- 2013.01.18 Friday
- 日記 > 日々雑談
スクラル大侵攻のシークレット・インベージョン邦訳の噂が流れてきたけど、俺の記憶が正しければ、シビルウォーとシークレット・インベージョンの間になにかすごくパワフルな大事件があったような……。スルー? 緑の大きいの、スルーなの?
ロストヒーローズ
去年出たキャラゲーの大本命どころか、去年出たゲームの中でも屈指の出来。3DダンジョンRPGの良作。
力を失い、悪の支配する謎の空間に集められたヒーロー達。失った力を取り戻す為、悪に抗う為、複数の世界を股にかけた弱き“ロストヒーロー”の戦いが、今始まる。
世界樹の迷宮1&2等の名作ダンジョンRPGで名を馳せたランカースが開発しただけあって、骨太のダンジョンRPG。戦闘の難易度は高めで、雑魚戦でも気を抜くとあっさり昇天。ワールド切り替わりにより敵が一新された時も、まず危険。ただ今回は、コンパチヒーローズ目当ての新規参入層を念頭に置いていたのか、豊富に用意された回復アイテム+オートマッピングと、かなりユーザビリティに気を使っています。難易度が高くても、やりやすいRPG。
躍動感と迫力あるイラストで書かれた無数の敵と味方キャラ、数の多さを利したシナリオに小ネタと、キャラクターの部分もゲーム部分に負けず秀逸です。総勢15人の味方キャラは、どれも個性ある性能のキャラばかり。物理攻撃が苦手なはずのガンダム系ながら、物理攻撃力トップのゴッドガンダム。一見地味ないぶし銀に見えて、能力値ほぼ全てがトップクラスの初代ウルトラマン。カテゴリー的には昭和でも、平成ライダー並のフォームチェンジを見せてくれるRX。イメージや所属作品でのカテゴリー分けが危険なくらいの、多彩さがあります。
難点は、ライドダンジョンですかね。世界樹におけるFOEとの追いかけっこを突き詰めた感じですが、どうにも面白くないしバランスが悪い。各世界の技術を集めて戦艦を作る。この流れは嫌いじゃないけど、最終的に巨大兵器の技術をほぼ持ってないライダーの要素、無くなるしなあ。
あとはスキル開放が、ある程度ストーリーと連動していることも見方によっては難点かも。このゲームのスキルは、スキルツリーに寄る開放制なのですが、一部キャラクターのスキルはゲームが進まないと開放できないんですよ。例えば仮面ライダーWは、終盤エクストリームメモリを手に入れるまで、序盤と中盤の境目辺りからの長い期間、ファングストライザーを主武装にするようです。ファングが弱いわけではないのですが、Wが足止めされている間に、他のヒーローはどんどんスキルを取得してしまうので。オーズのタジャドルメダルやダブルオーのオーライザー等も、似たポジションのアイテムです。この辺り、全くツリーに制限のない1号ライダーや初代マンは強いのです。まあこの二人や、他のツリー制限無しのヒーローは自軍参入が遅いので、その点バランスは取れています。ストーリー重視の結果な気もするので、一長一短と言って良いかも。ストーリーは、間違い無く面白い。
なお、3DS版には初回限定特典でFCのSDヒーロー総決戦の移植版がついてきます。これまた、秀逸な移植なので、当時プレイした世代にとって感動モノ。ファミコンならではのチラツキのオンオフ機能や、壁紙の選択機能なんてものもついてますよ。当時の雰囲気を忠実に再現。簡単そうに見えて、実はすごく難しいことです。
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