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日々雑談〜925〜

 ……なんか、日本語字幕付きでアジア版動いちゃった。何が動いたかは、このサイトのトップページを隅々まで見れば、分かるんじゃないかと。もしくは、自分のツイッターで。出来たのはいいけど、これ、どうすんだよマジ。


『敵サーヴァントと遭遇、戦闘を優位に進めるものの、謎の人物の乱入がきっかけとなり、妹が負傷し双方撤退することに。魔術師でもなく、サーヴァントでもないものの、優れた敏捷性と、長く殺傷性のある三本の爪を両手の甲から出現させる能力を所持。正体を探る前に、激怒した妹がセイバーを使い彼を八つに切り刻んでしまった。上手く使えば役に立ちそうな人材なのに、惜しいことを』

『信じられないことに、殺したはずの謎の男と、数日後夜の街で遭遇。私の知る限り、あれほどの傷を負い、生命活動を終えた人間を蘇生できる魔術師はいない。サーヴァントとて、余程由来に長けた英霊でない限り、ここまでの治癒力を持つのは到底不可能だ。小柄な男は夜陰に紛れ、姿を消してしまった。妹が必死に追ったが、結局見つけることは叶わず。この日以来、妹の精神状態が少々不安定になる。元より使えない妹が、更に使い物にならなくなった場合、どうすればいいのか。盾ぐらいにしか使えないお荷物を抱えて勝ち抜けるほど、聖杯戦争は甘く無い筈だ』

「なんですの、これは……」
 第三次聖杯戦争にマスターとして参加したエーデルフェルト姉妹、その姉。彼女の日記帳の抜けた部分、幾重もの魔術的コーティングで隠された記述には、聖杯戦争の歴史に記載されていない記述が残されていた。先祖の思わぬ記録を見たエーデルフェルト家現当主のルヴィアゼリッタは、ただ驚いて呆然としていた。
「不死身、爪、小柄。もしかして、彼は」
 そして日記の解呪を補佐し、この場に立ち会っていたDrストレンジも同じく驚いていた。彼の驚きは一つ、この日記に出てくる男に心当たりがあるからだ。
 戦時下で行われた第三次聖杯戦争。奇しくもその男は、戦時中、日本で暮らしていたとの話があった。

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