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仮面ライダーOOO(オーズ) 1話 感想

映司「明日履くパンツさえあればいい! それだけで、人は生きていけるんだ」

アンク「利用しやすいバカだ。欲がなさ過ぎる」

映司「パンツ一枚あればいい、生きているからラッキーだ!」

アンク「……はっぱ隊!?」


 あのストイックさと欲の無さは、もはやYATTA!のレベル。火野映司、恐るべし。ただ、敵は欲望の名を冠するグリード。極限まで持たざる人間でないと、利用されるだけか。欲望というのは広い意味の言葉。人を助けたいという心や、正義を守るといった行為も、養護や秩序の名で欲望に属する行為。無欲な映司はこれ以上ないくらいに、オーズの適任者なのかも知れない。


 今度のヒロインは怪力か! ブレイドの広瀬さんから始まり、イクサなゆりさんに天下無双ハナさんやキバーラ夏海を経由し、ついにパワー系まで制覇。でもアレだ、泉さんにはあんまり覇気がないな。ポテンシャルだけではどうにもならないのは、シシーラひよりが証明済み。ハナさんなんか、何時でも私がやってやる!くらいの殺気に溢れた人だったからね。
 読み返してみると、女子プロレスの解説みたいだ。リングネームっぽいの何人かいるぞ。


 可もなく不可もなく、奇をてらうこともない、手堅いスタートでした。少しアクションが地味だった気がするものの、世界設定や各々のキャラ付けに関しては「だいたいわかった」という感じ。
 太古の怪人が蘇り、偶然封印の力を手にした若者が立ち向かう。概略だけは、クウガと同じなのね。ただ、細部は全然違うけど。流石に五代さんはパンツ以上を必要とするよ! まあ、ユウスケならパンツ一枚でも平気だな、うん。

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