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ヘイヘさんとギャレンくん〜その5〜

「とんでもない問題点が発覚しました」
ヘイヘさん
得意武器:ヘビィボウガン
ガチでやるときはヘビィボウガンで、それ以外は別の武器と最近住み分けが出来てきたG級ハンター。ヘビィボウガン持たせれば、闘技場で金レウス&銀レイアを一人で駆逐して帰ってくる。現在、別口で鍛えているハンターが居るという噂。弟子には己が不得意とするハンマーや大剣を学ばせているらしい。

「とんでもないって、また物騒な」
ギャレンくん
得意武器:ガンランス
ガンランス一本でここまで来た稀有なG級ハンター。最近は太刀やガンナーにも挑戦しているが発展途上。ハンターの到達点でもある、崩竜も既に倒しているのだが……

「そう、実に物騒な話だ。正直、私の過失でもある」
「はっはっは、ヘイヘさん。しっかりしてくださいよ」
「しっかりするのは、おまえだー! このばかー!」
「うわ、今回馬鹿呼ばれるの早ッ!」

「オホン……この間、別の人を交えて狩りに行ったな」
「ああ。前にも話した、一週間でアカムまで到達した某ハンターさんね」
「その時、相手にも言われたし、私もそれに納得したので言うが。ギャレン、オマエはなんというか、弱すぎる。具体的に言うなら、私たちがフェニックスとソルジャーだとしたら、オマエはビックボディ。私たちが烈海王と郭海皇だとしたら、オマエはサムワン海王だ。とにかく、G級ハンターとして脆弱過ぎる……」
「いや、その、ここまで来て今更言われるのも困るのですが。できれば、もっと早く」
「正直こんなもんかと低く見ていたからな。だが、他のハンターと比べると、どうしても動きの悪さが目立ってしまってな。あえてココで言わせてもらった」
「いやーでも俺も、だいたいのモンスターは一人で倒せるんですよ? ガンランスがあれば」
「ここまで単独の武器を使って来たハンターなら、全てのモンスターを倒せて当たり前だ。二頭同時や連続狩猟はまけるとしても、単機のモンスターのソロ狩猟は必須だな」
「……しんどくないですか? ソレ」
「地獄兄弟やウカムといった壁にぶつかる事で、ハンターは己の技量を高めていく。しかし、オマエの場合はその壁を乗り越えるのを私が過度に手伝ってしまった。おかげで、壁にぶつかり己の力で乗り越えた他のハンターに比べて、ギャレンというハンターは自ずと劣る事となった。これは、私の失態でもある。だから謝ろう、ゴメンなさい」
「い、いやぁ、謝られてもなぁ。どうすりゃいいんだ、むしろ」
「やるべき事は二つある。一つはもう一度ガンランスを鍛えなおす事。ガードの固い重い武器と言われてはいるが、上手いハンターが使えばガードは最低限の物となる。ステップでヒラリとかわし、砲撃でチマチマと相手を痛めつける。コレが、真のガンランサー、略してガンサーだ」
「確かに攻撃を全てかわすのであれば、スキル選択にも自由がでてくる」
「やがてガード強化もガード性能+も要らなくなる。己の技量のみで、何処でも生き抜けるようになる。そして、第二案だが、こちらは簡単。武器の幅を今より広げろ。特にどれでもいいから遠距離武器を一つは使えるようにしておけ。近距離と遠距離、どちらもこなすのはハンターの常識的なたしなみだ」
「そういやヘイヘさんも偶に太刀を使っているような……」
「一応、ソロでG級モンスターを狩れるぐらいの腕はある。ただし、ヘビィ程に良くは動けないけどな」
「なるほど……なら、俺もガンナーを始めてみるかな。ライトボウガンなら、使いやすいって言うし」
「良い事だ。ヘビィに火力で劣ると言われているが、使いやすさでライトはヘビィの遥か先に居るからな」
「ヘイヘさんに質問だ。まず始めるとして、どうやれば効率的に鍛えられるんだ? 俺は珍しく燃えているぜ!」
「そうだな。一番安い武器を持って、裸でイャンクックと戦うと良いとか一般的には言われているが」
「よし、わかった!」
「まず非効率的なんで止めた方が良いなって、ありゃ居ない? まさか人の話の途中で行ってしまったのかな……?」


「どうやら人の話を最後まで聞かないで、ギャレンはクック先生との戦いに出かけてしまったらしい。確かに裸で戦うのも緊張感があっていいのだが、個人的には防具だけは揃えておくのをオススメする。必死の緊張感よりも、防具で生存率を上げて長く動いた方が色々と覚えられるからだ。なお武器は安いので十分だ。あまり高級品を使うと瞬殺してしまうからな、安い武器でチマチマと戦うのが腕を上げる最良の方法だ。あと、人の話は最後まで聞かないと、狩場のギャレンみたいな目にあうからな」


「うお、今まで雑魚だ雑魚だと罵ってきたクック先生が超強えぇ。だが、このライトボウガンでそのでっけえ耳を破壊してやるぜ! あ、弾忘れてる……ウギャー!」


「ちなみにボウガンの練習用の生き物としては、小柄で動きが素早いドドブランゴがオススメだ。まあ、下位でもイャンガルルガを一人でなおかつノーダメージで倒せるようなら、G級でも通じるだろう。それほどにヤツは凶暴で動きが早いからな。ガンナーの基本は冷静な判断力と正しい知識の習得、それじゃあ、またな」


(ギャレンは現在キャンプに搬送中のため、コメントできません)

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