探偵事務所解散だよなあ。
うーむ、分からんな。来週の後編と、始まりの一夜、ビギンズナイトを見ないと推理は無理そうだ。コックローチの時も、正体が出たの後編だし。それにしても、事後やパラレル最終回ではなく、全く間逆の前日譚の映画化とは。
鳴海壮吉、おやっさんであり、お父さんでもあり、所長でもある男。翔太郎も亜樹子も、彼の背を見てここまで来た。絆の切っ掛けにもなり、いさかいの切っ掛けにもなるとは、なんという皮肉か。
亜樹子の強引過ぎるキャラってどうなんだろうか。個人的には分かりやすくていいんじゃね?ぐらいに思っているものの、どうも余所の感想を見ていると評判芳しくないようで。子供番組のハチャメチャなキャラでしょ? あんぐらいでいいんじゃね。
今回Wの出番は抑え気味だったものの、来週はテラー&ナスカ&タブーの登場+ミュージアム公開と、中々に派手そうなお話。パティシェ失踪事件の解決編もあるよ!
スイーツドーパントの正体がメイド長だったら、あの人ホントに踏んだりけったりよね。