日々雑談〜４９０〜

「今日、金曜ロードショーでゴーストライダーをやっていたから、少し彼について話してみようか」

「ゴーストライダーはマーベルコミック所属のオカルトヒーロー！　一言で言うならば、炎を纏ったガイコツ。地獄の業火で敵を焼き、万能の鎖で敵を縛る。シンプルながら、強力なヒーローだ。映画に出たジョニーが初代で、現在は二代目のダンが活躍中。最も、ゴーストライダーと言う名は称号なので、此の二人の他にもゴーストライダーは歴史上複数存在する。昔のゴーストライダーは、バイクじゃなくて馬に乗ってたらしいけど」

「何より強力なのは、贖罪の眼と呼ばれる魔眼。ゴーストライダーの目に照らされた者は、自身の過去の悪行と他人に与えた苦痛をその身に受けることとなる。当然、悪人であればあるだけ苦痛は激しくなる。え？　そもそも魔眼は、二代目のダン固有の能力で、映画で初代のジョニーが使ってたのはおかしいって？　こまけえことはいいんだよ！」

「なにがヒデえって、この魔眼の発動条件は相手に魂がある事なので、魂のない悪魔や死人でない限り、誰にでも効く。神レベルのギャラクタスにも効くし、怪力重装甲のハルクやジャガーノートにも効く。善人には効かないけど、世の中後ろ暗い経歴のヒーローも多いから。悪役転向組なんかまずアウトでしょ。日本で言うなら、大首領だったディケイドやラビリンスだったキュアパッションはアウトじゃね？　ニチアサキッズのヒーロー＆ヒロインが骸骨と共演する可能性は０だが」

「比較的協力することが多いヒーローは、ウルヴァリンにパニッシャーに……。どうもスレた連中ばかりだな」

「ゴーストライダー、ハルク、ウルヴァリン、スパイダーマンでニュー・ファンタスティック・フォーを名乗ったこともあるぞ」

「……オリジナルより、強くて怖いんだが。スパイダーマンだけ浮いてるし」

「それを言っちゃあオシマイよ」