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つける薬がない三国志

最近、三国志関係の創作モノが増えてるのでちくっとやってみようかと。性別変換とかキャラ暴走とかなんでもありで。


完成→自分で読み直してみる→中国の方に向かって土下座


いやー久々にスッキリするぐらいひでえなコレ。ちなみにお話は三国志で老将軍&反骨の人登場の長沙戦です。下記ネタには老将軍出てませんが(酷)

「あの老将軍と互角とは流石噂に名高き関羽将軍。互角、つまり関羽は黄忠殿の相手で精一杯! 韓玄殿、私に兵をお預けください。黄忠殿が関羽を引き付けている間に背後を付いて見せます!」
「確かにそれはアリとは思うが……」
「ならばお早めに決断を。急襲は神速であればあるほど意味を成します」
「魏延、なんで街の美少年に片っ端から手ぇだして謹慎食らっているお主がここにいる?」
「はっはっは、嫌ですね韓玄殿。長沙の一大事、監視の兵を殴り倒して参上しましたよー」
「くそ、なんで女だてらに蛮勇なんだ……そもそも少年愛という悪癖が無ければ普通に一軍を任せて良いものを」
「まあ、人間何か一つは悪癖があるもの。私の場合両者合意にまで持ち込まないと手え出さない分マシですよ?」
「とりあえずオマエ帰れ」


「長沙の民よ! いいのか!? このまま韓玄の民であることを享受していて!! あの男は私利私欲に走り己の事しか考えていない。だいたい自分だって街から娘強奪してハーレム作ってるのに私がちょっと強引に可愛い男の子に手ぇだしただけでグダグダと」
「魏延殿、めっちゃ余計な事喋ってますよ!?」


「ところで孔明よ。魏延とかいうヤツのおかげで長沙はこっちのモンになったな。中々有能なヤツらしいし、俺のダチになってもらうか」
「人物を見るまでなんともいえません。あと劉備殿、そろそろそのヤクザ気質をどうにかしましょうよ。初対面の人がみんな仰天してるんですから」
「ああん? 義侠の者としてこれだけは捨てられねえなあ、どんなに偉くなっても俺はこれでいくぜ」
「幼児ハァハァ……」
「ひぃ!?」
「お。どした姉ちゃん? 興奮してるみてえだけどよ」
「あ、どうも失礼しました劉備殿。私が魏延です。挨拶もそこそこで申し訳ありませんが、脇にはべらしている素敵なロリっ子は?」
「ああ。コイツは俺の知恵袋、諸葛亮孔明よ。こんなナリだけどよ、スゲエ頭いいんだぜ」
「劉備殿ー!! この人反骨の相ですよ、すぐ首打ちましょうよー!」
「そんなんどうでもいいから、とりあえずお姉ちゃんとお風呂入ろうかー。大丈夫、痛いのは最初だけだから」
「え、え、え? ちょ、ま、まってくださいってえー!?」
ズルズルズル……
「おーい魏延ちゃん? あんにゃろ孔明つれてっちまった。なかなかいい趣味してんなあ。よし、採用」


おまけ
「呼びましたか、孔明殿ー!!」
「はい、よびましたよ。で、なんでそんなに興奮しているんですか?」
「呼び出しと聞き、逸る心を抑えきれず全速力で走ってきました!!」
「名前に馬が含まれているんですから、普通に馬を走らせましょうよ馬超さん……で今回の本題なんですが、北方の異民族がどうやらこちらに攻めて来るみたいなんで彼らに詳しい馬超さんに調停を頼もうかと。避けられる戦いは避けるべきですからね」
「了解です孔明殿! ではさっそく行ってまいります!!」
「おねがいしますね」
「一旦、ちょっと待て」
「おお! 劉備殿!! 何用ですか!?」
「いま孔明から頼まれた事、もう一度言ってみてくれ」
「えーと、分不相応にこちらに攻め込んできた異民族を三代に渡って皆殺しにしてこいと」
「全然伝わってないですか!?」


登場人物

劉備……義侠の漢。ヤクザがそのまま将軍になったような爆風気質、細かい事は気にしないおおらかさから多種多様な人々に頼られる。おおらかすぎて蜀軍エライことに。

孔明……おとこのこだかおんなのこだかわからないロリ軍師。あんまりに幼すぎる外見から、人材フェチの曹操の目にも留まらなかった。基本的に常識人なため、はっちゃけた人の多い蜀の人材管理に苦労している。特に魏延には本能的に恐怖を抱いており、己の貞操を守るために火計に巻き込もうとしたり危険な布陣の先鋒に置いたりしているが、持ち前の武勇で困難をあっさり乗り越え彼女が帰ってきてしまうため毎日ガクブルしている。

魏延……あえてTS化の女性武将。容姿端麗な上に武勇と忠誠共に高い良将、でもショタ。日々おさない外見を持つ孔明先生を狙っている。ある意味主役格な人、この人とロリ孔明をおもいついたから話は始まったというホントすんません的なキャラ。

馬超……熱血系キャラおぅやかたぁさまぁ!の人とか言わない。人の話を聞かない事にかけては天下一品。オマケに過激思想に走りやすい、歩く発火装置。飼ってるだけで飼い主の余計な争いが50%増しになります。ところで男と女どっちの扱いがいいんだろうか? 今回のネタでは一応どっちにもとれるような話し方にしてありますが。

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