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Deadpool&TaskMaster〜史上最大の憂さ晴らし〜 予告編

「やあ、日本の皆さんコンニチワ。アメリカでそれなりに話題な、トークショー。ナイト・キャップWithウェイド・ウィルソンの特別出張版をこれから始めるぜ。司会は当然このオレ、みんなのアイドルにして、マブカプ3で人気沸騰中のデッドプールさんだ! 今日のゲストは、同じくマブカプ3で“せっかく出した隠しキャラが骸骨ヅラでビックリ!”と大評判! 技の狩人、タスクマスター!」
「……なんだこれ!? なんで俺は、こんなスタジオに!?」
「おいおい、落ち着けよタスキー。ところで、ワガハイと〜である口調を忘れてるぜ。でないと、皆さん混乱するだろ」
「吾輩はタスクマスターである! 本名は特に無い! うーむ、今回この口調でやるのは、どうもしっくりこんな」
「おいおい、設定無視は良くないぜ!」
「まさかお前が設定準拠を口にするとはな。この間“俺の考えたデッドプール”のイメージを押し付けてきた映画監督を、抜刀発砲で追い掛け回した男のセリフなのか?」
「そう言われちゃうと、俺ちゃんもシャッポを脱ぐしかないな。アイ・マイ・ミー・マイン、俺っち俺ちゃん僕に私にワチキ! そうだよなー、タスキーはオレと違って、前にちゃんと邦訳化されたことあるもんなー。確か、あの時は私だったよね?」
「何を言っているか良く解らんが、それでいいのである。吾輩だって人間、人間、口調が代わることは多々あるのである。なんてな」
「ワーオ! タスキー、割り切ってるー!」


「同人誌OPのやり取りを少し載せた所で、これから先は二代目親しき隣人こと、デッドプールさんが特別抜粋した本文をこっから先に載せておくぜ。初代親しき隣人から、早いうちに襲名許可を貰いたいところ」
「お前はいきなり、何を言っているんだ。あとスパイダーマンは、絶対許可を出さんと思うぞ」


「危ないところだったぜ。この本がR18指定だったら、服を切られてTO・LOVEるな展開になってたところだった。オレちゃん、デッドプールの全裸画像を載せるには、この同人誌は狭すぎる。フルカラーの全500Pで、なおかつ壁サークルじゃないと、この美しい裸体は載せられないぜ!」


「おおっ!? そのドクロ面は、真アサシン!? それともワッハマン!? いっそ仮面ライダースカル!?」
「サーヴァントでもアトランティスの勇者でもハードボイルドな私立探偵でもなんでもいい。むしろ、俺のことなんぞ、一生忘れてくれ」
「オイオイ。スネるなよ、タスキー。友達の名前とツラを忘れるわけないじゃないか。デッドプールさんの友情の厚さは、ベルリンの壁に並ぶんだぜ」
「いつか壊れるってことじゃないのか、その例え」


「え? 何々? アイツら、タスキーの教え子だったの? いやあ、親分さん、アナタは運が良い! タスキーよりも正確確実、出前迅速落書き無用な優良教官のデッドプールさんがお仕事募集中だぜ! 今頼めば、もう一人デッドプールさんが付いて来る、ダブルアップキャンペーン中!」
「増えるな、増えるな。だいたい、お前は確かに教官としての腕はいいが、教え子連中、みんな頭おかしくなって、同士討ちの挙句全滅しただろうが」


「何だそりゃ! 僕には、君のことが理解出来ないよ」
「お前は何時もそうだな。当たり前のことを伝えると、決まって同じ反応をする」


「オレ、これがイイ! この、不相応に高いのがイイ!」
「やめとけ、やめとけ。安いカップラーメンが値段以上に美味いことはあっても、高いカップラーメンが値段相応に美味かった覚えはない」
「へー。じゃあ、コッチにするぜ。この、焼いてないのにヤキソバと名乗ってる、身の程知らずなヤツに!」
「いいんじゃないか、お湯を捨てるスペースも有るし。当たり前のようだが、お湯を入れるのは、会計が終わってからだからな」


「デッドプール。5分だけ、ヤツを引きつけておいてくれ。俺に考えがある」
「5分とかマジ無理。時間切れの引き分け狙いなんて、マブカプの中だけでのお話だぜ。マブカプなら、遠距離でハンドガンや矢を撃ってるだけでイケるよね? お互い」


「マジ痛い、泣き叫びたいほど、超痛い。でも一度この痛みを経験すれば……もう、何も、恐くない」


「なにそれ! アイアンマンのスーツも真っ青! UDONさんのスーツ、マジスゲエ! パネエ!」
「だから、誰なんだ、そいつは!」


「あー、少しネタバレしすぎちゃったかな。カンの良いヤツなら、徹頭徹尾ストーリーを見抜いて、そのまま本編を書いちゃうぐらいネタバレしちゃったなー」
「事情を完全に把握しきれていない身で言うのも何だが……こんなモンからストーリーを把握できるのは、お前自身かエスパーぐらいのものだ」
「そんなタスキーみたいなオールドタイプな方には、本誌を読んでもらうしか無いね! どうよこの、宣伝までの自然な流れ」
「この流れが自然ならば、マンハッタンのビル群も大自然扱いできるな」


2011.05.01 COMIC1 の41b
新刊「Deadpool&TaskMaster〜史上最大の憂さ晴らし〜」(頒布価格200円)


「ちなみに、持ち込む既刊はまだ未定だってさ! 特撮&アメコミという場所柄、オレが出ているアメコミカタツキや特撮系の10&10やハルヒシリーズは持って行く気でいるみたいだけどね。もしそれ以外で欲しい本がある方は、リクエストしてくれれば対応できるって言ってたよ。えーと、これで宣伝終わり! ギャラはスイス銀行の口座に頼むよ」
「当然、山分けだよな?」
「事情がよく分からなくても、ギャラと聞いた途端にとりあえず金銭を要求する。流石だね、ながれいしだね、タスクマスター」
「貰えるもんは貰っておくのが、傭兵の鉄則である!」

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