- 2013.02.11 Monday
- 日記 > 日々雑談
ゴーストライダー2、『コミック側からの援護射撃がないこと』『ラジー賞主演男優賞ノミネート』『燃焼系ヒーロー』『遅れに遅れての日本公開』『アベンジャーズとは関係なし』 全て見終わった後に「そうか、分かったぞ…!」と納得する感じでした。(Twitterでの感想)
というわけで、ゴーストライダー2観て来ました。開始10分前どころか、映画泥棒の登場直前に駆け込むような忙しさ。我ながら、よく間に合ったな。
Twitterの感想だと一見厳し目の感想ですが、そこまで悪い映画ではないです。かと言って、素晴らしい映画かと聞かれると……他の方の感想も結構割れているんですが、これ多分、見る前にどの高さのハードルを設置したかだと思うんですよ。高めに設置した場合、思ったより良くなかったな。低めに設置した場合、言われるほど悪くないじゃん。
褒めている方も酷評の理由はなんとなく分かるし、酷評した方も好評の理由は分かる。こんな感じなんじゃないかなと。良い映画ならもっと早く日本に来ているし、悪い映画だったらゴールデンラズベリー賞主演男優賞オンリーでは済まないし。言うなれば、普通の映画。そして良い所や悪い所がぱっと見で分かる、惜しい映画だったなあと。もう少し熟成、もしくは手直しすれば、一気に化けていた可能性も。可能性が見えるんだから、やはりダメ映画じゃないな。
この映画において、ゴーストライダーはハイテンションキャラ。射程外から一気に近づいて来て、ケタケタ笑いながら鎖を振り回す。鎖に触れた相手は、一瞬でジュッ!と蒸発。贖罪の言葉が前作以上に出てくるけど、むしろ今回のライダーは狂気の怪物。おそらく、ウルヴァリンやパニッシャーと組めねえ。
能力的には今回、贖罪の眼よりもライダーであることが強調されてました。バイクだけではなく、乗った物全てがゴーストライダーの眷属となり、炎と恐怖を身体に纏う。冬木市の某ライダーさん(メガネっ娘)が負けてられないと宝具持って駆け出すレベル、それくらいに騎乗主としての面がピックアップされてました。その分、贖罪の眼が、本当に出ていたのかどうか断言できないくらいに、地味でしたが。あの動作、おそらく贖罪の眼が発動していたとは思うんだけど……。動作も効果もおとなしすぎて、ようわからん。ひょっとしたら、本当に登場も発動もしていなかったのかもしれない!w
火炎放射器や必殺地獄落としなど、良いところや派手なところもあれば、不朽の救急車やおざなりなドラマ部分と、どうにも褒められないところもある。感想や評価が、難しい作品でした。とりあえず、個々の感想もバラバラなので、興味があれば劇場でみるべし。
1と2のいいところをピックアップして膨らませた3とか見たいなあ……。
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