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この話はフィクションです。フィクションだってばよ

クラー軒さんのところにSS贈ってみたよ」
「ふーん。珍しいな。で、どんなSSよ」
「ゾフィー兄さんとギャレンと裁鬼さんとキャンサーが仲良く出てくるSS」
「それなんて嫌がらせ!?」
「俺も、正直怒られるか笑われるかだと思ってた」
「『笑える』じゃなくて『笑われる』がミソだな。人に贈るもんでそんなギリギリ路線のモン選んでどーするよ」


「最近のライトノベルを知る為に、本屋に行って来ました」
「なるほど。オリジナルSSを書くならば、流行の研究は必要だな」
「俺の中でのライトノベルはスレイヤーズとオーフェンで止まってるからね。あとあかほり」
「何年前やねん、ユーの頭の中は。そんな人間がラノベ気味のオリジナル書こうとしてたんか」
「ああ。だからいい加減、俺も今の流行を学ぼうかと」
「……」
「流行って言葉だけじゃないな。やはり、多種多様な作家さんの手法を学ぶべきだと思うんだよ」
「……」
「それに、他の作家さんのアイディアは刺激になるしな。盗作とかインスパイアじゃなくてだ。わかっかなー」
「前置きはいいから、何を買ってきたかいいなさい」
「いやー気がついたら廉価版の変態仮面買ってた」
「おまえこれ以上ニッチな方向行ってどーすんだ!」

「変態仮面だけじゃないぜ。氷室の天地買ってきた」
「ふーん。まあ、妥当だな」
「この人の作品は、見ておかないと恐くてな……」
「恐い?」
「高確率でネタがかぶるんだ、俺と」
「おそれおおいな!?」
「だってさー『アイドルマスターのプロデューサーをバラクーダーにしてみっかーへへ』と思ってたら、普通にこの人が面白おかしく書いてるんだぜ!? ピタゴラスの定理は、6をひっくり返せば9になるなんだぜ!? 友情パワーは氷室に奪われたんだぜ!? なんで商業誌初連載のカラーページにジェロニモ居るんだよ!?」
「……確かに、実力は天と地の差があるが、視点はお前さんと似ているな」
「実力が天なんだから、気ぃつけとかないと地の俺がうっかりしちゃうじゃん! 正直、チェック云々抜きで面白かったけど」
「しかし英霊の扱いでサムライと被る可能性があるな。今後の展開によっては」
「あーそりゃ心配要らない。これ型月公認の4コマだが、サーヴァント一切出てないから。半分くらい東京名所めぐり?」
「……それ、本当にFate本か?」
「あとシエル先輩がカレー食ってた」
「シエル>>>サーヴァントのFate本!?」


「東方SSってそういやどうなんだ」
「いや先日クーリエさんのところに投稿したんだけどね」
「ほう、それで?」
「俺が投稿してから向こうでトラブルがあったらしくて、1両日見れなかったのよ。んで、新作が溜まってた分ガーッと来て、俺のSS後ろに流されちゃって。実際多分目にした人があんまり」
「すげータイミング悪いな、また」
「今も一本投稿してるよ(一月二十三日現在)前編だけど」
「あ、ホントだ。……そのうち感想とか来るよ」
「いやー新人でもあるし、前編だししゃあないけどね。うーむ、東方は水に合わないのかなあ、で終わってしまったらそこまでなので、なにかしら考えるが。いよいよチンポ様の出番か」
「やめれ」


この話はフィクションです。実際の人物との関わりはありません。
……50%くらいは(ボソッ

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