- 2011.09.06 Tuesday
- 日記 > 日々雑談
今週のゴーカイジャーは、手放しで絶賛と言いつつ、前後編にでもちょっと引き伸ばしていたらアウトだったという気も。それにもし、ゴーカイジャー自身のキャラが固まりきっていない序盤に流していたら、視聴者の混乱を招いていたんじゃないかと。タイミングと一話限りという状況の合致があったからこその、名作回。
ただ、この危険な一歩間違えれば破綻しかねない気配があったからこそ、ジェットマン回として面白かったんだと思う。危うさという言葉を着こなすような男の客演回だしねえ。
長門有希ちゃんの消失を読んでいて、そういやハウス・オブ・Mにも続編があったなーというのを思い出した。一発で捨てるには面白い世界観に対して、スピンオフ作品を作ることは良いこと。
消失もHOMも、一夜で改変された世界に立ち向かう男の話という意味では、一緒だと思う。当然、書き方ややり方は違うものの、キャラごとのポジションを抜き出してみると、結構当てはまったり。
元の世界の記憶を持っている主人公=キョン・ウルヴァリン
原因となった人物=ハルヒ・スカーレットウイッチ
本来の世界で死んだ筈の人物=朝倉・ホークアイ
原因の力を使い、世界を改変した黒幕=長門・クイックシルバー
しかし、設定や主要人物のポジションは似てるのに、メディアや国が違うだけで、全く別物の、それぞれ良作になるというのも、面白い話だ。