- 2010.09.20 Monday
- 肉雑炊コンビの放談 > アメコミ
前に書いた簡易版はこちらです。
タスクマスター(TaskMaster)で画像を検索すると、二種類出てくる。
別人というわけではなく、同一人物。上のが1980年デビュー以来の格好、下の格好は近年リファインされた格好である。話によって、格好はコロコロ変わる。骸骨顔もタイツもあくまで衣装だからね! なお、下の衣装をデザインしたのはカプコン関連のイラストで日本でも名の知れたクリエーターチーム、UDONである。
能力は相手の体術の完全コピー。見ただけで習得、実際目にしなくても、TVやビデオを見るだけで習得可能。行き過ぎた映像記憶能力。写真をそのまま記憶するような、実在の映像記憶能力者と同じようなことも出来る。能力を利用して、様々なヒーローやヴィランの技術を完コピ。ブラックナイトの剣技にキャプテン・アメリカのシールド技能にデアデビルの棒術と、一人技のデパート状態。なお、技を覚え研究することにより、敵の弱点を見ぬくことも出来る。
この能力は生まれつきな為、学生時代はTVスターや一流スポーツ選手を真似して一躍学園のヒーローに。新体操部の生徒の動きを即座に真似して度肝を抜いたりも。同級生としては、鍛えた成果をそのまま持って行かれるのだから、たまったもんじゃない。
装備は多彩。どんな武器でも使いこなす。一応乗り物として、未来的な空飛ぶバイクを所持している。老人達にリンチにあった時、脱出用の乗り物として大活躍してくれた。リンチに関しては、後述で。
上記能力をさらに発展させたのが、育成技能。自分の持っている技術を、あますことなく他人に伝えることができる。キャプテン・アメリカが政府に離反した時、代わりのキャプテン・アメリカを作るプロジェクトに招聘されたことも。結果、キャプテン・アメリカと遜色劣らないUSエージェントというヒーローを作ることに成功した。Marvel VS STREET FIGHTERの黒いキャプテン・アメリカと言えば、思い出す人もいるのでは。
このUSエージェント、本物のキャップに比べて粗野、そして不遇。USAにちなんだ名前なのに、カナダや中国へよく飛ばされる。本人もカナダのヒーローチームに入った時は、しまらない話だとボヤいていた。現在は片手片足を失い、車椅子姿で刑務所に収容されている。どんだけだよ。
先天的な能力者だが、ミュータントの類ではなく普通の人間。だがその能力はミュータントに全く劣っていない。事実、社会的価値がミュータント>>人間な世界観であるハウス・オブ・Mの世界では、ミュータントのフリをしていた。結局最後は戦闘に敗北してバレたものの、皆タスクマスターがミュータントであることを疑っていなかった。
マーベル世界でも屈指のテクニシャンと認識されているようで、公式設定でもファンの評価でも戦闘技術だけは激高。他の能力値低すぎ!という意見もあるだろうが、あくまで生身の人間なので。戦闘技術だけで、ミュータントのふりを貫き通せたというのを評価していただければ何より。
実はデアデビルやスパイダーマンにキャプテン・アメリカのような技巧派ヒーローでさえ、戦闘技術のMAX値には到達していない。まあ、既にこの三人の技は、タスクマスターに盗まれているのだが。同じ戦闘技術MAXの女忍者エレクトラもタスクマスターに技を持って行かれてしまった。この男、限界を突破している疑いがある。
なお、某赤タイツも戦闘技術がMAXだったり。と言うより、コイツは逆に能力値が凄まじすぎる。
人間関係は意外に多彩。傭兵仲間のコンストリクターやデッドプールとは長い付き合いがあり、キャプテン・アメリカやスパイダーマンは好敵手。
一番縁が深いのは、職業秘書のサンディだろう。なにせ一時期は、プレゼントを贈り合い、骸骨マスクの秘密も明かすという、恋人同士としか言いようのない関係だった。今は少し距離を置いているが、二人の縁は深い。
サンディに紹介され、エージェントXが社長を務めるAgencyXに入り浸っていたこともある。かつてはデッドプールやボブもよく入り浸っていた、中々にカオスな会社である。まあ、エージェントXすなわちデッドプールの模造品みたいな物なので、しょうがない。
以下、オリジンと最近のエピソードについて。最初の頃のエピソードは資料がない為、多少はしょり気味。
「メジャーリーグでもNFLでも行けるが、どうもピンとこない。いっそヒーローにでもなるかなー。あ、でも、ヴィランの方が儲けが良さそうだな。じゃあヴィランになるか」
高校卒業時、タスクマスターに降りた天啓。その日からハイスクールのヒーローは、リアルなヒーローを記録した映像を見ることに没頭する。ヒーローの技をマスターしたタスクマスターは、コスチュームと骸骨のマスクを用意してデビュー。まず最初は窃盗や強盗のような小さな犯罪から始め、だんだんと暗殺やテロのような大きな犯罪に加担するようになっていった。
傭兵稼業も始め、悪役稼業も起動に乗ったものの、当然そうなるとヒーローともぶつかることになる。何度も戦い、何度も収監され。ある日、タスクマスターは再び天啓を得る。
「よく考えて見れば、ヒーローと戦うのは危険な仕事だな。儲けた金を元手に、もっと安全な仕事を探してみるか。そうだ! コーチ業なんかどうだろうか」
まず初めに、収監されていた他の囚人にヒーローの動きをコーチング。予想以上に上手く行ったので、コーチ稼業を本格的に開始した。本人の腕前と教育能力は高く評価され、様々な組織や集団に招聘されることとなった。時には国家的なプロジェクトにも関わることに。
この高い各組織における評価のせいで、後々とんでもないこととなるのだが。
トニー「ヒーローの力は危険だ! これからは登録制にしよう。みんな、国に仕える公務員になるんだ! 正体もバラすようにしよう!」
キャップ「言いたいことは分からないでもないが、やりすぎだ。私を含めた登録反対派のヒーローは君たちに協力はできない! 離反させてもらう!」
こんな感じで始まったヒーローの内ゲバことシビルウォー。トニーことアイアンマン率いる賛成派と、キャプテン・アメリカ率いる登録反対派の戦い。戦いが膠着状態となった時、トニーがあるアイディアを思いつく。
トニー「人手が足りなすぎる……。そうだ! 刑務所に習慣されているヴィランに恩赦というエサを与えて、反対派との戦いに参加させよう!」
完全に目的を忘れて手段を見失った社長の指示で、刑務所に収監されていたヴィランが条件付きで開放される。その中には、タスクマスターの姿もあった。タスクマスターは逃亡することもなく、賛成派と反対派の最終決戦にも参加。しかし最終決戦の途中で姿を隠す。
その後、キャプテン・アメリカの投降によりシビルウォー終結。再び登場したタスクマスターはキャップの暗殺を目論む。依頼主はレッドスカルで、同じ任務を請け負っていたのは悪役クロスボーン。依頼主のレッドスカルは骸骨のそのものの顔で、依頼を受けたクロスボーンもタスクマスターも骸骨のマスクを装備と、奇しくもガイコツ祭りとなってしまった。
結果的に暗殺は成功し、キャップ死亡。タスクマスターは実行犯の一人として逮捕される。
その頃、「最近刺激的な相手が足りないと思わないか? そうだな、タスキーなんてどうだろう! オレとアイツを戦わせろよ! で、アイツ何処に居るの?」とマーベル編集部で叫んでいる赤タイツがいた。
タスクマスターが乗った護送車をデッドプールが襲撃。タスクマスターは開放されるものの、そのままデッドプールと戦闘状態に。
デッドプール「各国の実力者を拉致ってきたぜ! コイツらにオレの凄さを見せつけるには……。そうだ、タスキーとの戦いを生中継しよう! 実力者として有名なタスキーを倒す様を見せつければ、オレも有名になって依頼がガッポガッポって寸法よ」
その剣技覚えたぞとカッコをつけてみたら「次はコイツを覚えてみろよ!」といきなりの右ストレートでKOされたり、いつの間にか両手両足に手錠をつけていたデッドプールを追いかけるハメになったり。そんなこんなでからかいつくされた挙句、ケツに眠り薬付きの吹き矢を撃たれ、タスクマスター敗北。
デッドプールは各国の実力者に賞賛され名刺も貰えウハウハ。約一名の犠牲により、デッドプールメジャー化作戦は成功した。ただ、タスクマスターには、どうもデッドプールの思惑を理解していたフシもあり、眠りから覚めた後も、あまり怒っていなかった。フシも何もなければ普通キレる。
逐電の後、再び政府に雇われ、公式ヒーロー育成プロジェクトのイニシアチブ・プロジェクトに教官として参加。数々のヒーローを育て上げ、不出来な生徒の為に奔走するなど、教官としての腕前を高く評価される。
一方、宇宙列強種族スクラル人の地球侵略作戦「シークレット・インベージョン」の際に、ヒーローや悪役の垣根を越え結成された地球人連合に参加。NYでの総力戦にも参戦。
戦争の結果、スクラルは撤退し、今までさんざんやらかした責任によりトニーが更迭、スクラルの女王を討ち取るという功績を上げたノーマン・オズボーン(グリーンゴブリン)がヒーロー管理プログラムや国防組織SHIELDを統括する立場になってしまう。
悪役がヒーローのTOPに立つという非常事態。オズボーンはSHIELDの解体や偽ヒーローを集めたダークアベンジャーズの結成にヴィランのトップを集めた会議“カバル”の開催と、ヴィランの為の政策を次々打ち立てる。イニシアチブ・プロジェクトにも手が入るものの、元々ヴィランなタスクマスターは普通に残留し、教官役を続ける。
その頃、「オズボーンのヤツが女王を倒せたのは、オレがスクラルに潜入して掴んだ情報を横取りしたからだ! しかもアイツ、それがバレないようにと、オレに刺客を送ってきやがった! むしろオレに感謝して金を払うべきだろーが! こうなったら、直接取り立てに行ってやる!」と激怒している赤タイツがいた。
デッドプールはオズボーンの物となったアベンジャーズタワーに乱入するものの、当然オズボーンが金を払うわけがない。逆に精鋭チームサンダーボルツを派遣し、デッドプールを殺しにかかる。デッドプールはオズボーンに「ぎゃふん」と言わせる為に、タスクマスターを呼び出した。
「俺は帰るぞ。いくらなんでも、バレたらマズいだろーが! バレたらめんどくさいことになるだろ」
「そう言われると思って、俺のタイツをもう一着用意しておいた。コレを着れば、バレないだろ。ついでに攪乱作戦としゃれ込もうぜ」
「ちゃんとそのタイツ、洗ったんだろうな?」
と言う訳で、悪夢のダブルデッドプール作戦開始。
「デッドプール。お前さあ、サンダーボルツのブラックウィドウが気になってるんだろ? 戦いの前に、一度会って告白でもしたらどうだ」
「ナイスアイディーア!」
余計なことをいって事態をかき回しながらも、自身はデッドプールに変装。技に口調や狂気まで真似、サンダーボルツやオズボーンを最後まで騙し切る。本物のデッドプールと揃い踏みしたことで、偽物なのはバレたものの、正体は最後まで隠し通した。
ダブルデッドプールにより、サンダーボルツ敗走。チーム再編を余儀なくされる事態に。本物のデッドプールは首を切られ殺害されたものの、即座に蘇生。
「俺はタスクマスターだぞ。世界的に有名なタスクマスター。そんな男に対しての支払いが、ATMって……」
「こまけぇことはいいんだよ! おおっ!? あの小鬼、中々貯めこんでやがるぜ!」
デッドプールはオズボーンのキャッシュカードを盗んでいた。口座の金を根こそぎ引き出し、山分けする二人。デッドプールは再びオズボーンをからかいに出かけ、タスクマスターは教官の仕事に戻った。……最高責任者の財布を盗んでおいて、しれっと仕事に戻るのはスゲえ。
この世に悪の栄えた試しなし。オズボーンの権力は徐々に揺らぎ始め、せっかく一流の悪役を集めて開いたカバルも、裏切りや離反でメンバーが減り、開店休業状態に。新メンバーの必要性を感じたオズボーンは、一人の男を選出する。ちょっと気まずさを感じながらも、男は幹部入りを承諾した。
オズボーン「紹介しよう。カバルの新メンバーのタスクマスターだ」
タスクマスター「どうも」
誰からも異論は出なかったので、タスクマスターが一流であることに問題はないようだ。肩を抱いて招いたり、高く手腕を評価している所から見て、どうやらオズボーンはタスクマスターがデッドプールに変装していたことにも気づいていないらしい。
「この間、デッドプールに散々にやられてな」
「ほほう」
「しかもあの男、何故か二人に増えていた。協力者の正体は目下捜索中だ」
「それはそれは」
「おまけに、口座の金を根こそぎ持って行かれた。隠し口座が無かったら、明日の食事にも困るところだったよ。ハハハ」
「……なんだ、まだあったのか」
「何か言ったか?」
「いいえ。何も」
スルースキルも一流なタスクマスター。カバルに参加したはいいものの、オズボーンとDrドゥームが決裂。暴れだしたドゥームの一番近くにいたせいで、タスクマスター重傷。集中治療室行きへ。
「あのオズボーンさん。スイマセン、自分やっていけそうも無いんで辞めさせて下さい」
「おおっと、ついうっかり持って来たナイフで、酸素ボンベを切っちゃったよー」
「ちょ! 俺のボンベ!?」
「ところで、このライター。酸素まみれのこの部屋で、火をつけたらどうなるだろうね? 私は逃げられるだろうが、ベッドから動けない君は……」
「スミマセン。一時の気の迷いでした。今後も使ってください」
オズボーンに辞意を伝えるものの、逃げられる状況ではなかった。
「近いうちにアスガルドに侵攻するから、早く怪我を直しておくように」
立ち去るオズボーンの言葉を聞き、固まるタスクマスター。いつの間にか、神々との戦いに参加する流れになってしまった。
オズボーンは起死回生を狙い、神の国アスガルドへの侵攻を開始する。なんとか復調したタスクマスターも参戦。色々戦略を進言するものの、余裕のないオズボーンに握りつぶされ、徐々にイラッ☆とくる。それでも、多人数でかかったとはいえ、アスガルド防衛に来たソーを撃破。一応は神な雑魚兵士を瞬殺とそれなりに仕事をこなす。
最初はロクに防衛戦力のなかったアスガルドだが、各地に潜伏していたヒーロー達が続々と集結し始める。戦いはオズボーン軍の圧倒から五分五分の戦況へ。オズボーンに権力を与えていたホワイトハウスも、彼から権力と実権を剥奪。オズボーンは最高権力者から一転、犯罪者となる。
そして、復活を遂げた初代キャプテン・アメリカことスティーブが率いるアベンジャーズが到着したその時、タスクマスターが遂に動いた。
「聞こえるか!? オズボーン! タスクマスターだ!」
「どうした!?」
「無断なのは気に食わないから言っておく、抜けさせてもらうぞ!」
「おいっ!?」
だが、すぐには逃げられない。初代スティーブと二代目バッキー、二人のキャプテン・アメリカと一人で戦いながら機を伺うタスクマスター。やがて、機は訪れた。タスクマスターは、失恋し傷心のコンストリクターと共に、小型グライダーで脱出を図る。
「悪いな、コンストリクター。逃げる前に寄りたい所があるんだ」
一方その頃、オズボーンは危機を迎えていた。頼みのアイアンスーツ(アイアンマンからパクった代物)も機能停止に追い込まれ、戦況も芳しくない。複数のヒーローに叩きのめされる半死半生オズボーンの視界に現れたのは、タスクマスター。
「おい、バカのオズボーン! 言ってなかったけど、あん時デッドプールに化けてたのは俺だ! 当然、ATMから金を頂戴したのも俺! 言いたいことはそれだけだ! じゃあな、あとは頑張れよ!」
言いたいことを言って、タスクマスター離脱。余程病室での脅迫やアスガルドでの扱いが、腹に据えかねていたらしい。
その後、オズボーン軍敗北。オズボーンもダークアベンジャーズもその一味も、ほぼ全員逮捕される。追及の手は厳しく、逃亡は難しかった。
そんな中、早急に離脱したタスクマスターとコンストリクターは逃亡に成功。司法の手が届かない遠方の地、日本へと逃亡する。
現在、日本は諸事情でヒーローの手が足りず、順風満帆かと思われたのだが……。
日本にいるタスクマスターに突如かけられた賞金、額は10億ドル。桁を読み間違えたり、円とドルを間違えたとかではなく、マジでタスクマスターの首に10億ドルの賞金がかけられる。
賞金をかけたのは、かつてタスクマスターを雇ってきた9つの組織。彼らがそれぞれ金を出し、賞金はとんでもない額になってしまった。賞金をかけた理由はどの組織も同じ、タスクマスターは組織の内部事情を知りすぎているということだった。
見ただけで相手の技と弱点を見抜けるということは、雇った組織側の幹部や首領の弱点も見抜かれているということ。兵士の育成を任せるということは、兵士全ての能力や持ち得る技能を把握しているということ。重大な任務を任されるということは、任務に付随する重大な秘密を知っているということ。極めつけは、立場がフリーな傭兵の為、いつ敵対する組織に雇われてもおかしくないということ。
こうして、タスクマスターは様々な組織に追われる身となった。
何時もだったら仲間を頼るのだが、デッドプールやエージェントXは10億ドルと聞いた瞬間、多分本気で殺しにかかってくる。多分タスクマスターも逆の立場なら、本気で彼らを殺しにかかるのでなんとも言えない。同道しているコンストリクターも、ヤバイっちゃあヤバイが、失恋の痛手で元気が無いので大丈夫。銭ゲバと呼ばれる男ではあるが、意外にメンタル面は純情だった。
現在、八方塞がりのタスクマスターはスティーブに接触を図っているらしい。確かにスティーブは金銭欲が無い上に公明正大な人間だけど、数年前暗殺しようとした相手に保護を求めるとかありえねえ……。
結論:Marvelで傭兵を職業とする人間は、基本ぶっ飛んだ性格をしている。でも赤タイツは別格。
おまけ 時間軸が分からない事件を諸々。
パワーパック編
少年ヒーローチームパワーパックとキャプテン・アメリカのクロスオーバー作品にヴィランとして登場。キャップを圧倒し、初対面のパワーパックの技を即座に真似て、多人数のハンデを感じさせない戦いぶりを見せる。
だがしかし、戦闘中に退役軍人専用の老人ホームへ落下。ワシらの英雄のキャップになにしてやがるんだと元軍人のお爺ちゃん達が激怒。タコ殴りにされ、這々の体で退散することとなった。
でもまあ、依頼された任務を果たした上での撤退なので、一応タスクマスターの勝ちということでいい筈。たぶん。
ハウス・オブ・M編
差別対象であるミュータントが優越種となり、逆に人間が差別される世界であるハウス・オブ・Mの世界。ならばミュータントのふりをした方がトクだと、タスクマスターはミュータントを自称することに。人の為に戦う超人、ルーク・ケイジを逮捕する為に暗躍。一騎打ちへと持ち込むものの、ルーク・ケイジの怪力と耐久力に全ての技能を突破され敗北。集中治療室送りにされたあげく、自身がミュータントでないこともバレてしまった。
追記(2010/12)
最近のタスクマスター個人誌で、タスクマスターの素顔が公開されました。イケメンというより、歳相応のダンディな面持ちです。
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