- 2006.11.26 Sunday
- 特撮
戦隊モノのお話
なんだろう、この寄せ集めの軍団。
グリーンマッスルのアニキは!? 地獄から蘇る白眉の暴竜仲代先生は!? ガオレンジャーVSスーパー戦隊の時のジャッカー電撃隊の迷惑行動隊長ビッグワン復活のようなサプライズがないのが気にかかる。あとアクの強い人が居ないのが。この謎のレッドってひょっとして来年の……
仮面ライダーのお話
俺は何も見ていない。
カブトでも某蜂ライダーが復活するという噂が流れていますが、完全調和は一先ず置いておいて、今月スゲエ漢が登場した仮面ライダーSPIRITSのお話でございます。拳銃ひとつでヘリを落としまくる漢。
敵組織バダンの手により日本各地で復活した、かつて仮面ライダーに撃退された暗黒組織たち。ショッカー、ゲルショッカー、デストロン、GOD、ゲドン、ガランダー帝国、ブラックサタン、デルザー軍団、ネオショッカー、ドグマ、ジンドグマ、ジョッカーのみなさん……
新たな仮面ライダーZXは復活した暗黒組織と戦いつづける。
北海道ではスカイライダーと協力し、道内制圧を図っていたネオショッカーを撃破。京都では、人々の生き血を吸いゲルショッカー怪人軍団量産を図っていたヒルカメレオンを二号ライダーとのダブルライダーキックで葬り、現在はライダーマンと共に突入した四国でデストロンと戦いながら『仮面ライダー』という名の意味と対峙する事となる。
その裏でも戦いを繰り広げる人々は居る。
富士演習場に現れたブラックサタンに自衛隊は全滅させられ、最大規模の暗黒組織ショッカーと独り東京で戦うライダー一号。
だが、そんな中、出雲で奇怪な事件が起こった。
出雲神殿の裏に突如姿を現したギリシャ神殿。この建物を知っている人間はこう呼ぶ。アポロン宮殿、かつてGODが本拠地とした幻の神殿。
対バダン特殊部隊『スピリッツ』のヘリが急行するが、謎の爆発を次々と起こし爆散する。昔、この神殿からは様々なギリシャの偽神達が出陣したが、今、この神殿を護るのは太陽神の幻影独り……
アポロガイスト。魔弾の射手にも例えられる彼は、自分の右腕に仕込まれた三連アポロマグナムという拳銃のみで様々な重火器で武装したスピリッツを撤退に追い込む。
スピリッツの指揮官は撤退時にこう言った。『火力が違いすぎる』と。
拳銃を重火器以上の火力に引き上げる男、それが紅の秘密警察室長アポロガイストという男。
出雲のアポロン神殿に向かう、山口県の秋芳洞で再建されたGOD最強の鉄魔人キングダーク。キングダークがそこにたどり着いた時、何が起こるのか。そして、GOD悪人軍団を振り払いながら追撃する満身創痍のXライダーにそれが止められるのか――
うん、ノリノリで今までの展開書けるほどに熱い作品。別に仮面ライダー知らなくても熱血漫画を読める人なら、これの一巻読むだけでスゲエ満足できると思うんだ。
ウルトラマンのお話
ウルトラマンメビウスの今週の話はスゲエ。これもまた熱血なお話。
冒頭で光線技が一切効かないリフレクト星人に負けるメビウス。リフレクト星人の余裕で命を助けられたメビウスを呼ぶ、謎の声。
場所は黒潮島。かつて兄弟怪獣ブラックギラス&レッドギラスの起こす台風により沈没してしまった島。その後に作られた島民慰霊碑の前で祈る托鉢僧、その指には僧侶には似合わぬ金色の獅子を模したリングが。
この僧侶の人としての名はオオトリゲン、その真の名はウルトラマンレオ。
「何のために地球へ」
「お前と戦うためだ」
「武器に頼るから隙が生じる。最後に頼るべきは……
自分自身だ」
「お前達の戦いは必ず勝たねばならぬ戦いなんだ!」
「その目は! その涙はなんだ! そのお前の涙で、この地球が救えるのか」
「ウルトラマンレオの故郷は全滅している……レオにはもう地球しかないんです」
「きっとレオは、その孤独でさえ力に変えたんだ。その覚悟があるから、他人の星を護りきれたんじゃないかな」
まだ未放映の地域もあるので詳しくは書きませんが、スゲエ熱い話だよ。特撮部分も空中戦の極地の板井サーカスとは違った、特撮の正道である殺陣の輝きが。格闘シーンがライダー並だよ。
そういやレオがすげえスパルタだったけど、あれ絶対当時レオを鍛えたセブンの影響だよな。レオ放映当時のセブンのスパルタっぷりはウォーズマン鍛えるバラクーダー並みでしたからね。マジで鞭とか振るってた。MAC隊長時代のセブンは鬼。
ちなみに映画版で出たセブンはスゲエ穏やかでした。
映画版のウルトラ戦士達は人間の姿の時、過去に自身が所属していた組織のバッチを付けていたのですが、ウルトラ警備隊とMACに所属していたセブンは二つの組織のバッチを付けて……
いなかったんですよ、コレが。付けていたのは警備隊のバッチのみ。
荒くれな過去を捨てたのか。
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