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HITMAN(勝手に)応援企画〜ヒットマン、デッドプールに学ぶアウトサイダー〜

ふじい(以下F)「どこから見てもスーパーマンじゃない スペースオペラの主役になれない 危機一髪も救えない ご期待通りにあらわれなーい♪」

サイレン(以下S)「……スターダストボーイズだっけ?」

F「だからと言ってダメじゃない ダメじゃない セクションエーイト……やっぱ駄目じゃね?」

S「そこまでやったんだから、歌いきろうよ!?」

F「スターダストボーイズが心に染みるようになるのは、大人の証。HITMAN応援企画も第二回、フックに続いてのテーマは、アウトサイダーです」

S「それは、DCのヒーローチームこと、アウトサイダーズについてか?」

F「あー? あの、JLAに不満を持ったバットマンが結成したものの」


ジオ・フォース「共に戦う以上、我々もそれぞれの持つ情報を共有したほうがいいと思うんだ。正体とか!」

バットマン「嫌」


F「こんな感じのやり取りの後、居づらくなったバットマンが速攻辞めたアウトサイダーズのことか。十数年越しで、バットマンが主導権取り戻したアウトサイダーズのことは関係ない。今回のアウトサイダーは、単語が持つそのものの意味“組織や集団の外部に居る人”としてのアウトサイダーだ」

S「ヒットマン(トミー・モナガン)とデッドプール……なんか、言いたいこと、分かってきたわ」

F「奇しくも、ほぼ同じ月にに邦訳が発売される両者。実のところ、この二冊の動向は、もしかしたら今後の海外コミックスの邦訳における分岐点になるかもしれないのよ」




F「ヒットマン+セクションエイトとデッドプール、両者の共通点はアウトサイダー。つまり、非主流派。率直に言ってしまうとですね、コイツら、アベンジャーズもジャスティス・リーグも、世界を揺るがす大事件にもあんま関係ねえ所で生きているというね! アレ、ユニバースを学校に例えた場合、この人達、学校の前の飲み屋で真昼間っからダベっている酔っぱらいや、授業中校庭に侵入して勝手に遊んでいる謎のオッサン」

S「先生! ボブくんがオッサンに捕まって、野球のキャッチャーさせられてます! あと、止めに行った筈のケーブル先生が打席に立ってます!」

F「先生! GL組のカイル・ライナーくんがブエノと呟くオッサンに飲み屋に引きずり込まれて」

S「やめたげてよぉ!」

F「それはそれとして! ここで言いたいのは、彼らが主流ではないこと。今までのマーベルやDCの邦訳は、バットマンやスーパーマンやスパイダーマンのような有名ヒーローのエピソード、もしくはウォッチメンやハウス・オブ・Mやキングダム・カムのような主流で起きた大事件もしくは著名な作品や外伝や受賞作と。あと、映画化関連作なんてのもあるな。アイアンマンなんか、映画化と日本でのウケの良さが、ブーストになってるし」

S「まあ、ヒットマンとデッドプールは主流じゃないし、アベンジャーズやJLAにはお断りされたしでもないし」

F「映画化とかアニメ化も、立ち消え寸前やなにそれ美味しいの?状態だしねえ。二作とも、今までにないアウトサイダーな作品の邦訳化なのよね。そして、ファンの後押しが原動力と、制作側に公言されてもいるわけで。アウトサイドであること、ファンの後押しがあること。ヒットマンとデッドプールの売れ行きは、まず今後の試金石にはなる筈。ユニバース内にありながらの非主流、分かりやすいブースト無しの作品の邦訳は、かなり異端だぜ」

S「元々、ヒットマンにいたっては、アメコミ邦訳初参入のエンターブレインからの出版だしなあ。初参入がヒットマンって、なんか凄いな。前例がないからこその、挑戦かもしれんけど」

F「アメコミは世界観が広い。なら、どう広いか? こういう非主流とも言える世界の片隅で自分なりに生きている連中の邦訳化は、世界観の広さの証明ともなるわな。ある意味、一つの事件の幅を限界まで広げようとしている、ヴィレッジブックスのシビルウォータイインの定期購読。これも日本にアメコミの広い世界観を伝える手段としての根は、同じかもしれん」

S「ファンの力、邦訳の可能性、世界観の広がり。色々と、面白いポジションだな」

F「まー、んな堅苦しいことは言わんでもね、2作とも贔屓目抜きですげえ面白いよ。スーパーマンやスパイダーマンが戦う世界の端っこに、こんな馬鹿らしくも愉快でカッコいい連中がいる。そんな思いの馳せ方も、いいんじゃないかな」




S「でもさあ、ヒットマンもデッドプールも、全く世の中の流れに関係ないわけじゃないよな」

F「ああ。不思議な皆既日食で学校が大混乱、校庭に不良生徒がなだれ込んできた! そんな時、飲み屋の酔っぱらいや校庭で遊んでいるオッサンは、どうするのか? アウトサイダーだからこそ、出来る事もある。だいたいDCのアウトサイダーズだって、インサイドであるJLAに出来ないことをするために、出来たんだから」

S「話が戻った!」

F「星屑の俺たち 結構イイとこあるんだぜ!ってな」

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