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ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム〜その7〜

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第7話!
 ハルクの脅威もそうですが、キャプテン・アメリカの技巧と戦略と覚悟に塗れた姿、スパイダーマンの飄々としつつも確かな一本線として貫かれている強さと、能力的には中位下位なキャップやスパイディの良さを話に組み込もうとしている姿勢は、かなり高評価で。話のペースも若干スピードアップ、新EDにはジャック・カービー(ハルク、キャップ、X―MEN等の創造者)の名前も!?と、いい感じに上向きですね。苦情があるとしたら、どう見ても能力が錬金術士ならぬ魔術師扱いなディアブロだけですよ。幻覚や洗脳に薬を使うから、魔術師お決まりの本人がやられたら術もおじゃんみたいな事はあんま無いのよね、錬金術士。
 先週ディアブロやったし、ワールウィンドもやったよ!というわけで、今日はレギュラーから抜粋。ガンマ線の悪しき猛者の紹介です。


アボミネーション

アボミネーション

 Abomination:憎悪、大嫌い、忌まわしいモノ
 単語の意味からして、恐ろしいまでの恨みに満ちたヴィラン。それがハルクの宿敵、アボミネーションである。ユーゴスラビア人のエミル・ブロンスキーは、潜入した空軍基地にてブルース・バナー(ハルク)と遭遇、ガンマ線放射装置でのガンマ線過剰摂取による自殺を図っていたバナーを阻止する際、自身がガンマ線を浴びてしまった結果、爬虫類の如き身体と巨体を手に入れた。
 元よりブロンスキーは貧弱坊やのバナーより肉体的には上。筋力、防御力共にハルクと互角の水準を誇り、人間に戻れない代わりに平時から人間の時のままの精神と知能を保持と、強敵に相応しいスペックを持っている。持っているのだが……実はハルク最大の特性“怒りに比例してのパワー上昇”を持っていない。なので、殴り合いを続けた場合、最初は押していたとしても、感情が昂ぶりパワーアップしたハルクの前に負ける定めである。肉体的には勝っていても、ハルクの強さの根幹にして原因、ブルース・バナーの精神構造にブロンスキーは追いつけなかった。

アボミネーションVSハルク

 そんなハルクに負け続けた結果、アボミネーションの心はポッキリと折れ、ニューヨークの下水道に引きこもることとなる。その後、珍しく人生バラ色気味だったバナーを妬み、彼の妻ベティ・バナーに毒を盛ったりしたものの……もはや好敵手と呼ぶには、アレな感じになってしまった。しかも最後は、ハルクの新たなライバルであるレッドハルクに銃殺と、なんとも悲しい終わり方になってしまった。恨みは深かったらしく、死後も怨霊として頑張ったりもしている。
 アボミネーションが死亡した直後、入れ替わるように、アボミネーションに酷似した超人が現れる。アボミネーションとの大きな違いは、色と正しき心。二代目アボミネーションならぬエー・ボム(A-Bomb)と自称した彼は、強敵レッドハルクに追い詰められるバナーの援護に回った。

レッドハルクVSエー・ボム

エー・ボムの正体はとあるマーベルにおける重要キャラの一人だが、彼についてはまた、別の機会に。
 アボミネーションは映画インクレディブル・ハルクのヴィラン、アルティメッツ2では中国人な共産圏版ハルクとして、両作品共にハルクと死闘を繰り広げている。

映画版アボミネーション

 心が挫けても、次々と与えられる新たな機会。つまりは心が折れるまでに、それだけアボミネーションは好敵手としての財産を築いてきたということ。ディスク・ウォーズでも、強敵の一人として頑張って欲しい所である。

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