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実家帰還中

「帰ってくる度に街が変わって行くな……」
「だが、あそこだけは変わらん」
男はそう言い残し足を向ける、街の中で唯一変わらぬ古ぼけた巨大なゲームセンターへと……故郷へ帰った男が体験する悲喜劇の一大ファンタジー!(大嘘

仕事やら学校やら色々と休みなので、いま実家に長期滞在しているんですが、2〜3日経つと流石に暇になり毎日ゴロ寝している日々。そんな中での管理者とのメッセ中のこと、
管「アイドルマスターやりたいんだがいい位置に設置店がなくてな」
代「ふーん……あ、この店実家から近い」
管「それは神の導きだ。さあ、やりにいけ、カードを携えて」
そろそろイエローピーポーのお迎えが近い人間のたわごとは放っておくとしても、実際近所にゲーセンが有った事を思い出したのは事実。家にいてもしょうがないのでゲーセンに出かけることにしました。


そして古ぼけたゲーセンのドアを開けた時に一番最初に眼に入ったのは太鼓の達人。しかも安いところで100円で三曲設定、未だに200円で二曲設定の店も多々ある中でこのゲーセンは100円で四曲設定という破格な設定。ええ、太鼓の鬼をめざすかのように叩きましたよ。間違いなく、俺はスゥイングボーイでした。その熱意で高スコアをたたき出し、ネームエントリーすることに。ここで○○○と本名を打ち込みます、東京で高ランクを出した時にも本名で打ち込んでいるので俺がよく出没する池袋辺りのゲーセンを回れば本名がバレてしまうかもしれません。まあ、俺の本名ではなく管理者の本名ですが


八曲以上叩いてスッキリして帰ろうとしていたら、アイドルマスターの存在をギリギリで思い出したので筐体を探すことに。だが、全然見つからない、ポスターが貼ってあるのだから無い事は無い筈なのだが……


店を二周したところでようやく発見しました、二席しかなく店の片隅にひっそりとおいてありました。プロレスファンの俺でさえ正直微妙だなと思っている某プロレス通信ゲーム以下の露出で。わかりやすくたとえるならば型月でいうさっちんの位置です。当然マリみてなら桂さんの位置


探索途中で発見した型月で言うなら桜ポジションな脱衣麻雀を紳士的にこなしてからアイドルマスターへ。プロデューサー佐伯栄裁鬼がプロデュースするのは菊地真です。なんとなしにインスピレーションで決めました、その勢いで芸名を支倉令に変えようとしたら不吉な名前だとインスピレーションが止めました


なんやかんやでオーディションをこなすこと数回、信じられないことに連戦連勝です。一回もオーディションに落ちていません。裁鬼プロデューサーは運なら自信があるといっているので運のおかげかとも思ったのですが、この人が運命の女神に中指を立てられているのは周知の事実なのでありえません。きっと裏で石割くんがなんとかしてくれているのでしょう


明日もまた成長のためにゲーセンを訪れる予定です。きっと家に帰る頃にはアイドルは育ってなくとも、俺は立派な太鼓の鬼になっています

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